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今年も残すところ、なんとあと2週間! あわただしいこと、このうえなし!!
朝日新聞に芸能部門の振り返りが、ポピュラーとクラシックに分けて掲載されていた。
それらに関する諸雑感・・・。
♪ポピュラー
パソコンによる「音楽配信」により、ヒットのあり方が激変したという。
新曲売り上げの約1割が音楽配信によるものだというから、大変なもんだ。
流行の曲は、もはや「配信」で買う時代かね。
だからヒット曲を含む「アルバム」があまり売れなくなった。
前はアルバムの中にヒット曲以外の名曲があって
それがジワジワと話題になり、逆にシングルカットされたりしたんだけど
もうそういうこともないのかな。
ただアイドル系の熱烈なファンは、「音」だけではもの足りずCDを買うらしい。
昔もレコードジャケットが話題になったアルバムやシングルが結構あったね。
それとやっぱりベスト盤は相変わらず売れるんだって。
そりゃぁ、1曲100~200円の配信で買い集めるより、ベストCDの方が割安だもんな。
父さんお気に入りのコブクロのベスト盤は、なんと200万枚だって!
君たち、良かったじゃないか!おめでとう!
でも父さんは、TSUTAYAで借りるか、CDに拘るか、まだ悩んでいる・・・。
♪クラシック編
年初めこそ「モーツァルト生誕250年」に沸き、記念イベントが相次いだが
後半からは、その熱も冷めた感じだね。
父さん自身は、4月から神奈フィル合唱団に参加したものの
その後転勤で、秋以降は休団・・・。寂しい・・・。
(その辺は別途「父さんの1年を振り返る〈音楽編〉」的にまとめたい)
そういう意味では、いつもに増してクラシックにどっぷり浸かった1年だった。
でも年末の締めくくりは、なんと言っても「のだめ」でしょう!
新聞でも『秘境のように知られざるものだったオケの楽団員の日常に光を当て
マイナーな作曲家の魅力に一般の人の目を開かせた』と評価している。
また『伝統の重さを直球で伝えようとする姿勢を
果たして音楽業界は見失っていなかっただろうか』とも書いた・・。
ドラマ制作側に、そこまでの意欲があったかは疑問だけど
結果的には、間違いなくクラシックファンを増やした。
だって父さんも毎週言っているけど、このドラマ、めちゃくちゃ面白いもん!
音楽的な観点からも、ホントに良く出来ている。
演出家と音楽監修は偉い!役者もオケのトラメンバーも偉い!原作の二ノ宮さん偉い!!
6月には大好きだった岩城宏之氏が亡くなった。
その20日前に東京混声合唱団のコンサートで最後の指揮を執った。
新聞では「会場を不思議な静謐さで満たした」と書いている。
そして世界のオザワも病に倒れたが、こちらは無事復活。嬉しい限りだね。
この岩城最後の指揮を聴き、小澤の指揮でも時々歌っている友人Yが、心から羨ましい。