十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

闘病記 バルーン

2016年06月03日 | 生活
今日も再びGさんの登場である。
しかし、今日はちょっと可哀想。
朝起きて洗面所で歯磨きしていた時、Gさんが「足が濡れている。何やろ。なんで濡れているのか、分からない」と言い出した。「どこかで水が掛かったんと違う?」とか、「オシッコと違う?」とかお仲間に言われても、覚えがないという。

もう一度自分が回ったところを調べて回ったら、やっと原因が分かった。「ここ、バルーンやった」と声が聞こえてきた。声のする病室を覗くと、彼女は窓側の患者のところにいた。どうやら、バルーンから尿が漏れていたらしい。

バルーンとは風船のことだか、身動きできない患者の尿を自動的に採取する器具で膀胱に管を入れて抜けないようになかで風船を膨らませるのである。差し込んだ管から常時尿が排出され外の袋に溜められるものである。

その袋と管との繋ぎ目が緩んでようなのである。
朝ぱらからGさん、ひどい目に逢ってしまった。

我輩も胆石で手術を受けた時にバルーンを留置される羽目にあったが、入れる時は全身麻酔中で何も感じなかったが、抜かれる時は痛いし、その後排尿時にヒリヒリ痛んだのには参ったことがある。

我が事においては、外出許可が下りた。何するか考え中である。
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