室蘭民報 【2015年1月21日(水)朝刊】
アイヌ文化に関する書籍約200冊をそろえた「イランカラプテ文庫」がこのほど白老町役場1階に開設された。貸し出しにも応じており、アイヌ施策推進グループは利用を呼び掛けている。
役場が購入、寄贈を受けた書籍を広く見てもらうのと、町民課近くの空きスペースの有効活用を目的に開設。キャンペーン展開しているアイヌ語のあいさつ「イランカラプテ(こんにちわ)」を文庫名とした。貸出期間は1カ月無料。貸し出し業務は役場2階の同グループが対応する。
「アイヌ語地名ハンドブック」「聞き書アイヌの食事」「アイヌと虫の生活誌」「アイヌ社会と外来宗教」「アイヌ研究の現在と未来」などさまざま。民話をストーリーにした絵本もあり、大人から子どもまで楽しめそうだ。
同グループは「家庭に眠っているアイヌ関連書籍がございましたらお譲り願います」と話しており、町民の協力を得て同文庫の充実を図っていく考えだ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/21/20150121m_08.html
アイヌ文化に関する書籍約200冊をそろえた「イランカラプテ文庫」がこのほど白老町役場1階に開設された。貸し出しにも応じており、アイヌ施策推進グループは利用を呼び掛けている。
役場が購入、寄贈を受けた書籍を広く見てもらうのと、町民課近くの空きスペースの有効活用を目的に開設。キャンペーン展開しているアイヌ語のあいさつ「イランカラプテ(こんにちわ)」を文庫名とした。貸出期間は1カ月無料。貸し出し業務は役場2階の同グループが対応する。
「アイヌ語地名ハンドブック」「聞き書アイヌの食事」「アイヌと虫の生活誌」「アイヌ社会と外来宗教」「アイヌ研究の現在と未来」などさまざま。民話をストーリーにした絵本もあり、大人から子どもまで楽しめそうだ。
同グループは「家庭に眠っているアイヌ関連書籍がございましたらお譲り願います」と話しており、町民の協力を得て同文庫の充実を図っていく考えだ。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/21/20150121m_08.html