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菅官房長官、北海道・白老町のアイヌ慰霊施設を視察「PR取り組む」

2019-06-30 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2019年6月29日 19:06

アイヌ慰霊施設「PR取り組む」菅官房長官が視察 北海道・白老
慰霊のモニュメント前で説明を受ける菅義偉官房長官(手前右から2人目)=北海道白老町で6月29日午後4時ごろ、高橋克哉撮影
 菅義偉官房長官は29日、北海道白老町を訪れ、研究目的で収集されたアイヌの遺骨を集約して納める慰霊施設を視察した。内閣府によると、戦前に大学研究者らによって掘り返された遺骨は、現在も全国12大学に約1600体以上が保管されているという。国と大学、関係団体が協議して年内にも遺骨を同施設に移し、アイヌの人々による尊厳ある慰霊を行えるようにする。
 慰霊施設は、アイヌ文化の復興・発信拠点として国が公園整備を進める「民族共生象徴空間」(通称「ウポポイ」、約10ヘクタール)の一部で、来年4月に開館予定。太平洋を望める高台に墓所や慰霊行事を行う施設を建設したほか、慰霊の象徴としてアイヌに伝わるデザインをあしらったモニュメント(高さ約30メートル)を設置した。
 菅氏は視察後、記者団に「認知度を高めるPRに政府として取り組みたい」と述べた。【高橋克哉】
https://www.excite.co.jp/news/article/Mainichi_20190629k0000m010156000c/
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