(苫小牧民報社 2010年 6/16)
平取町立二風谷アイヌ文化博物館のチセ修景事業として取り組んだ2棟が完成した。チセはアイヌ伝統のかやぶき家屋。14日に町民30人が出席して、チセノミ(新築祝い)も行われた。
チセノミの儀式は、アイヌプリ(アイヌの習慣)にのっとり厳かな雰囲気で執り行われた。
新しい家の清めの矢射ち「チセチョッチャ」で始まり、祭司の木村英彦道アイヌ協会平取支部長が東と西方向の屋根裏に矢を放った。川上満町長が主催者あいさつし、藤沢佳宏町議会議長らも矢射ちに加わった。
続いて神々への祈りカムイノミ。イナキビ団子、クルミ、シシャモなどの入った小袋をまいて振る舞うハルランナ(食べ物が降ってくる)のほか、イナウをいろりで焼き、別の1本を東の窓の上の宝物壇に飾るイナウエタイェで締めくくった。
完成した2棟のチセは広さ50平方メートル。標準的家屋という。学習、研修会などアイヌ文化伝承啓発活動促進に活用する。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10061602.html
平取町立二風谷アイヌ文化博物館のチセ修景事業として取り組んだ2棟が完成した。チセはアイヌ伝統のかやぶき家屋。14日に町民30人が出席して、チセノミ(新築祝い)も行われた。
チセノミの儀式は、アイヌプリ(アイヌの習慣)にのっとり厳かな雰囲気で執り行われた。
新しい家の清めの矢射ち「チセチョッチャ」で始まり、祭司の木村英彦道アイヌ協会平取支部長が東と西方向の屋根裏に矢を放った。川上満町長が主催者あいさつし、藤沢佳宏町議会議長らも矢射ちに加わった。
続いて神々への祈りカムイノミ。イナキビ団子、クルミ、シシャモなどの入った小袋をまいて振る舞うハルランナ(食べ物が降ってくる)のほか、イナウをいろりで焼き、別の1本を東の窓の上の宝物壇に飾るイナウエタイェで締めくくった。
完成した2棟のチセは広さ50平方メートル。標準的家屋という。学習、研修会などアイヌ文化伝承啓発活動促進に活用する。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10061602.html