十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

大和は国のまほろば

2021年12月30日 | 宇宙

 「大和は 国のまほろば たたなづく 青垣山ごもれる 大和し 美し」 倭建命が詠んだ古事記にある国偲び歌である。

 意味は「大和は国のなかでももっともよいところだ。重なりあった青い垣根の山、その中にこもっている大和は、美しい」

 その大和で写真を取り続けている保山 耕一さん。

 保山さんの雪の映像を紹介したい。Stand aloneのピアノ曲とお楽しみあれ。

 https://www.youtube.com/watch?v=ZVf0e7qeeKI

 これで今年の私のブログは終了です。ご愛読ありがとうございました。

 来年も引き続きよろしくお願いします。

 コロナの感染が徐々に増えてきております。どうぞお気をつけられてよいお年をお迎えください。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神武東征

2021年12月29日 | 一法言

 前に「神話をなくした民族は命をなくす」というフランスの神話学者デュメジルの言葉とともに、神武東征は事実だという長浜浩明氏の説を紹介した。

 その時、言うのを忘れていたので、追記したい。

 それは、 昭和15年(1940年)皇紀二千六百年祝福のために作られた。北原白秋詩、信時潔曲、による交声曲で神武天皇東征の神話を題材として記念楽曲が発表された。

 1941年録音で、大和言葉の歌はなかなかいい。針音を辛抱して聴いてください。特に出だしは聞きづらいところがある。

https://www.youtube.com/watch?v=8UqGPJA0PHA

 1941年といえば、私の生まれる前年、ひょっとすれば母のお腹にいたかも知れない。そう思うと親しさというか懐かしさを感じてしまう。

 ウィキペディア:信時潔

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E6%99%82%E6%BD%94

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状作成

2021年12月27日 | 生命

 毎年早めに年賀状に書く文言を早めに考えて、ブロクで披露したりしてきたが、今年はいい文言を思いつかず、今日やっと年賀状を作成した。

 年配の人は終活の断捨離で年賀の交換を取りやめるという人も増えてきた。
私もそろそろと思ったりもするが、来たものにはお返しするという態度で望んでいる。

 さて、今日印刷しょうとすると、カラーインクが少なくなっているとの表示が出たので、寒い中、上新電機へ買いに行ってきた。
 以前から、表示が出るようになっていたので、今日はきっと切れるだろうと思ったからである。
 結果はカートリッジを入れ替えることなく印刷できてしまった。刷る枚数も以前より大分少なくなっていたこともあるのだろう。
 切れてから行ってもよかったんだと思ったが、後の祭り。

 おって、いつもは事前に文言を披露しているが、日も迫っているので、元日に掲示させてもらうこととするので、よろしく。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仏舎利、受け入れ騒動(完)

2021年12月23日 | 佛教

紆余曲折があったが、名古屋に覚王山日暹寺が創設され、境内に仏舎利の奉安塔がられた。

経緯は佐々木閑教授の話を、ユーチューブでお聴きになってください。

https://www.youtube.com/watch?v=Q9pvwAZDlCk

https://www.youtube.com/watch?v=_bLdbJVi8bo

https://www.youtube.com/watch?v=sNZQvJIdBI0&t=915s

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神話をなくした民族は命をなくす

2021年12月22日 | 一法言

「神話をなくした民族は命をなくす」は、フランスの神話学者デュメジルの言葉である。

 我々は日本民族、その民族が日本という国を形成している。
 国というのは、勝手に人が集まって出来たものではない。どこの国も建国神話がある。それがその国のアイデンティティである。

 アメリカにも中国にも建国神話がある。それを忘れたら、その国は崩壊する。

 「忘国は亡国である」

 さて、我々の日本には2000年以上語り継がれてきた神話がある。神話に基づく国がある。

 然るに、その神話が荒唐無稽だと教えられない、忘れ去られようとしている。辛うじて神話が伝えられるのが皇室の存在である。

 その皇室が危機に瀕している。皇統の維持が大問題となっているのだ。

 皇統とは男系男子によって維持されてきた、これが絶対要件である。男系男子が維持されなければ、女性天皇、女系天皇でいいのではないか、という安易な考えをいう人がいる。

 性染色体は男性はX型1本、Y型1本、対をなしている。女性はX型2本が対である。

 X型は母方から来る。

 例えば、愛子内親王が天皇となられたならば、正田家、小和田家の血筋となってしまうのである。

 過去にも女性天皇がおられたことがあるが、あくまでもピンチヒッター、そこから皇統が継がれたということはない。

 とにかく、日本人なら日本神話を学ばなければならない。少なくとも日本国は神武天皇から始まったのだということを知らなければならない。

 さて、神武天皇と言えば、神話の話、作り話と思ってきた、何となれば、年数が合わないからである。歴代天皇で100歳を超える天皇がゴロゴロ出てくる。

 しかし、長浜浩明氏の説に出逢って、神武天皇は実在していたのだと、今は思っている。

 また、モヤモヤしていた邪馬台国の話も腑に落ちた。

 ユーチューブに氏の講話があります。ぜひ、聴いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=-qwim83ScRY
https://www.youtube.com/watch?v=IQUJxqCoAjk
https://www.youtube.com/watch?v=yyumrh9Z83s

 また、河合隼雄氏の古事記の講話も公開していますので、トップページのリンクからダウンロードしてお聴きください。

 (写真は長浜氏講話中から一部転載)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪浄水場事故、男性を無事救出

2021年12月18日 | 世相

 ポタリングでよく近くを通る浄水場で16日に事故があり、地下で掘削作業中の作業員が閉じ込められる事故あり、安否が危ぶまれたが今朝無事に救出された。

 私はいつも写真の堤防の上をサイクリング車で走行している。助かってよかった。

 一方、大阪市北区の診療所で火付けによる火災があり、院長を始め24人が亡くなったとのこと、痛ましい。

「以下, Kyodo記事転載」

大阪浄水場事故、男性を無事救出

 大阪広域水道企業団などによると、男性作業員ら3人が16日午前8時ごろから、大庭浄水場と庭窪浄水場に配水管を通すため、約1キロにわたり直径約1メートルの横穴を掘る作業をしていた。付近で水漏れが発生し、男性2人は脱出したが、男性は逃げ遅れていた。

【共同通信】
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仏舎利、受け入れ騒動(3)

2021年12月17日 | 佛教

佐々木閑の仏教講義 4「仏教再発見の旅 126」が本日ユーチューブにアップされる。

仏舎利を安置する覚王殿をどこに造るかで行われた建仁寺における会議の様子を解説されているが、坊さん同士の喧嘩も俗人と何ら変わらないところを描写。面白すぎる。

https://www.youtube.com/watch?v=hj5PCjjjeIQ

建仁寺


https://www.kenninji.jp/about/

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仏舎利、受け入れ騒動(2)

2021年12月15日 | 佛教

 仏舎利が日本の長崎に着いて、京都に運ばれるまでを佐々木閑先生が解説。結構、面白い。写真は五条大橋の様子だが橋の欄干に腰掛けたり大勢の人が詰めかけた。

佐々木閑の仏教講義 4「仏教再発見の旅 125」

https://www.youtube.com/watch?v=Ew3hf3tusF8

 ところで、変なところで思い出したことがあったので、書いておこうと思う。

 受け入れの使者として赴いた四人の中に、東本願寺大谷派の大谷光演(別名句仏)いた。この人は俳句で有名な人だったそうである。

この人について、澤木興道老師が面白いことを言っておられるので紹介したい。

「大谷句仏は大正時代、芸者の一万円のポチをやったというので有名だった。それでいて「モタイナヤ祖師は紙衣(かみこ)の九十年」(紙粉とは紙でつくった衣服)という句をつくった。区はいいが、一万円のポチを芸者にやる人間のつくる句か。」

明治三十三年仏舎利を受け取りの費用が1万円(現在の貨幣価値なら2億円)、大正時代の芸者のポチが1万円、貨幣価値の変動が著しい。

九十歳の祖師とは親鸞聖人のことと思われる。 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本にある釈迦の真骨、仏舎利の話

2021年12月13日 | 佛教

 私は花園大学 佐々木閑教授のユーチューブでの仏教講話を聴いている。教授のこの取り組みは昨年コロナ蔓延で対面授業ができなくなり、授業の一端を一般人にも聴講してもらおうと始まったものである。

 特に教授の専門分野である初期仏教について、知らないところが多かったので非常に勉強になった。

 1日20分に満たない程度の講話なので、苦にならない。仏教に関心のある方には聴講をお勧めしたい。

 今日の講話は、お釈迦さんのお骨、つまり、仏舎利が日本にタイ国から送られる話で、受け入れるに当たっての騒動が語られ、面白かったので紹介する。

「仏教再発見の旅124」
https://www.youtube.com/watch?v=02tAjBEeXZY

 それでその仏舎利はどこの祀られているかというと、名古屋市の日泰寺(無宗派)である。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ukaihidenori/20210421-00233688

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月8日は成道会

2021年12月08日 | 佛教

12月8日は成道会
お釈迦さんが悟りを開かれた日とされている。
勿論、新暦の日であるはずもないがこの日として記念の行事が行われる。

お釈迦さんはどのように悟りを開かれたか、私の思うところを書いてみる。

まず、6年の苦行の果に解脱を得られなかった。挫折も挫折であって絶望の極みにあったのではないかと思う。
何の見通しもなく菩提樹の木の元にへたり込まれた。
死ぬなら死ねと死ぬ気で7日7晩不眠不休で坐り続けられたのだと思う。
瞑想なんかじゃなく只管打坐である。瞑想なんかは苦行の間に嫌というほどなされたに違いない。それは頭の中の葛藤である。

ただ坐り込んだがゆえに我が抜けて無我の悟りを得られたのだと思うのである。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無我説と輪廻説の矛盾

2021年12月01日 | 一法言

ヤフーの知恵袋でタイトルのような質問があったので、以下の通り回答した。
参考にされたし。

 

仏教は素朴実在論です。世界は認識されたものでできている。だから、正しい認識を持ちなさいとはいうが、論争はしないと言うという立場です。

無我説は説くがあえてバラモン教の有我説を否定しない。それがバラモン教の人達の認識なのですからね。お釈迦さんも元はバラモン教の行者です。

ですから、修行者には解脱を説き、そうでない者には生天(天に生まれること)を説いたのです。
子供には子供の立場に立って話さないと導くことはできません。対機説法です。

そういう甘いところがあるものだから、輪廻説なんてものが残ってしまい、それどころか仏教の中に取り込まれしてまっているのです。

無我だと言ったら、有我じゃないことぐらいは分からなくては駄目でしょうね。
でも、俺がいないというのは分かりにくい話です。ですから、無我と有我と切り替えてやっている、ダブルスタンダードです。
それをお釈迦さんも方便としてやってきたのです。
生天したい人によって仏教教団は支えられてきたのです。
そして今日でも死んでから成仏したい人によって寺は支えられています。
本来、死んでからの生天も成仏も仏教ではありません。

永平寺も道元さんのストイックさで坐禅ばかりやっていたら、どんどん衰退、6代目に瑩山さんが在家寄りの経営方針で立て直したのです。
今の葬式の形式は瑩山さんの発明です。

まあ、無我一本でやってきたら仏教はとっくの昔に消えてなくなっていたでしょう。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする