読売新聞2024/01/11 21:22
モスクワ・マールイ劇場で演じるユーリー・ソローミン氏(左)=2002年10月頃撮影
タス通信によると、ロシアの俳優ユーリー・ソローミン氏が11日、死去した。88歳だった。
露極東で陸軍士官と先住民の交流を描き、米アカデミー賞の外国語映画賞に輝いた黒沢明監督の「デルス・ウザーラ」(1975年)で主演を務めた。数多くの映画や舞台で活躍し、映画「おろしや国酔夢譚」(1992年)にも出演した。モスクワの名門マールイ劇場では芸術監督を務めた。日露の文化交流に貢献したとして、2011年には旭日中綬章を受章した。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/cinema/20240111-OYT1T50154/