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3DCGを駆使 新演目「火のカムイの詩」披露 阿寒湖アイヌシアターイコロ

2021-04-18 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/18 01:46 更新

 【阿寒湖温泉】アイヌ古式舞踊などを上演する劇場「阿寒湖アイヌシアターイコロ」(釧路市阿寒町)は17日、3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)を駆使した新演目「阿寒ユーカラ『火のカムイの詩(うた)』」を地元の住民ら約70人に披露した。29日から上演する。
 「火のカムイの詩」は、古式舞踊と儀式で構成していた従来の演目「イオマンテの火まつり」を現代風にアレンジ。地元のアイヌ文化伝承者の故四宅(したく)ヤエさんが語り残した物語などを基に、舞台上に阿寒の自然を立体的に映し出し、歌や踊り、伝統楽器の演奏でアイヌ民族の世界観を表現した。
 舞台監督で阿寒アイヌ工芸協同組合理事の床州生(とこしゅうせい)さん(55)は「アイヌ民族の考え方を分かりやすく伝えるため、日本語に節を付けて語るなどの手法も取り入れた」と話す。
 5月5日までは午後4時半から上演。上演時間30分で料金は一般2千円、小学生700円。同6日以降の上演日程は、同シアター(電)0154・67・2727へ。(熊谷知喜)
◆阿寒湖アイヌシアターイコロのロは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/534462
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