呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

四万温泉の旅・その1~積善館

2007-11-05 | 徒然なるままに

友人達と群馬県四万温泉の積善館に行って来た。
四万温泉は、群馬では草津や水上と並んで人気の高い温泉街だ。
草津などとは違って、鄙びた秘湯の趣が人気の元だろう。
特に「積善館」の本館は、300年前の元禄時代の建物が残っている。
部屋も古色蒼然とした雰囲気だ。
当然相当に古く(ボロい?)、決して綺麗ではない。
清潔で近代的な宿を望むのなら、四万グランドホテルや四万たむらがあるし
積善館にも「新館」の佳松亭もある。
しかし昔の湯治宿そのままの部屋でコタツに潜り込み
窓から温泉入口に架かる赤い橋桁に降りかかる紅葉を眺めるのは
なんともいえない風情がある。




大広間で摂る食事も、箱膳に天ぷらや刺身、山菜などがちょことずつ盛られている。
豪華さなんて微塵もない。だって一泊7,500円だもの。(土日祝祭日)
その代わり、酒も食べ物も持ち込み自由だ。
今回も、みんながそれぞれ酒や肴を持ち寄った。
これまた楽しいね。
風呂はいくつかあるが、なんと言っても昭和初期に建てられた「元禄の湯」が有名。
アーチ型の窓が時代を感じさせる。
二人も入ればいっぱいになる湯船が5つで、湯が滾々と湧き出ている。
そして新館の「杜の湯」の露天風呂も、また良い。
広々としていて頭上に鬱蒼と木々が生い茂る。
まだ紅葉が一部だったのは残念だ。
湯船の淵に頭を乗せ、思いっきり体を伸ばして湯に浸かっていると、全ての煩わしさから開放される気がする。




こんな温泉に2~3週間泊り込みたいね。
風呂に入ってビールを呑んで昼間は近所をハイキング、そしてまた汗を流しに風呂へ行く・・・。
2~3日で飽きるだろうって?
全然飽きないね。好きな本とi-podを持ち込んで、たまにラジオでニュースでも聞ければ、全然飽きない。
そんな湯治宿泊をしてみたい。
積善館は二度目。
そのうち妻を連れてこようと思っていたんだけどねぇ。

コメント
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