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ぱしふぃっくびいなす、浦河に初寄港 「食や景色、最高」 歓迎イベント、町民も見学会

2019-05-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/11 05:00
 【浦河】日本クルーズ客船(大阪)の大型客船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が10日、浦河港に初寄港した。約360人の乗客は観光地を巡るバスツアーを楽しんだほか、町民向けの船内見学会も開かれ、14年ぶりとなる大型客船の来訪に港は活気に包まれた。
 全長183メートルのぱしふぃっくびいなすは午前8時に入港。浦河では2005年の「飛鳥」以来のクルーズ船を一目見ようと、港には多くの見物客が訪れた。
 着岸後、船内では歓迎セレモニーが開かれ、池田拓町長が「浦河、日高は全国的に知られていない魅力が多い。ぜひ堪能してほしい」とあいさつした。
 下船した乗客は、町内の日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場やえりも町の襟裳岬などを巡るバスツアーに参加。兵庫県尼崎市の野口美知子さん(70)は「広々とした牧場が印象的で、子馬がとってもかわいかった」と笑顔を見せた。
 岸壁では旬の春ウニとアスパラガス各200食が無料で振る舞われたほか、ポニーとのふれ合いやアイヌ民族伝統衣装の試着、地元産イチゴの販売なども人気を集めた。滋賀県東近江市の小椋祥行(よしゆき)さん(76)は「浦河という地名は知らなかったけど、食べ物も景色も最高」と声を弾ませた。
 船内見学会には抽選で選ばれた町民80人が参加。ダンスホールやジャグジープールなど“洋上のホテル”と称される豪華な設備に感嘆の声を上げた。町内の主婦東川結子さん(37)は長女の百結(もゆ)ちゃん(4)と参加し、「いつかこれに乗って旅行してみたくなった」と話していた。
 船は日本一周のクルーズ中で午後3時、次の目的地の山形県酒田港へ向け出港した。(中橋邦仁)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/303927
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