十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

菩提寺で秘佛ご開帳

2014年10月29日 | 佛教

今日は菩提寺(浄土宗)でお十夜という法要が昨日今日と2日間行われたので行って来た。昔は十日十夜にわたり行われた法要である。
別に行きたくもなかったが母親が足腰が弱って参れなくなり気にしていたし、本尊が秘佛となっていて今まで見たこともなく、それが開帳されると冷やかし半分でお参りしてきた。

昨日の夜と、今日の昼の2時から1時間の2回あるということなので、今日の昼にサイクリング車で出かけた。開帳してあるのをちょっと見るだけぐらいの気で2:10頃受付に御供を渡したら2:20から始まるといわれて本堂に入るとちょうど法要が始まるところだった。やっぱり、法要付きで20分ぐらい坊さん5人の読経があっていよいよ開帳。

写真のように坊さんが厨子の中扉を開けたら中は暗いものが見えるだけ。後ろの座席からは何にも確認できない。

しかし、飾り餅の向こうの坊さんのところまで行けるということなので順番にお参りすることになる。
相好光明あらんずるキンキラした佛様が現れるのかと思いきや、真っ黒けのお掛図に描かれた佛様、目を凝らせばそれとなく輪郭だけ分かる程度のものだった。

どうりで秘佛にしてあるわけだ。黒いばかりでは有り難みも薄いし、これ以上傷むと困るからということなのだろうと推測した。

厨子の前や上は瓔珞が下がったりして結構綺麗なのだが、浄土とは程遠い風景だった。

こんなものを護持する檀家って何なのだろうとつい思ってしまう。

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青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光(訂正)

2014年10月09日 | 佛教

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を、実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇名城大教授(85)と天野浩名古屋大教授(54)、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)に授与すると発表した。これで日本人のノーベル賞受賞者は22人となる。ダイオードに関しては1973年の江崎玲於奈博士の江崎ダイオード41年ぶりの受賞となる。

赤色は1962年、黄色は1972年に作られたが、青色ダイオードが難航、1989年にやっと赤崎、天野によって完成を見たものとなった。

日本にとって、2012年の山中伸弥教授以来2年ぶりだが、まずは目出度いことである。

ところで、光の三原色で思い出したが、阿弥陀経の極楽の描写に「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」というのがある。阿弥陀経の作者は光の三原色を知っていたんだね。

阿弥陀経(口語訳)
http://labo.wikidharma.org/index.php/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%AA%9E%E3%80%80%E9%98%BF%E5%BC%A5%E9%99%80%E7%B5%8C

光の三原色は青、緑、赤 で緑を 黄としたのは間違いでした。訂正します。
照明用の白色は三色の合成ではなく青色ダイオードの応用で単色で発光するようにできているようです。懐中電灯なんかで確認できますね。

 

 

 

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