十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

日本初の新元素が国際認定へ

2015年12月26日 | 科学

今朝の産経新聞によると、理化学研究所が合成した原子番号113番の元素が新元素と国際的に認定される見通しになったことが判明したという。正式に認定されると新物質の命名権は合成した理化学研究所が有することになり、ジャポニウムが有力だとされる。

理化学研究所といえばSTAP細胞で味噌をつけたが、今度は名誉回復だ。よかった。

http://www.sankei.com/life/news/151226/lif1512260005-n1.html

記事の中で、92番のウランより重い元素は自然界には存在せずとあるが、93番ネプツニウム及び94番プルトニウムは極微量存在する。

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天命(宇宙生命)

2015年12月22日 | 生命

来年の年賀状の作成がいい案が浮かばずに遅れていたが、今日、文面の作成を終えることができた。印刷は数日中に行うつもりである。

以前、次のような記事を書いたことがある。

ーーーー

「宿命によって生まれ、運命によって生かされ、使命によって生き、寿命によって死す、これ天命なり」 である。
死す、これ天命なり」 である。

 宿命と運命と寿命は黙って受け取るしかない。使命だけ考えて生きればいいのだと思う。ところが多くの人は使命を忘れ宿命転換、運命の好転だけを追っているようだ。そんなことをやっているうちにそれだけでいつのまにか寿命が尽きる、勿体無い命の使い方である。

 使命とは大それたことを考えることではなくて今、ここにおいて命の限り精一杯生きることだと思う。生也全機現、死也全機現である。

ーーーー

これをちょっと変えて

天命(宇宙生命)

宿命によって生まれ、運命によって生かされ、使命によって生き、寿命によって死す


無着さんのいう人と人間の違いで言えば、使命を持たぬものは人であり、使命を持ってこそ人間として生きられるということだ。
以前の文章では生也全機現、死也全機現と書いたが、生命というものが分かっていなければ使い用がないということになる。

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「人と人間とは違う」・・・無着成恭さん

2015年12月21日 | 人生

先週のNHKEテレの番組「こころの時代」に、教育者、曹洞宗僧侶である無着成恭師が出演して三宅民夫アナのインタビューを受けていた。

面白かったのは「人と人間とは違う」という話だ。

人とは畜生だ、人として生まれたままでは他の人や自然によって畜養されているだけの存在でしかない。自分だけのことでなく人と人の間を知って人間とならなければならない。佛教では一切衆生悉有佛性、誰でも佛性を持っている。自分の佛性、他人の佛性を尊重していかなければならないという、それが人間だと話だった。面白いことを言うねえ。

私の考えを付言すると、佛性という言葉は難しいが、文字通りだと佛の性質。佛の性質とは全体性のことと理解すると分り易い。宇宙いっぱいのということである。宇宙とは宇は空間、宙は時間を意味する。空という間、時という間、この間を持ってこそ人間なんだということ。

生活上での間合いも大事だ。これがうまく取れていないとぎこちないこと、おびただしい。
そんな間を持たいない奴をを間抜けというのだろう。

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映画「海難1890」を観てきた。感動!!後は、、、

2015年12月17日 | 共生

いつもものは気楽なドンパチする映画を楽しんでいるが、「杉原千畝」に続いて今日は「海難1890」と連続で歴史物を鑑賞してきた。

1980年に起きたイラン/イラク戦争。1985年にイラクがテヘランを空爆、各国人が脱出を図る中、300人を超える日本人が取り残される。それをトルコが救援機で脱出をさせてくれたが、トルコがそこまでしてくれたのは1980年に起きた串本沖でのエルトゥールル号遭難事件で日本人が救助したことに対し恩義を感じていたからである。

空港に集まったトルコの人々は自分たちの救援機を日本人に譲り、自分たちは陸路から時間をかけて脱出することを選んだのである。以前、この話を知った時感動したし、映画では泣いてしまった。年のせいか涙腺が緩んで感動したり、大笑いすることがあれば涙が出てしまう。

これはこれでいいのだが、映画を観終わってから今度は腹が立ってきた。日本が自国民を救援しなかったことである。理由は日航が安全を確保されなければ救援機を出さないというのである。自衛隊機は間に合いそうもないし、動かそうとすれば国会の承認がいるという話だ。

トルコのパイロットは追加の救援機に全員が応じたという。あれから30年、今はどうなんだろう。簡単に海外旅行ができるようになったが、自国民の保護は大丈夫なんだろうか。心許ない。

映画を観た後家に帰って来てテレビをつけると、産経新聞の加藤元ソウル支局長の朴大統領名誉毀損事件の1審裁判で無罪判決が出たと報じていた。当然の判決だが、ことの初めからなんとも情けない茶番劇だった。
加藤もしょうもない記事書くな、つうの、週刊誌じゃあるまいし。無罪だからと大きな顔するな。

受けた恩義を重んじたトルコ、恩を仇で返す韓国、落差の大きさを痛感した。

「海難1980」サイト
http://www.ertugrul-movie.com/

目の前の苦しむ人を助けたかっただけ-漂流トルコ兵救った医師の心意気 「海難 1890」の真実
http://www.sankei.com/west/news/151225/wst1512250003-n1.html

 

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韓国ネタ 「模擬葬式」

2015年12月15日 | 共生

韓国は相変わらず面白ネタを提供してくれる。

今日あったのは「模擬葬式の流行」というのである。韓国は自殺率が高いので有名だが、それを防ぐ目的で死を模擬体験させようというもの。

実はこれ、内山老師が言っておられたことなのである。世の中のというのは、愚図り合いの広場だ。あっちでもこっちで愚図り合っている。こういう時は一度自分が生まれて来なかったという地盤から世の中の見直してみること。いろいろあるけれどそこには自分がいないと想定してみろという話。そこで作られたのが、次の人生詩。

「ナムアミダブツ」

文句なく 生まれる以前に堕ろされて 文句も言えず ナムアミダブツ

生まれる前に堕ろされた地盤から見ればどうでもいいことばかりではないかということだ。
あるいは、自分が死んでしまったという観点から世の中を見回してみる。棺桶を買ってきて床の間へでも置く。頭がカーっと来たら中に入ってみる、ノボセが下がること間違いない。家の中に棺桶は美的ではないというなら、知り合いの葬儀屋さんにでも頼んで棺桶に入らせてもらう。小窓から覗いてもらうとより臨場感が出てくる。

しかし、まあ、棺桶はちょっとという人は坐禅すればよい。坐禅は死人の姿でもある。

「模擬葬式が流行 サラリーマンの自殺を防ぐ」
http://www.xinhuaxia.jp/social/85727

これをPCで検索していたら、学生相手にやっているのが引っかかったのでこれもついでに追加する。

「韓国で「驚愕の体験学習」がおこなわれる!学生たちは棺桶の中で衝撃体験」
https://www.youtube.com/watch?v=d9jXJDRQFZc

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映画「杉原千畝」

2015年12月13日 | 共生

月1回のペースで肩のこらない映画を観に行っているが、今月は4回になりそう。
まず、007、「スペクター」先週見て、今日は「杉原千畝」、「海難1890」も観たいし、「スター・ウォーズ」も予定にしている。
「スター・ウォーズ」は他愛のないファンタジーものだが、いつの頃からか観出してしまったので封切られる度に観に行っている。

杉原千畝という人道的な素晴らしい外交官がいたことは日本として好ましいことであり、杉原千畝を知らない人は是非見てもらいたい映画である。

映画案内による【ストーリー】
1935年、満洲国外交部勤務の杉原千畝(唐沢寿明)は高い語学力と情報網を武器に、ソ連との北満鉄道譲渡交渉を成立させた。ところがその後彼を警戒するソ連から入国を拒否され、念願の在モスクワ日本大使館への赴任を断念することになった杉原は、リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を命じられる。同地で情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を日本に発信し続けていた中、第2次世界大戦が勃発し……。

第2次世界大戦中、リトアニア領事代理として日本政府に背く形で多くのユダヤ難民にビザを発給し彼らの命を救った杉原千畝の波乱に満ちた半生を映画化。世界情勢が混乱を極める中、諜報(ちょうほう)外交官として日本にさまざまな情報を送ってきた杉原を唐沢寿明が演じ、彼を支える妻に小雪がふんするほか、日本、ポーランドの実力派俳優が集結。『サイドウェイズ』などのチェリン・グラック監督がメガホンを取り、国際色豊かなスタッフ、キャストをまとめ上げた。

しかし、このストーリーに書かれている記述は美談するがあまり事実に反することが書かれているので、注意が必要である。
つまり、日本政府に背く形でビザ発給をしたとしているが、それは誤りである。ビザ発給は紙に書くだけであり、実際の難民がやってきた日本はどうなるのか、受け入れ体制ができていなければどうしようもないのである。日本政府は同盟国であるドイツの意向に反してユダヤ人受け入れを決めいたのである。

杉原に先行すること、樋口季一郎少将がソ連満州国境へやってきた万余のユダヤ人を受け入れ、それを東条英機関東軍参謀長が了とし、松岡洋右満鉄総裁が上海へ送り届けることをやっているのである。そして、ドイツから抗議を蹴飛ばしているのである。

つまり、通過ビザの発行は禁止されておらず、「通過査証は、行き先国の入国許可手続を完了し、旅費及び本邦滞在費等の相当の携帯金を有する者に発給する」とされ、他国においても発行されていて、杉原は短い期間に大量に大甘の審査で通してやったということなのである。

「参考」
第二次世界大戦時日本はユダヤ人を救うことを国策の一つとしていた!?
https://www.youtube.com/watch?v=gyvNaDwN3oE

戦後70周年 奇跡の将軍・樋口季一郎
https://www.youtube.com/watch?v=4caq5e_toz8

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佛壇は自己生命図

2015年12月03日 | 生命

30日に懸案だった自己生命図をアップしてから、京阪デパートへ買い物に行った。

書籍売り場を覗いてから、いつもと違う通路から帰りかけたら、催し物をする部屋で骨董品の展示販売をやっていたので、入ってみた。テレビの何でも鑑定団を時々見ていて、ちょっと知識もついているが、実物は滅多に見たことがないので時間もあり覗いてみた。陶器、ガラス工芸品、それに掛け軸が中心に展示されていた。

これは素人目にも高そうと思われる品物もあるが、思いの外安かったり、逆にえっ、これが驚くほど高かったり、なかなか評価は難しい。百貨店だからまさか偽物はないと思うが、偽物混じりの中で掘り出し物を見つけるのは至難の技と感じた。

さてそんな中で西国33所の朱印を押した観音像の掛け軸が目に入った。観音像は印刷で軸も安物っぽいが、33所で朱印をもらってきたというのが売りなのだろう。それで25000円ほどの値札がついていた。

観音像は普通は光背が光が外方向に飛び出すように描かれるのが普通だが、そのその像は白っぽい丸が描かれてだけだった。それを見て私の自己生命図と似ていると思った。背景の余白が真実世界、立っている蓮華台が現実世界、頭の上の丸が認識世界を表現している。

そう考えると、家にある佛壇もそうである。本尊が自己で、光背があり、蓮華台があり、天蓋やら灯明、花瓶、香炉等諸々が宇宙である。

それぞれの家庭にある佛像、佛壇は自己生命を表現しているのである。そう考えると単なる彫刻や絵画とは意味合いが違ってくる。

お家に佛壇のある人はその前にひと時坐って見られるとよい。私の図は有り難みもない無味乾燥なものだが、何か感じられるところがきっとあるだろう。

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