呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

TV 「のだめカンタービレ」第10話~ピアノっていいね!

2006-12-18 | 映画(DVD)の話

♪ベーベちゃんは、これからどうする!?

コンクールでその奇才を如何なく発揮したのだめは、オクレール先生の興味を引く。
結果は・・・、そりゃぁストラヴィンスキーの途中に「今日の料理」が入っちゃなぁ~。
でも「1位なし」の表彰式は、のだめの存在の大きさを暗示するんだな。
コンクルで優勝できなかった(できる訳ないのに)ショックで、のだめは実家へ・・・。
さて千秋はのだめを迎えに行って・・・二人はどうなる?
ミスターオクレは、のだめをどうする?

最終回が楽しみだね。なにせ「ベト7」だ!
ベトベンは勿論大好きなんだけど、今回のドラマで7番がすっかり気に入った。
前にも話したように、身も心もボロボロなのに悲しいくらいに明るいメロディー。
却って辛さが増してくるようだ。
でもそこはベトベンのカラ元気に付き合ってやろう!という気持ちになるね。

そしてのだめのお陰で、ピアノが好きになった。
ピアノソナタとか、今まではあまり好きじゃなかったんだよね。
でもこれからいろいろ聴いてみようという気になった。
これもまた「のだめ効果」だな。

最終回のサントリーホールエキストラ、残念だった。
絶対に行きたかったんだけどな。
やっぱり相変わらずくじ運悪いや・・・。

(画像は我が家のマングース、年賀状用に写真を加工しましたよ!)
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呑む気父さんの読書感想文・その37 「愛のひだりがわ」

2006-12-18 | 本の話
愛のひだりがわ

新潮社

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♪「愛のひだりがわ」筒井康隆著 新潮文庫

久しぶりに読んだ筒井作品だったけど、正直面白くなかった。
筒井康隆と言えば、父さんが高校から大学にかけての70年代に
小松左京や星新一とともに日本SF界の三羽烏みたいに賞賛されていた。
それにブラックユーモアとアイロニーに満ち満ちた作品も多く
高校の頃は読むのが楽しみだったんだなぁ。
「時をかける少女」「俗物図鑑」「農協月へ行く」「日本以外全部沈没」・・・。
最近では「私のグランパ」「ロートレック荘事件」など、SFとは一線を画した
推理ものや、人情ものも書いていた。

この「愛のひだりがわ」は、どういう系譜だろう。
SFと言えば確かにそうだ。そして義理人情も入っている?
でもなんかぱっとしないなぁ。
「私のグランパ」は、映画化された(TVだっけ?)ぐらいで、結構感動的だったけど
この話しもその流れを踏襲している割には、冴えないな。

近未来の、荒み切った街を一人の少女が父親探しの旅に出る。
行く先々で、友人や犬や老人、暴走族に助けられて成長してゆく・・・。
でも途中も、エンディングも中途半端。
筒井さんも、断筆宣言から復活後、ちょっと筆先が鈍ったかなぁ。
この本は友人Yに借りたもの。Yもイマイチだとは言っていたが
自分で買った本だったら、もっと文句を言っているね・・・。
コメント (2)
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