先住民族関連ニュース

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紋別アイヌ協会に北大から4体のアイヌの遺骨返還

2017-09-17 | アイヌ民族関連
HTB 2017/09/16(土) 22:55

 オホーツクの紋別市のアイヌ民族に16日、北海道大学から4体分のアイヌの遺骨が返還され、慰霊の儀式が営まれました。
 返還されたのは、1941年に紋別から北大に研究のため持ち出されたアイヌの頭の骨、4体分です。返還を求める裁判が和解したことを受け、16日午後、紋別アイヌ協会に返還されました。
 夕方には紋別アイヌ協会主催の慰霊の儀式が市内で営まれ、地元だけでなく日高や札幌のアイヌらおよそ30人が参列して先祖の魂に祈りを捧げました。
 儀式は17日も続きます。
 紋別アイヌ協会の畠山敏会長は、「(北大で遺骨が)たなざらしになっていいわけがない。(故郷に戻り)先祖も喜んでいると思う」と話していました。
http://www.htb.co.jp/news/#article01


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アイヌの遺骨がふるさと紋別へ

2017-09-17 | アイヌ民族関連
HTB 2017/09/16(土) 12:11

 オホーツクの紋別市のアイヌ民族に北海道大学からアイヌの遺骨が返還されます。16日朝、北大の納骨堂から4体分が運び出されました。
 返還される遺骨は1941年に紋別市内から持ち出されたアイヌの頭の骨、4体分です。これらの遺骨は、紋別アイヌ協会が北大を相手に返還を求める訴えを起こし、去年11月に和解が成立して返還が決まったものです。16日朝、北大のアイヌ納骨堂から運び出された遺骨は、16日午後に紋別市内に到着し、引き渡されます。紋別アイヌ協会は返還された遺骨を市内の納骨堂に安置し、先祖への慰霊の儀式「イチャルパ」を営むことにしています。
http://www.htb.co.jp/news/#article05

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チビチリガマ荒らし 逮捕の少年「棒で荒らした」

2017-09-17 | ウチナー・沖縄
NHK9月16日 19時06分
沖縄戦で住民が集団自決に追い込まれた沖縄県読谷村にある「チビチリガマ」が荒らされ、少年4人が逮捕された事件で、警察によりますと、逮捕された一部の少年は「心霊スポットとして肝試しに行った」、「棒などを使って荒らした」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
沖縄県読谷村にある「チビチリガマ」は、72年前の沖縄戦で住民83人が集団自決に追い込まれて犠牲になった自然洞穴で、戦争の悲惨な記憶を今に伝える象徴的な場所です。
今月12日、千羽鶴が引きちぎられたり、遺品が壊されたりしているのが見つかり、警察は15日、沖縄本島中部に住む16歳から19歳の少年4人を、千羽鶴を引きちぎったなどの器物損壊の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、4人は調べに対して、「間違いありません」などと容疑を認めているということです。また調べに対して、逮捕された一部の少年は「心霊スポットとして肝試しに行った」、「今月10日に現場に行き棒などを使って荒らした」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
遺族会「大きなショックを受けている」
「チビチリガマ」で亡くなった住民の遺族で作る遺族会の與那覇徳雄会長は、「平和教育を受けたはずの沖縄に住む少年が逮捕されたことに、大きなショックを受けています。ここは犠牲者の魂に安らかに眠ってほしいという場所であり、肝試しだとすれば、さらにショックで納得できず許せません。詳しい動機が知りたいです」と話していました。そのうえで、「こうしたことが起きても、教育関係者の人たちには今後も変わらず、平和教育を続けてほしい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170916/k10011142411000.html


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琉球人遺骨、京大が保管認める 目録は作成せず

2017-09-17 | ウチナー・沖縄
琉球新報2017年9月16日 06:30
 1928~29年に今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から持ち出された琉球人の遺骨について、京都大学は15日、同大学総合博物館の収蔵室で保管していることを認めた。同大学が人骨標本としての目録を作成しておらず、遺骨を使った論文などの研究成果も把握していないことも分かった。アイヌ民族遺骨問題の際に同大がワーキングチームを設立して調査したことに関して「(琉球人遺骨の調査は)現時点では予定していない」とした。一方で文科省は、京大に保管されていること自体を「把握していなかった」としている。照屋寛徳衆院議員の国政調査権に基づく照会に答えた。照屋氏は遺骨の返還を京都大に求める考えだ。
 京都大は遺骨の保管状況を「プラスチック製の直方体の箱に収納している」「温湿度を一定に保ち、学術研究に支障のないよう、適切に保管している」と説明。研究成果(論文などのリスト)の有無は「本学の研究者および学生の学術論文等を網羅的に把握することはしておらず、リストなどはない」とした。
 目録は「作成していない」と答えた上で「総合博物館は本学の研究者が個別に収集し、研究室単位で保管してきた各種の学術資料を移管した施設であるという事情から現在、所蔵品の調査を進めている」とした。
 琉球新報などの報道機関に対し、遺骨の有無を明らかにしなかったことについては「所蔵品の把握はなお途上にあり、人員も限られた状況にあることなどから、収蔵状況などの問い合わせに応じることが難しい」と説明した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-576368.html

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亀山高生 アイヌの食文化学ぶ 伝統料理2品調理 三重

2017-09-17 | アイヌ民族関連
伊勢新聞 2017-09-16 北勢, 地域

【アイヌの伝統料理「オハウ」の調理指導をする藤戸さん(中央)=三重県亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】
【亀山】今月27―29日にかけ、北海道の札幌や小樽市などに行く修学旅行を目前に控えた、三重県立亀山高校2年生(275人)のうち、総合生活科生徒39人は15日、亀山市本町一丁目の同校で「北海道郷土料理講習会」を開いた。アイヌ文化アドバイザーの藤戸裕子さん(41)=大阪府羽曳野市=を講師に北海道の食文化について学んだ。
この日生徒らは、アイヌの伝統料理「オハウ」と「シト」の2品目を調理した。オハウは、三平汁のルーツともいわれ、時季に採れる野菜や魚を一口大に切り、昆布だしで煮ながら塩で味付けした吸い物。シトとは団子の意味で、煮たジャガイモやカボチャをつぶし、団子状にして焼いたり、みそ汁に入れて食べる保存食。
藤戸さんは「自然の恵みに感謝し、材料本来の味を引き出すのがアイヌ料理。機会があれば、本場の料理も味わって」と語った。岡村栞茄さん(16)は「初めての北海道でわくわくしています。これからは、食材にありがとうの気持ちで食べます」と話していた。
http://www.isenp.co.jp/2017/09/16/7603/

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【積丹ブルー】義経の悲恋伝説が伝わる、女人禁制の神威岬

2017-09-17 | アイヌ民族関連
ガジェット通信:2017.09.16 20:00 TABIZINE

北海道積丹半島にある「神威岬(かむいみさき)」は積丹ブルーと呼ばれ、その青さは見る者の心を捉える絶景です。エーゲ海やカリブ海にひけを取らない美しさと言えるでしょう。神威(かむい)の名称は、アイヌの神(アイヌ語でカムイ)を意味しています。
[名勝に関する総合調査 – 文化庁]
北海道遺産に認定される積丹半島と神威岬
積丹町の海岸はおよそ42km、北海道で唯一、海中公園に指定されている積丹の海。平成16年には「積丹半島と神威岬」が北海道遺産52件の内の1件に認定されています。
[北海道遺産]
神威岩伝説
真っ青な積丹ブルーに立ち尽くす神威岩は、恋に焦がれた乙女の化身と言われています。恋に焦がれた乙女チャレンカの「神威岩伝説」とは。
平泉で自害したとされる源義経は、実は生き延びて北へ逃れ、津軽から蝦夷地(北海道)に渡ったという伝説があります。
アイヌの長の許に身を寄せた源義経は、その長の娘であるチャレンカと恋に落ちました。しかし義経が生きていることを知った源頼朝の追手は、執拗に義経に追い迫ってきます。そこで義経はチャレンカに黙って、再び逃走の旅に出て行きました。チャレンカは義経が去ったことに気付き、その後を夢中で追いかけます。そしてようやく積丹半島の神威岬にまでたどり着くと、義経一行の船はそこから旅立った後で、沖の彼方へ遠ざかり、船影は小さくなり見えなくなってしまいました。義経を失った悲しみにチャレンカは泣き崩れ、神威岬の突端から身を投げました。すると、その身体は石に変わり、神威岩となったと言われています。チャレンカは積丹ブルーの海に佇み、今もなお恋しい人を想っているのかもしれません。
<参考記事>
北海道積丹観光Website
神威岩伝説 日本伝承大鑑
義経伝説 チャレンカ姫(神威岩)積丹ユースホステル

神威岬への道のり
国道229号線から入って神威岬入り口の駐車場から、神威岬までの先端までは約770m。神威岬の先端までは、伝説のアイヌの首長の娘の名前がついた「チャレンカの小道」を辿っていきます。駐車場から先は、トイレも自動販売機もありません。神威岬に向かう際は、トイレを済ませ、水分補給できる飲み物を持って行くことをお勧めします。北海道遺産に認定されている神威岬は禁煙です。ゴミなどは持ち帰り、自然遺産に敬意を払いましょう。
また、入り口の「女人禁制の門」は開閉時間があります。写真を撮ったり休んだりすることを考え、往復1時間から1時間半の余裕を見て、閉門時間に間に合うよう出発しましょう。強風や悪天候の際には、終日閉鎖している場合もあります。
「女人禁制の門」及び入口ゲートの開閉時間
4月 8:00~17:30
5月 8:00~18:00
6月 8:00~18:30
7月 8:00~18:00
8月~10月 8:00~17:30
11月 8:00~16:30
12月~3月 10:00~15:00
注:天候(雨・風)の状況により変更となる場合がありますのでご了承ください。
[北海道積丹観光]

なぜ女性は神威岬へ行くことを禁じられたのか
「女人禁制の門」は、1850年代(1855年と1856年説あり)まで女人禁制だったことを意味しています。先へは、ニシン漁に向かう男衆しか進めなかったのです。チャレンカの嫉妬心が女を乗せた船を転覆させたことから、岬一帯が女人禁制の地になったということが通説ですが、実際には当時松前藩が和人(日本人)の定住を禁じたからのようです。
現在は女性でも先へ行けますので、ご安心くださいね。
参考 北海道小樽観光タクシー

両側には日本海が広がる
「チャレンカの小道」の両側には、雄大な日本海が広がります。アップダウンが激しく、滑りやすい場所もあるので、スニーカーなど歩きやすい靴が向いています。ヒールのあるサンダルなどは不向きです。
険しいこの道を走り、チャレンカが泣きながら義経を追いかけたのかと想像すると、ロマンティックですね。女性は、すっかりチャレンカ気分に浸るかもしれません。

積丹ブルーの青さ
ハワイでも、エーゲ海でも、カリブ海でもない、積丹ブルー。
水中展望船 ニューしゃこたん号で、海上散歩をすることもできます。
ニューしゃこたん号 
乗船時間:約40分
利用料金:大人 1,400円 (2017年7月現在)
営業時間:8:30~16:30(時期により変更あり 要問合せ)
公式サイト: http://www.tabi-hokkaido.co.jp/~glassboat/cruising.html
北海道で生き延びていたという義経の悲恋伝説。青い青い積丹ブルーに秘められたロマンを紐解きに、北海道へ足を伸ばしてみたくなりますね。
[北海道 積丹観光]
http://getnews.jp/archives/1903351


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