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十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

朝ドラ「エール」長崎の鐘を観て

2020年10月24日 | 人生

裕一(古関裕而)は「長崎の鐘」の作曲を頼まれて、長崎へ作者の永田医師(永井隆医師自身も被爆しつつ被爆者の救助救命に尽力した)に会いに行く。

永田医師から「落ちろ!落ちろ!どん底まで落ちろ!」。

裕一は自分の戦争に関わったことの後悔の念から前に踏み出せないでいたのを、落ちるとこまで落ちてしまえというのである。

どういう意味か、3日考えるが答えが出ない。永田の妹に連れていかれた救護所に書かれた、「どん底に大地あり」という言葉。

それで裕一は意味を理解した。大地には多くの人が助け合って生きている、希望があるということ。

永田は言う。その人達を勇気づけてほしいと。

曲は、被爆という現実とその後の希望と励ましが描かれていた。

 

古関は前半を短調、後半を長調に、転調と技法を使って表現した。

歌は、藤山一郎、藤山もフィリピンへ慰問で訪れて戦争の悲惨さを体験している。

「長崎の鐘」

「長崎の鐘」

サトウハチロー作詞・古関裕而作曲

 


こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ 
(転調)
なぐさめ はげまし 長崎の
ああ 長崎の鐘が鳴る

https://www.youtube.com/watch?v=z-000VudpMg&feature=emb_err_woyt

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NHK朝ドラ「エール」で郷愁

2020年10月22日 | 人生

毎朝、8時になると妻がNHK朝ドラ「エール」を視聴する、こちらも一緒に見ることになるのだが、古関裕而の曲が懐かしい。

親父は軍人で軍歌のレコードをたくさん持っていて、それをかけて聞くことが多く、エールで流れた、「露営の歌」「暁に祈る」「若鷲の歌」なんかは自分で歌いもした。

昨日は、戦後の第1作、これがなかなか難産だったが、昭和22年7月に「鐘の鳴る丘」の誕生秘話だった。

私は丁度5歳になったところ、ラジオドラマ放送が始まって主題歌はよく聞いた。
人気が出て、当時、近所に回ってくる紙芝居でも「黄金バット」とともに必ず入っていた。
紙芝居のおじさんも歌から始めるのである。

ところで、昨日の放送で女の子のコーラスが出てきて懐かしく聴いたのが、「えっ」と思ったところが出てきた。

聴きながら自分も心の中で合わせて歌っていたら、歌詞が違っていた。

『鐘の鳴る丘』

【作詞】菊田 一夫
【作曲】古関 裕而

緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
メーメー子山羊も啼いてます
風がそよそよ丘の家
黄色いお窓は俺(おい)らの家よ

「風がそよそよ丘の家」のところが「風がそよそよ丘の上」と歌っていたのである。

最初からそう思い込んでいたのか、途中から間違えるようになったのか、記憶にない。丘の上の方が文章として合っているような気もするだが・・・。

(注:丘の家は戦争で孤児になった子を集めた施設)

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NHK「こころの時代」にネルケ無方師出演

2020年10月17日 | 佛教

今日の「こころの時代」(10月11日放送)の再放送があったが、出演者が誰か分からないままテレビのスイッチを入れてみたら、安泰寺前住職ネルケ無方さんが出演されていたので、視聴した。

タイトルは「天地いっぱい一杯を生きる」だった。

育てた修行者の特徴を野菜の育て方に見立てる話は面白かった。

さて、それで諸兄においても見られなかった人はNHK+で見逃し再生できることをお知らせしようと思ったが、放送日は11日だったので、今日の朝6時で終了だと気がついた。

残念。

空から見た安泰寺でもご覧ください。

 

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中秋の名月に一句

2020年10月01日 | 俳句

今日は中秋の名月、晴天にくっきりと月を鑑賞することができた。そこで一句。

「望月や次は遠のく四センチ」

月は毎年3.8cm遠のいていると言われている。来年のことなので望月とした。

https://www.businessinsider.jp/post-199853

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