自費出版の本を貰って一句

年暮に友人から自費出版の本を貰った。この手の本は必ずしも自分が読みたい本だというわけではない。

良い本だとしても自分の関心のないものだってある。正に微妙な感覚のものなのである。

貰った本は読んでみたいと思ったが、年暮に読みたいとはなかなか思えないのです。年明けて落ち着いてから読んでみたいと思う。

そこで一句。

「年の瀬や友より届く自費の本」

さて、今日は大晦日。

私のブログも今年はこの記事をもって終わらせていただきます。

今年１年有難うございました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。m(_ _)m

初雪の日、藤井聡太将棋応援の一句

今日は寒波到来で各地で雪が振り、豪雪地帯では大雪となった模様。

大阪も初雪がチラホラと降ったし、風も強く寒かった。

いつもの自転車散歩にも出掛けず、家にすっ込んで藤井聡太七段の今年の最終戦を見ていた。長い勝負だからずっと見ているわけではないが、結構長い時間、特に終盤は目を離さず見てしまった。

藤井七段は第45期棋王戦予選で村田顕弘六段に序盤から有利に進め終盤ハラハラする場面もあったが順当勝ちした。

藤井は今年度３２勝６敗　勝率０．８４２。

２年前のプロデビューから１０３勝１８敗　勝率０．８５１。と驚異的な成績を残している。

今年の彼の弱点は、振り駒に弱いこと。将棋は先番が若干有利なのであるが、後手番が当たることが多い。

今年は先番１１勝１敗、後番２４勝６敗、大事なところで後番を引いている。

来年はタイトル取りを期待したい。

そこで今日の俳句を一句。

「初雪や聡太頑張れ駒を追う」

「追記」

水面下ですごい攻防があったようで、それを全部読み切っていたらしい。一歩間違えば逆転負け。

https://www.youtube.com/watch?v=UIoFYFDGf3A

退職者親睦の囲碁会の解散記念品

先日、囲碁会の役をやっていた者が集まって、会の解散を決めたが残っていた会費で記念品が配られた。

昨年、井山裕太棋士が７冠制覇の記念の扇子である。２５００円。

揮毫は「無倦」とある。倦むことなし。

井山は現在8月3日、第43期碁聖戦では許家元七段に3連敗し失冠。11月2日、第43期名人戦では挑戦者に張栩九段を迎え3-1と王手をかけたがその後3連敗し3-4で五冠に後退している。

クリスマスに一句

若い時思い出して、恋人いない歴ン年の青年がアパートの窓から外を眺めている光景を読んでみた。

「イブの夜小窓に映るネオン街」

見たことの雲を発見

夕方近く、自転車で運動に出かけようとした写真のような雲を見つけた。

この年まで生きてきて見たことのない形状の雲である。筋の数を数えると１２段もあった。

スマホで写真を撮って出掛けた。途中で俳句を考えたが、あの形状を何と表現したらいいのか、残念ながら思いつかなかった。

家に帰ったら、嫁さんに「鍵かけてなかったでしょ！！」を怒られた。写真を撮るのに気を取られ鍵掛けを忘れたようだ。

親睦囲碁会の解散

奇数月に囲碁の会を開催してきたが、今年度は最少人数の４人も集まらず開催できないまま今日まで来てしまった。

そこで、現世話役２人と前世話役の１人が碁会所に集まり、会の解散を決めた。

碁会所も客の減少で赤字状態が続いていて客の増加も見込めないので今月の２４日で廃業をすることになっていた。

軌を一にする形で囲碁を終了することになった。そこで一句。

「碁会所の廃業もあるクリスマス」

１２月８日にちなんで一句

１２月８日といえば、思い出すべき出来事のあった日、その一つはお釈迦さんが悟りを開かれたこと、もう一つは昭和１６年に帝国海軍が米国ハワイの真珠湾攻撃を行い日米開戦の始まったこと。

丁度この開戦の日は内山興正老師は澤木興道老師から得度を受けられた日に当たります。

「１２月８日釈迦の悟りと真珠湾」

秋の観光地で一句

今日はソフトバンクの携帯が普通でユーザーが大混乱したようです。

少し前にこんな句を作っていました。

「ハイキング紅葉中行くスマホかな」

木枯らしの日に一句

淀川土手で飼い主に引かれた老犬に冷たい木枯らしが強く吹き付けた光景を詠んでみた。

「木枯らしや引く老犬の毛を捲り」