フロントロウ 2021-01-28
『マイティ・ソー』で主人公のソーを演じている俳優のクリス・ヘムズワースが、地元オーストラリアで4作目となる次回作の撮影がスタートしたことを報告した。(フロントロウ編集部)
クリス・ヘムズワースが『マイティ・ソー』4作目の撮影開始を報告
『マイティ・ソー』シリーズで主人公のマイティ・ソーを演じてきた俳優のクリス・ヘムズワースが、地元オーストラリアからインスタグラムを更新。先日、家族と撮影前の最後の休暇を楽しむ写真とともに、MCUの新作映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』の撮影が開始されることを明かしていたクリスだけれど、無事、撮影初日を迎えることができたようで、監督のタイカ・ワイティティらと共に初日の“儀式”に臨んだことを報告した。
クリスと、ニュージーランド出身のワイティティらはこの日、地元の住民たちから歓迎の儀式を受けたとのことで、『私たちの国へようこそ(Welcome to Country)』と銘打たれた歓迎会では、先住民族のダンサーによる踊りや、マオリ族に伝わる祈りの儀式“カラキア”などが行なわれたという。
撮影初日を迎えた1月26日は、オーストラリアの建国記念日。オーストラリアでは、6万年以上前から先住民族であるアボリジニが暮らしていたのだけれど、1788年1月26日にアーサー・フィリップ率いるイギリスの船団がオーストラリアにやってきて、イギリスの植民地とした。そのため、オーストラリアが建国された記念すべき日である一方で、オーストラリアの建国記念日の公式サイトは、「多くのアボリジニや(先住民族たちが暮らす)トレス海峡諸島の人々にとっては困難を象徴する日であり、彼らにとっては悲しみや追悼の日」と説明している。
「オーストラリアの先住民族の方々も同じくらいこの国を誇りに思っているかもしれませんが、多くの人々は1月26日という日を、追放や病気の流行、戦闘、文化破壊、搾取、虐待、家族の分断、極端な社会統制への服従が始まった日として認識しています」と、クリスはインスタグラムに投稿したこの写真に寄せたコメントで先住民族たちへ思いを馳せている。
「回復の過程をスタートさせ、結束や思いやりの気持ちを持って先住民の方々と団結して、サポートしていきましょう。すべてのオーストラリア人が、この美しい国を一緒になって祝福できる日を探しましょう」とクリスは続けて綴り、建国記念日の日程を全員が幸せを感じられるような日に改める求めるキャンペーン「#changethedate」のハッシュタグを添えた。
豪The Sydney Morning Herald紙が行なった世論調査によれば、建国記念日の日程を改める動きについては、世代間で温度差があるといい、18歳から24歳までの人々では47%が日程の変更に賛成している一方で、55歳以上の人々で賛成しているのは19%だという。また、全体では28%が賛成、48%が反対で、残りの人々は“どちらとも言えない”と回答している。
公開は2022年5月の予定
地元オーストラリアで撮影を開始するにあたり、先住民族たちへの敬意を示したクリス。2022年5月の全米公開が予定されている『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』では、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来の復帰を果たすほか、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投することが決定している。
加えて、映画『ダークナイト』でバットマンを演じたクリスチャン・ベールがヴィラン役で参加。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからは、スター・ロード役のクリス・プラットも出演することが伝えられているほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でネビュラを演じているカレン・ギランもオーストラリアで役作りをしていることがファンとのQ&Aセッションで明らかに。
さらには、映画『マイティ・ソーバトルロイヤル』に“ロキ”役でカメオ出演したマット・デイモンがオーストラリアに入国したという情報も伝えられている。(フロントロウ編集部)
https://front-row.jp/_ct/17428181
『マイティ・ソー』で主人公のソーを演じている俳優のクリス・ヘムズワースが、地元オーストラリアで4作目となる次回作の撮影がスタートしたことを報告した。(フロントロウ編集部)
クリス・ヘムズワースが『マイティ・ソー』4作目の撮影開始を報告
『マイティ・ソー』シリーズで主人公のマイティ・ソーを演じてきた俳優のクリス・ヘムズワースが、地元オーストラリアからインスタグラムを更新。先日、家族と撮影前の最後の休暇を楽しむ写真とともに、MCUの新作映画『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』の撮影が開始されることを明かしていたクリスだけれど、無事、撮影初日を迎えることができたようで、監督のタイカ・ワイティティらと共に初日の“儀式”に臨んだことを報告した。
クリスと、ニュージーランド出身のワイティティらはこの日、地元の住民たちから歓迎の儀式を受けたとのことで、『私たちの国へようこそ(Welcome to Country)』と銘打たれた歓迎会では、先住民族のダンサーによる踊りや、マオリ族に伝わる祈りの儀式“カラキア”などが行なわれたという。
撮影初日を迎えた1月26日は、オーストラリアの建国記念日。オーストラリアでは、6万年以上前から先住民族であるアボリジニが暮らしていたのだけれど、1788年1月26日にアーサー・フィリップ率いるイギリスの船団がオーストラリアにやってきて、イギリスの植民地とした。そのため、オーストラリアが建国された記念すべき日である一方で、オーストラリアの建国記念日の公式サイトは、「多くのアボリジニや(先住民族たちが暮らす)トレス海峡諸島の人々にとっては困難を象徴する日であり、彼らにとっては悲しみや追悼の日」と説明している。
「オーストラリアの先住民族の方々も同じくらいこの国を誇りに思っているかもしれませんが、多くの人々は1月26日という日を、追放や病気の流行、戦闘、文化破壊、搾取、虐待、家族の分断、極端な社会統制への服従が始まった日として認識しています」と、クリスはインスタグラムに投稿したこの写真に寄せたコメントで先住民族たちへ思いを馳せている。
「回復の過程をスタートさせ、結束や思いやりの気持ちを持って先住民の方々と団結して、サポートしていきましょう。すべてのオーストラリア人が、この美しい国を一緒になって祝福できる日を探しましょう」とクリスは続けて綴り、建国記念日の日程を全員が幸せを感じられるような日に改める求めるキャンペーン「#changethedate」のハッシュタグを添えた。
豪The Sydney Morning Herald紙が行なった世論調査によれば、建国記念日の日程を改める動きについては、世代間で温度差があるといい、18歳から24歳までの人々では47%が日程の変更に賛成している一方で、55歳以上の人々で賛成しているのは19%だという。また、全体では28%が賛成、48%が反対で、残りの人々は“どちらとも言えない”と回答している。
公開は2022年5月の予定
地元オーストラリアで撮影を開始するにあたり、先住民族たちへの敬意を示したクリス。2022年5月の全米公開が予定されている『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』では、ジェーン・フォスター役のナタリー・ポートマンが『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』以来の復帰を果たすほか、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンが続投することが決定している。
加えて、映画『ダークナイト』でバットマンを演じたクリスチャン・ベールがヴィラン役で参加。また、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズからは、スター・ロード役のクリス・プラットも出演することが伝えられているほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でネビュラを演じているカレン・ギランもオーストラリアで役作りをしていることがファンとのQ&Aセッションで明らかに。
さらには、映画『マイティ・ソーバトルロイヤル』に“ロキ”役でカメオ出演したマット・デイモンがオーストラリアに入国したという情報も伝えられている。(フロントロウ編集部)
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