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新曲「十勝の荒武者」制作 音楽グループが2月CD発売

2015-01-22 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2015年1月20日 13時46分

(写真)アイヌの民族衣装を着て新曲「十勝の荒武者」の完成を喜ぶビビアン座長(左)とe-mi。さん
 【十勝】多彩な芸や歌を披露する音楽グループ「めだかエンターティナーズ」(ビビアン・めだか座長)は同グループ4作目となる新曲「十勝の荒武者」を制作した。実際に漁業関係者への聞き取りや資料で歴史を学び、完成まで約1年半をかけた。2月にCDリリースする予定で、ビビアン座長は「漁師の汗と涙と夢と希望が詰まった熱い思いを感じてほしい」と話している。
 作詞・作曲はビビアン座長が手掛けた。曲は3つの構成で、それぞれ広尾、大樹、大津の港を舞台に波の荒々しさや漁師の勇ましい姿を表現した。活気あるよさこいのフレーズも加え、「よさこいチック和風ハードロック」(ビビアン座長)に仕上げた。
 ビビアン座長は曲作りのため十勝の歴史を勉強するうち、「十勝開拓の根底にはアイヌ文化の存在が大きい」と気が付いた。そこで、「漁師の荒々しさをアイヌ文化で表現したい」とアイヌの古式舞踊を教える広尾正さん(帯広)から民族衣装を借り、昨年12月に市内で開いた同グループの「バラエティショー」で披露した。
 2月24日には先に制作した同グループ所属の「e-mi。」さんのデビュー1周年を記念した新曲「十勝平野~正調十勝馬唄入り」と合わせ両A面シングルでリリースする。1000枚自主制作し、ビビアン座長が経営する「笑pub17号」(帯広市西3南10)で販売する。
 今後は「第52回おびひろ氷まつり」(2月6~8日)の帯広市緑ケ丘公園内で行われるステージイベントで両曲ともに披露する。
 ビビアン座長は「一組のアーティストの作品ではなく、十勝の農家と漁師の喜びや苦労を代弁した曲。多くの人に聴いてほしい」と話している。
http://www.tokachi.co.jp/news/201501/20150120-0020180.php
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