十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

敬弔記事

2024年07月18日 | 生命

 加入している退職者の会の会報が今日届いた。4半期ごとに発行されているものである。

 いつも気になって必ず見るのが、敬弔欄である。

 毎回、1頁で収まっていたのが、2頁に渡っていた。

 死亡者 101名、上司・同僚だった者 5名、それにいつもチェックしているのは、私の年齢82歳より、若くして亡くなった者である。今回は、19名、19.9%。
虚弱体質の私はいつ死んでもおかしくないのであるが、彼等より長生きさせてもらっていることに有難味を感じることができるからである。

 今回の物故者の中に、109歳(女性)の人がおられた。100歳超えの人はちょくちょく見かけるが、109歳は初めて。

 長寿と言えば何と言っても徳之島の泉重千代さん(1986年2月21日没)。120歳で亡くなる前、ギネスブックに「長寿世界一」として登録されたこともある泉重千代さんの言葉。とあるテレビ局からインタビューされた際、好みの女性のタイプを聞かれて答えた。「年上の女がいい」

 これは内山老師の講話で聞いた話だが、あるインタビューで長生きの秘訣を聞かれて「天命じゃよ」と答えられたを素晴らしい答えと老師が感心されていたのを思い出す。

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我々日本人は戦没された人々の命(大和魂)を継いで生きている

2023年08月14日 | 生命

終戦の日に当たり、戦没された人のために鎮魂の歌を歌ってあげてください。

「鎮魂頌(チンコンショウ)」

折口信夫:作詞(1947年)  信時潔:作曲(1959年)

https://www.youtube.com/watch?v=zeTsAQTPP6c

歌の意味は下を参照されたし。

http://gunka.sakura.ne.jp/nihon/chinkon.htm

 死んでいった特攻隊員と守られた女性・子供たち 

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新生命図(生命力は宇宙力)

2023年01月16日 | 生命

 過去に内山興正老師の書かれた自己生命図の紹介に始まり、それをアレンジする格好でいろんな生命図を描画し開示してきた。

 今般、物理、生理、心理と言う形で整理し直し、かつ、個々の生命が宇宙レベルにおいては一体のものであることを示してみた。

 図を見れば一目瞭然のものであるが、若干説明を加えると、上に突き出たドーム型の認識世界は意識によって作られた架空の世界である。
  寝れば消える、目が覚めれば現れる、目を瞑れば暗がりの世界となる。

 その世界を実際の世界と勘違いして、その世界の中で生きているのである。それは記憶した映像のパッチワークであり、人ごとに独自の世界となっている。

 人と人は言葉というインデックスを用いてコミュニケーションを取るが、伝えられるのはインデックスだけであり映像は自分持ちのものを呼び出すことになる。

 個々の生命は宇宙の一部が変成したもので、重力、電磁力の影響範囲が無限大であるから、それぞれが影響し合っている。

 「彼あるがゆえに我あり、我あるがゆえに彼あり」 つまり、仏教でいう縁起である。

 宇宙内のあらゆるものとのっぴきならない関係で連結しているのである。

 生命力は宇宙力である。

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国を捨てて逃げろというH氏、S氏、お終い。

2022年07月02日 | 生命

ロシアの侵略にウクライナの人は命が何より大事だから逃げろという。

特攻で死んだ人のお陰で今の日本人は生きている、そんなことをこれポッチも考えたことがないんだ。

彼らには守らなければならない、子たちがいたのだ。
私は当時3歳、一番小さい子くらいの時、皆、生きておられるのだろうか?

写真は、武田邦彦氏のユーチューブから拝借。https://www.youtube.com/watch?v=11P5F9-Dngc

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初めにいのちありき

2022年02月24日 | 生命

キリスト教は「初めに言葉ありき」というが、仏教では「初めにいのちありき」である。

仏教は自己生命が根本である。

一切は自分が生まれてからの話である。自己が生命体験することにあらゆるものは存在することになる。そのあらゆる存在を体験しつつ生きているのである。

仏教は素朴実在論である。正見されたものは実在と看做すのである。

パソコン通信で知り合ったH氏は次の通りまとめている。参考のためにお示しする。

【1】佛教は素朴実在論
【2】認識していない「ものごと」は言及不可能
【3】「ものごと」は認識内容のみ言及可能
【4】認識を離れた「ものごと」は非存在とみなす
【5】この意味で「存在論」と「認識論」は不可分離(認識内容、結果が存在論)
【6】よって、空の言及内容は「ものごと」であると同時に「認識や心」を論じている
【7】縁起やその他の法体系も同じであり、佛教とそれ以外を峻別する基準でもある。

P.S.

前回は文字色が黒色で読みにくい記事になってしまいました。読みにくいまま放置して失礼しました。
今回修正しております。

 

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年賀状作成

2021年12月27日 | 生命

 毎年早めに年賀状に書く文言を早めに考えて、ブロクで披露したりしてきたが、今年はいい文言を思いつかず、今日やっと年賀状を作成した。

 年配の人は終活の断捨離で年賀の交換を取りやめるという人も増えてきた。
私もそろそろと思ったりもするが、来たものにはお返しするという態度で望んでいる。

 さて、今日印刷しょうとすると、カラーインクが少なくなっているとの表示が出たので、寒い中、上新電機へ買いに行ってきた。
 以前から、表示が出るようになっていたので、今日はきっと切れるだろうと思ったからである。
 結果はカートリッジを入れ替えることなく印刷できてしまった。刷る枚数も以前より大分少なくなっていたこともあるのだろう。
 切れてから行ってもよかったんだと思ったが、後の祭り。

 おって、いつもは事前に文言を披露しているが、日も迫っているので、元日に掲示させてもらうこととするので、よろしく。

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自殺と言わずに自死と言おう(拡散希望)

2020年12月22日 | 生命

「5か月連続で自殺した人は前年比増 学生や働く女性などで深刻に」

というタイトルでNHKの記事が出ていた。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/k10012776801000.html

今年は芸能人の自殺が相次いだり、自殺の記事の多かった。

悲しい現実だ。

それで、いつも「自殺」という言葉が使われることに非常に違和感を覚えるのである。
「自殺者」という言葉、これは差別語ではないだろうか。

当人を貶め周辺の人間を苦しめる。

私も職場の先輩、同僚で3人が亡くなっている。理由は様々だが思い出すと辛い。

まだ、一般的ではないが自死という言葉ある。これに改めてもらいたいものである。

仏教学者 佐々木閑さんは自殺は殺しじゃないと言っている。

https://www.youtube.com/watch?v=oHmD3MmqjqY&list=PL_HtHElkhsboNKodSf7nJmeaozzcPCf9E&index=6

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生命誕生ー3億分の1の確率(改)

2020年09月29日 | 生命

精子の動きに新しい事実が発見されたので、以前に書いた文章に手を加えました。

 

「生命誕生ー3億分の1の確率」

 自分がどのように生まれてきたか考えてみたことがあるだろうか。
 両親の生殖行為の結果生まれてきたことぐらいは誰でも知っているがそれはどのようなものか。

 母親の体内で精子と卵子の結びつきで受精卵ができて、子宮内で細胞分割を繰り返し次第に大きくなって十月十日後誕生となる。

 ここで問題とするのは精子と卵子の結びつきまでである。
 性交時に男性から1回に放出される精子の数は3億といわれる。そのうちの一つが卵子と結びつくのである。3億というとたいそうな数という気はするが大方の人にとってピンとこないのではないか。

 そこで3億の精子を米粒に見立てるとどうなるか見てみたい。かつて内山興正老師が1勺の米粒を数えてみたことがあり730粒あったそうでその数を使ってみる。

 すると、3億の米粒の体積は約7.4立方メートルとなる。これを例えば4畳半の部屋に敷き詰めると高さ1m になる。その米粒一つ一つに尾っぽをつけておたまじゃくしのように 動き回っていると想像してみるといい。その中からたった一つが選ばれるのである。これほど強烈な生存競争はない。

 ヨーイドンで一斉に飛び出して卵子めざしての競泳。真っ先かけても駄目で、先駈けするのは皆討死にする。女性の身体には細菌等の異物を排除する防御機能がはたらく。前の精子が切り開いた道を後ろの精子が進んで行く。力も必要でもあるが展開にも運にも恵まれんと優勝は覚束ない訳である。

3億が動き回っている中での確率だから、それは3億どころか無限可能性の中から生まれてくる。1/∞だから、0の確率である。

 最近、精子はらせん状に回転しながら進んで行くことが分かった。卵子に突入する時も回転力が役立つのかも知れない。

 最善のコースを最善のペースで 泳ぎきらなければならない。その軌跡はその瞬間その瞬間に確実にその位置におらなけ ればならない。非常に微妙だから母親の体の動き一つで位置は変わってしまう。たとえば前日に蚊にかまれたような軽微な出来事でもその有る無しで生まれる子は違ってしまう。

 自然界の仕組みは微妙精緻で極微の動きも増幅されて新しい生命がそこから生まれてくるのである。死んでから自分だけが生まれかわるのではない。生きている命からその分身として新しい命が次々と生まれてきているのである。一切衆生皆我が子なのである。

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定説を覆えす 精子の動き方

2020年09月26日 | 生命

8月初めに「精子は回転しながら前進」 300年以上の定説を覆す という、動画をユーチューブで見つけた。

  https://www.youtube.com/watch?v=CQMUlL28WFo

実は2008年11月に「3億分の1の確立」というタイトルで人間生命誕生の過程の一部を記事にしたことがある。その中で精子の動きを「おたまじゃくしのように 動き回っている」と表現したが、そんなとろいものではなくもっと活発に動いているということが分かった。

知っておいてほしい記事の一つなので、若干書き直して再アップしたい。

https://blog.goo.ne.jp/ippouji/e/97022acd9eb9cfcb88ddf01836f1022e

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コロナウイルスとの共生  ぶっ続きにいのちを生きる

2020年05月29日 | 生命

新型コロナウイルスの感染状況は5月29日現在で感染者571万人、死者数36万人となっている。
日本は幸い概ね感染を抑え込めて、非常事態宣言も解除され、社会生活も徐々に元に戻りつつある。

しかし、完全に鎮静とまでは行かないようで、くすぶりがポツポツと出てきて自粛を再演する自治体もある。

世界的はこれから蔓延が本格化するような国・地域も沢山あり、いつ以前のように人々が交流できるようになるかは誰も予測がつかないように思われる。
オリンピックはまず無理、経済的ダメージを抑えるために早々に中止を決めるべきだ。

そのような状況下で、コロナを絶滅させることができないから、あきらめの境地でコロナと共に生きていくしかない、とよく言われるようになった。
withコロナなんて、言い出している。ステイホームだとか、何で英語を使うのか。

さて、そのコロナとの共生だが、厄介物との共生になっていて、共生と言えるものではない。共生というからには生命的連帯感なければならない。

さて、私のブログは「十方世界共生山一法寺」である。看板に共生と掲げてある以上、どういう意味で共生と言っているか、これまでも折に触れ述べてきた来たところであるが、今般のコロナを例に話をしておきたい。

私はこのブログで毎年年賀状を紹介している、ちょっと、古い話し合だが平成3年の正月に知り合いにこんな年賀状を送った。この1月17日に湾岸戦争勃発した。あんな無茶なサダム・フセインともいのちとして繋がっているという詩でである。

「  謹賀新年

  フラフラ人生50年、知命の歳ともなりました。
  人生の師、内山興正老師をみならって人生詩を作りました。
  恥ずかしながら詩ともいえないようなものですが、これが私の知命です。
  本年もよろしくお願いします。
     平成3年元旦

  いのちはぶっ続き

    全てのいのちはぶっ続き
    あなたと私もぶっ続き
    あなたが生れて私が生れ
    私が生れてあなたが生る
    オシャカさんともぶっ続き
    キリストさんともぶっ続き
    ヒトラーさんともぶっ続き
    フセインさんともぶっ続き
    全てのいのちとぶっ続き」


この宇宙に存在するものは、どんなものでも切って切れない繋がりを持っているということ。

どんなものでそれ単独で存在しえない。生きていくためには、空気がいる、水がいる、食べ物、着る物、住むところがいる、それは地球の上にある。地球も月も太陽も皆必要、太陽は天の川銀河の中、天の川銀河もなくてはならない。銀河団、大規模銀河団、宇宙全体がなくてはいかなるものも存在しえない。

私はこれを「生命力は宇宙力 宇宙力が生命力」という。

コロナウイルスも私も同じ宇宙力を生きているということである。宇宙力を共有している、宇宙力で共生しているのである。

ところが宇宙に話を持っていくと、話が漠然としたものになってしまう。
個体と個体とのダイレクトな繋がり感が薄くなる。

そこで個体の持つパワーについて考えてみたい。
個体は宇宙力支えられているのであるが、逆に個体が宇宙を支えているということなのである。

宇宙全体から力が及んでくれば、同じだけの力で宇宙に力を及ぼしていることになる、重力、電磁力は影響範囲が無限大である。

ウイルスは小さな存在だが、宇宙の中にちゃんと存在している、その存在しているものを消すことはできない。その存在を否定すれば、宇宙の中に完全な無の穴があくことになる。宇宙の中に宇宙の法則の適用されない部分ができた対起用されない宇宙は崩壊するしかなくなる。

私がいて宇宙がある、その宇宙の中にウイルスがいる。ウイルスがいて宇宙がある、その宇宙の中に私がいる。

私とウイルスは繋がっていて生かし合っているということになる。ウイルスのお陰で生きているのである。

宇宙ができて138億年、その間宇宙にあったものは私の生まれに関与しているわけである。

コロナウイルスのお陰で生きているのである。

昨日のニュースで京都アニメーションの放火殺人事件の容疑者青葉真司が逮捕されたことが報じられ、被害者遺族が許せない思いを強くしたとのコメントがあったりしたが、殺された人も、実は青葉容疑者と生かし生かされる関係にあったのである。
彼より年下の者は彼の命から生まれてきたのであり、彼より年上の人はその人から彼が生まれてきたのである。

許すしかない。

青葉容疑者もそもそも、生かし合って生きていることを知っているなら殺すなんてこともあり得ない。

深く共生の理を知るなら、戦争なんてものもあり得ないのである。

「追記」

このブログは一法の独り言ということで始めましたが、今回は独り言ではなく、生命の繋がりについてよく知ってもらいたいからコメント歓迎します。

リアクションもあれば嬉しいです。

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「生命力は宇宙力」 ウイルスと共存共生

2020年02月21日 | 生命

今、世界中で新型コロナウイルスで大騒ぎになっている。
当方も77歳の高齢者で、ハイリスク年代、罹るとヤバイことになる。

しかし、1、2週間ぐらいで死ぬとなると、長患いするより簡単でいいともいえる。

皆、怖がっているが、インフルエンザの死亡者は次の通り、現状でよっぽど怖いのではないかとも言える。

2016年1463人→2017年2569人→2018年3325人。

https://news.livedoor.com/article/detail/17834048/

交通事故の死亡者は、2019年3215人、負傷者はそれの15倍に及ぶ。

ピーク時の死者には16765人(1970年)、交通戦争ともいわれ、軍隊で言えば2個師団全滅である。

https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikokoutsu

さて、今回、生命のあり方を宇宙的に考えてみると、そんなこともありかと、安心につながる話をしてみたい。

前に一法言で「生命力は宇宙力 宇宙力が生命力」と書いたが、諸兄にどうして覚えていてほしい言葉なのである。

我々が生きているのは、生きる力が働いているからである。そんな力が勝手にあるわけではない。宇宙全体の力によって生きているのである。

コロナウイルスもまた宇宙全体の力で生きている。宇宙は一つだから、同じ宇宙力で生きているのである。

我々と宇宙力を共有しているのある。

さて、宇宙は広大なものであり、ウイルスは微小なものであるが、宇宙の中にウイルスが存在する以上そのウイルスを今この瞬間なくすことはできない。存在してしまっているのだから、これからつぶすということはできるが、宇宙の外へ放り出すこともできない。有ってしまっているものはいかんともしがたいのであり、ウイルスが宇宙力の一端になっているのである。

今、あるウイルスの力を否定したら、宇宙の中に完全な無の穴が空いたら、つまり、宇宙の法則の適用できない場所ができたら、宇宙は崩壊するしかないのである。

宇宙には観測できる力として、4つの力がある、それは強い力、弱い力、電磁力、重力であるが、電磁力と重力は影響範囲が無限大だという。宇宙の中のものは電磁力と重力で繋がっていて切れないのである。

我々とウイルスもその力で繋がっていてお互いに影響し合っている。あのコロナウイルスの誕生に関りを持っているのである。
コロナウイルスの存在によって、我々も生きている。

生かし合いながら、殺し合いをしている、関係なのである。

殺し屋がドス持って殺しに来た、えらいこっちゃ、しかし、そいつのお陰で生きてきたのである。そいつが殺し屋になったもの、こっちが関係しているのである。

無茶な話と思われるかも知れないが、よく考えてみてください。

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内山興正老師の生命方程式(重要)

2019年10月05日 | 生命

内山老師が発明された生命方程式というのがあります。図にされた自己曼画とともに自己のあり方つまり生命の実物をを知る上で重要な意味を持っているものです。

生命方程式は、ご存知の方も多いと思いますが、「自己=1=1/1=2/2=3/3=・・・=一切/一切」です。(分数は/で分母/分子を表示しています)

老師はある時の提唱で笑いながら冗談のように「アインシュタインの方程式は物理の方程式だが、こっちは生命の方程式、こちらの大事、ノーベル賞もの」なんて言われていました。

老師はこの方程式を書物や法話の中でいつも生命の実物を説明する時に使われていました。

私も理解を深める上で大いに役立ちました。

初めはそれで納得していたのですが、いつのころからか老師はあの方程式に加えて1/一切でもあると式の外に付け加えられるようになったのです。
1個体として生きてるのですから1/一切は当然です。

でも、これには違和感を覚えました。1/一切は式になっていません。定理とか方程式というのは、美しくなければならないと思うのです。美しくあるためには1/一切は方程式の中になければなりません。

そこで考えました。私の考えた方程式はこうです。老師の式を変換しただけです。

自己=1=1/1=2/2=3/3=・・・=一切/一切=1/一切✕一切/1」

これで1/一切は式の中に入りました。

華厳経の説く「一即一切 一切即一」ということを表していると思うのです。

1/一切✕一切/1は今なら1/宇宙✕宇宙/1の方がピンと来る人が多いのではないでしょうか。1/宇宙は宇宙全体によって自己は支えられているということ、宇宙/1は自己が宇宙全体を支えているということ、自己を外せば宇宙もなくならざるを得なくなるのですから。 

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平均寿命最高更新 女性87・32歳、男性81・25歳

2019年08月02日 | 生命

日本人の平均寿命が最高を更新した記事が出ていた。

https://www.sankei.com/life/news/190730/lif1907300032-n1.html

果たしてこれが結構なことなのだろうかと、考えてしまう。ボケた期間が伸びただけ。子孫に負担を増やすだけ。

私も先日、77歳になった。虚弱体質で身体も細くて神経も細い、10代に慢性腎炎で3年、薬を飲み続け、運動は禁止、とても、長生きできるとは思えなかった。若い時から後5年持つかな、と思いつつ生きてきたが、77歳まで生きてきた、ビックリである。

ここまで来たら平均寿命まで持つか、後3年と思っていたら、1年延長。目標が遠くなる。顔先に人参をつけられた馬みたいに走り続けなければならない。

しかし、これから時代は大変そう。楽に生きられそうではなくなることは明白である。

さて、話変わって。寿命も近づいていることとて、身の回りの整理を始めた。終活の一環で断捨離である。

そしたら、ダンボールの底から冊子が出てきた。引っ越しの時紛らわしていたものである。内山老師の「自分と自己」という冊子である。昭和54年、40年前のものである。20冊くらい残っていた。

読んでみると、当時の地球人口は35億人とある。現在ざっと77億人、40年で42億人増。

地球が悲鳴をあげているのがよく分かる。

これから、どうなっていくのか、よくなるとはとても思えない。そんな中、平均寿命が伸びてもねえー。

適当なところでコロリと・・・。無用な延命は御免被りたい。

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自己生命図(再掲)

2019年01月12日 | 生命

自己を図示したものを紹介してきましたが、一部修正もあるのでこれを機会に纏めて紹介します。

1 学習院大学の名誉教授 横山紘一氏 の自分図、自分というものを客観的に表したもの。
  11月1日の図では細胞数が60兆となっていたが、最近は37兆と言われているので直した図にします。


2 内山興正老師の著作「進みと安らいー自己の世界」に書かれた自己生命図です。


3 科学的な世界観も加えた私の考えた自己生命図です。

4 3図の認識世界を部分を書いた図です。内山老師の図の中味を書いたものでもあります。

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内山興正老師の生命方程式

2018年01月27日 | 生命

内山興正老師が自己生命の有り様について、自己生命の方程式というのを考えられてその著作や講話においてよく明示されていました。
アインシュタインの宇宙方程式よりご自分の生命方程式の方が上だなんて冗談めいて言われたていたこともあります。
つまり、老師自慢の方程式です。

内山老師の「人生科読本」にあるその方程式部分をお見せしますと、以下のとおりです。


ところがもう一つ、ピンと来ていない人も多いのではないかということです。

例えば2/2はペアの在り方を考えてみますと、ペアである限り相手のことも一緒に考えて一体感を持ち連帯していることが自己の在り方になるということです。夫婦の場合一心同体なんていいます。
2人いてそれぞれが単に2人の中の1人つまり1/2の存在でないという意味です。
それがトリオならば3/3。それを拡大していくと日本人/日本人、全体/全体ということになるというのです。

これを図示するといつも紹介する老師の自己生命図になります。

ところが1/全体の存在でもあると別に書かれています。つまり、その中の1員でもあるということです。

この自己生命は一つなのに式が2つに別れているところが私にはちょっと気になるところです。

老師はかつて「自分と自己」という文章も書いておられます。全体分の1の自分と全体分の全体である自己を分けて書いておられるのです。

そこで老師に異を称えるようだけど全体/全体と1/全体と一つの式に入れて一本化したものを考えてみました。この方が私にはスッキリしたものになるのです。

それが次の式です。

       1  2  1 2  3   1 3       日本人   1   日本人  全体   1  全体
自己=1=─=──=─×─=──=─×─=・・・・・=─────=────×────=───=───×───
       1  2  2 1  3   3 1       日本人  日本人   1   全体  全体  1

1/全体は全体の中の1部、部分であること、それは1なる自分は全体に支えられているということでもあります。
一方、全体/1は全体は部分よって出来ている、部分によって支えられてると形になります。
また、一なる自分の生命体験によって全体なる世界が出来ているということでもあります。

      1  全体
自己=───×───   自己というのは宇宙の中では部分でありつつ全体性を有しているということになります。
     全体  1

 この式の×は兼ねているという意味に解すると、佛教の言葉で出てくる「即」に当たるでしょう。

「一即一切 一切即一」「一心一切法 一切法一心」「煩悩即菩提」「色即是空 空即是色」etc

例えば、坐禅もそうではないでしょうか。全体分の1の肉体でもって全体の宇宙を体現することを意味します。

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