先週の金曜日、息子たちが夕飯は要らないというので
それじゃぁ父さんは堂々と「だるま鮨」だ!
しかし職場のレイアウト変更があって、業者が5時前からウロウロし始めた。
結局5時には事務所を追い出されてしまった。
これでは如何にも早すぎるので、映画でも観るか!
取り敢えず有楽町マリオンに向かった。
ここはピカデリーと日劇がそれぞれ3本ずつ上映している。
僕が到着した6時過ぎから始まるのは「象の背中」と「てれすこ」だ。
「ボーン・アルティメイタム」なんかも面白そうだったけれど、時間が合わない。
「象の背中」は役所広司と今井美樹が夫婦役で興味深いのだが
なにせ肺がんで余命半年と宣告された中年サラリーマンの苦悩を描く・・・というのが
今の僕にはちょっとリアル過ぎてとても正視できそうもない。
まあ金曜の夜、一杯呑む前に観るのなら「弥次喜多道中」かな。
「てれすこ~やじきた道中」主演は弥次の中村勘三郎。
勘三郎は舞台で喜劇もやるだけに、映画をやっても上手だねぇ。
そこに舞台のベテラン柄本明(喜多)、年増になって妖艶さが加わった小泉今日子(弥次が想いを寄せる花魁)が絡むんだから、面白い訳だ。
文句なく楽しく、笑えてそしてホロっと泣けた。
弥次は5年前に流行り病で女房と一人息子を亡くす。
恋女房に似た花魁に惹かれるが、想いを告げることが出来ない。
旅先で「てれすこ」を食い、毒気に当てられて生死を彷徨いながら母子の夢を見る。
母子は「あんた、もうあたし達のことはいいから、好きにやりな」と優しく言ってくれる・・・。泣けるねぇ・・・。
肩肘張らず気楽に楽しめて、観終わった後になんとも心が暖かくなる秀作でした。
いやぁ~、映画っていいものですねぇ!
PS)
オープニングに流れる尺八のガーシュインが良かった。その他の挿入曲もなんとなく耳に残る曲でした。
↓ この3人の笑顔が、本作の全てを語る!
それじゃぁ父さんは堂々と「だるま鮨」だ!
しかし職場のレイアウト変更があって、業者が5時前からウロウロし始めた。
結局5時には事務所を追い出されてしまった。
これでは如何にも早すぎるので、映画でも観るか!
取り敢えず有楽町マリオンに向かった。
ここはピカデリーと日劇がそれぞれ3本ずつ上映している。
僕が到着した6時過ぎから始まるのは「象の背中」と「てれすこ」だ。
「ボーン・アルティメイタム」なんかも面白そうだったけれど、時間が合わない。
「象の背中」は役所広司と今井美樹が夫婦役で興味深いのだが
なにせ肺がんで余命半年と宣告された中年サラリーマンの苦悩を描く・・・というのが
今の僕にはちょっとリアル過ぎてとても正視できそうもない。
まあ金曜の夜、一杯呑む前に観るのなら「弥次喜多道中」かな。
「てれすこ~やじきた道中」主演は弥次の中村勘三郎。
勘三郎は舞台で喜劇もやるだけに、映画をやっても上手だねぇ。
そこに舞台のベテラン柄本明(喜多)、年増になって妖艶さが加わった小泉今日子(弥次が想いを寄せる花魁)が絡むんだから、面白い訳だ。
文句なく楽しく、笑えてそしてホロっと泣けた。
弥次は5年前に流行り病で女房と一人息子を亡くす。
恋女房に似た花魁に惹かれるが、想いを告げることが出来ない。
旅先で「てれすこ」を食い、毒気に当てられて生死を彷徨いながら母子の夢を見る。
母子は「あんた、もうあたし達のことはいいから、好きにやりな」と優しく言ってくれる・・・。泣けるねぇ・・・。
肩肘張らず気楽に楽しめて、観終わった後になんとも心が暖かくなる秀作でした。
いやぁ~、映画っていいものですねぇ!
PS)
オープニングに流れる尺八のガーシュインが良かった。その他の挿入曲もなんとなく耳に残る曲でした。
↓ この3人の笑顔が、本作の全てを語る!