呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

四万温泉の旅・その2~吾妻渓谷

2007-11-06 | 徒然なるままに

前の晩は散々呑んだ。
部屋で呑み始め、Sが持ってきた赤ワインが美味しかったのは覚えているが
Aが持ち込んだロゼは、あまり覚えていない。
記憶が断片的でまだら・・・。

翌日は、二日酔いながら7時に目覚める。
いつの間にか?コタツを囲むように布団が敷いてあって、みんなでザコ寝状態だ。
なんたって30年前からザコ寝に慣れている我が友よ、男も女もなく気遣い無用で気が楽だ。
Sはなんと6時に起きてもう一風呂浴びたらしい。
僕はオバ様方、いやいやお姉さま方と杜の湯に向かった。
杜の湯の露天風呂には誰もいない。
湯船にそっくり返って空を見上げれば、紅葉半ばの木々の間から、真っ青に明けた朝空が見通せた。
はぁぁ~~、気持ちいぃ~~~~!
二日酔いでしびれる頭をほぐすように、広い露天風呂を潜水で行き来した。
温泉で泳いだなんて、いつ以来だろう。

バスで四万から中之条に戻り、そこから電車で「川原湯温泉駅」を目指す。
駅からちょっと歩くと、吾妻渓谷ハイキングコースの入口だ。
ファミリー向けのコースで、片道約40分とのこと。
今日はみんなそのつもりで、リュックを背負っている。
天気もいいし空気も美味しいし、さぁ歩くぞ!
・・・・・・・・おぉーい、結構なアップダウンできついじゃないか!
みんなでヒイヒイ言いながら歩いた。
こういう時は、日ごろの運動不足が祟るね。
特に昇りになると、自分の体重オーバーが堪える。
これじゃぁ足腰に負担が掛かり過ぎだ。絶対痩せよう!
でも一生懸命歩けば気持ちいい。紅葉の渓谷も絶景だ。
この景色も吾妻線の線路も、駅も道路も温泉も、将来はダムの底に沈むという。
反対運動も相当あって完全には決まっていないようだが、なんか勿体無いな。
不勉強なのでよく分からないが、今時そんな大型ダムが本当に必要なんだろうか。
次に来るときには、遥か上の山沿いの道から湖水に沈んだこの辺りを見下ろすのだろうか。(「八ツ場(やんば)ダム問題」~もう50年前からもめているらしい・・・)

汗だくになって川原湯温泉に戻り、日帰り温泉に入った。いと気持ち良し!
風呂上りの缶ビールが、これまた至福の味だ。
中高年のハイカーや登山者の気持ちがよく分かるね。
帰りの電車は臨時運行の特急で、ガラガラだった。
今回は電車とバスの旅。
いつもはクルマ派のSも「電車も楽でいいねぇ。クルマだったら今頃渋滞に嵌まっているな。時間が読めるし楽チンだ!」とご満悦だ。
そうなんだよ、確かに交通費もかかるけど、この楽チンさ快適さには替え難い。
たまにはこういう旅もいいもんでしょう!?
またみんなで鉄ちゃんの旅を楽しもうよ!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする