十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

出家的に生きるために

2022年02月28日 | 佛教

仏教学者 佐々木閑 花園大学 教授のユーチューブのおける新しい講義が始まった。

「出家的に生きるために」というタイトルである。

的がついていることから意味的には在家の人達に向けたものと思われる。

在家者が出家的に生きるのは仏教を信奉する者にとって当たり前のように思われるが、かくいう私は在家得度を受けているのでそれに類するものと思っている。在家出家である。

この在家出家は在家と出家の折衷というような中途半端なものではなく、ある時は在家であり、また、ある時は出家であるといった生き方であることを知っておく必要がある。

さて、在家出家という言葉を使ったが、逆の出家在家という言葉が考えられる。

これは出家が家庭を持ち在家的に生きているという意味とすると、それは果たして出家と言えるのかどうか。

とすると、出家と呼ばれる方々も在家出家を生きるしかないと思う。

日本には例外はあれど在家出家しかいないのではないか、

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初めにいのちありき

2022年02月24日 | 生命

キリスト教は「初めに言葉ありき」というが、仏教では「初めにいのちありき」である。

仏教は自己生命が根本である。

一切は自分が生まれてからの話である。自己が生命体験することにあらゆるものは存在することになる。そのあらゆる存在を体験しつつ生きているのである。

仏教は素朴実在論である。正見されたものは実在と看做すのである。

パソコン通信で知り合ったH氏は次の通りまとめている。参考のためにお示しする。

【1】佛教は素朴実在論
【2】認識していない「ものごと」は言及不可能
【3】「ものごと」は認識内容のみ言及可能
【4】認識を離れた「ものごと」は非存在とみなす
【5】この意味で「存在論」と「認識論」は不可分離(認識内容、結果が存在論)
【6】よって、空の言及内容は「ものごと」であると同時に「認識や心」を論じている
【7】縁起やその他の法体系も同じであり、佛教とそれ以外を峻別する基準でもある。

P.S.

前回は文字色が黒色で読みにくい記事になってしまいました。読みにくいまま放置して失礼しました。
今回修正しております。

 

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善悪には都合という取っ手がついている

2022年02月19日 | 一法言

仏教の根本教説に七仏通戒偈というのがあります。 

七仏とは釈迦牟尼仏以前に存在したと信じられている仏です。

毘婆尸仏(びばしぶつ) 尸棄仏(しきぶつ) 毘舎浮仏(びしゃふぶつ) 拘留孫仏(くるそんぶつ) 拘那含牟尼仏(くなごんむにぶつ) 迦葉仏(かしょうぶつ)釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)

釈迦牟尼仏は実在の仏でしたが、過去仏は皆、万歳を超える仏で、まあ、想像上の仏です。

しかし、曹洞宗の朝課で歴代祖師尊名を読み上げるということをやります。その時には毘婆尸仏大和尚から始まり直近の遷化された師匠まで〇〇大和尚と読み上げていくのです。

その七仏に共通する教戒として七仏通戒偈というのがあります。
 諸悪莫作(しょあくまくさ)  悪い事はしない。
 衆善奉行(しゅぜんぶぎょう) 善い事をする。
 自浄其意(じじょいうごい)  心は清らかに保て。
 是諸仏教(ぜしょぶっきょう) これが諸仏の教えである。

 シンプルで誰にでも分かる結構なお説である。

 しかし、善と悪、これが簡単なようでそうではない。

 そこで私の言葉となる。「善悪には都合という取っ手がついている」

 人間にとって都合のよいことが善 都合の悪いことが悪である。
 国家にとって都合のよいことが善、都合の悪いことが悪。 
 自分にとって都合のよいことが善、都合の割ることが悪。

 つまり、〇〇にとっての都合によって決まる、都合とは状況次第ということ。善悪は簡単には決まらない。

 前に紹介した和田重正先生はどう言っているか。「ヨイことをする」はよくない。「ヨイことはする」ないと、駄目だといっている。

 「葦かびの萌えいずるごとく」p382を参照してください。

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「海道東征」建国の日に偲び聴く

2022年02月11日 | 俳句

 3年前の紀元節にタイトルのような句を詠んだことがある。
4半期毎に退職者の機関紙に投句しているが、なかなか入選しない中で珍しく入選した。

 選者が90歳の先生だから、懐古的に選んでもらえたのかも知れない。

 今朝も「海道東征」を先程聞いてみたところである。第7章白肩の津上陸の白肩の津とは、東大阪市の日下、孔舎衙、字は違うがくさかと読む地である。(地図参照)

 ここは母親の実家が近いところで親戚もあった。母親の実家は大東市だが地名に浜が残っていた。なぜ浜なのか分からなかったが、どうやら海がその地まで広がっていたのだろう。

 大阪平野は元は内海であり、河内湖となり、土砂の堆積で平野となったもの、神武東征の折りには浅海であったということである。現状からは考えも及ばない。

「海道東征」は昭和15年(1940年)皇紀二千六百年祝福のために作られた。北原白秋作詩、信時潔作曲、による交声曲で神武天皇東征の神話を題材としている。

 https://www.youtube.com/watch?v=8UqGPJA0PHA

 今年は皇紀2682年である。西暦に660年加えたものである。そんな古い時代に神武天皇が即位したのか、その後百歳を超える天皇が何人も出てくる、おかしい。
 それで神話にしてしまって架空のことにされてしまっている。

 私なんかも勝手に国ができたわけではないし、誰かが造ったに違いない、似たようなことがあってそれが神話として残っているのだろうと思っていたが、古代史研究家 長浜浩明氏の説でぐっとその実在性が信じられるようになった。

 彼の説は当時春秋暦が用いられていたというのである。春分の日、秋分の日で年が変わり今の1年が2年に数えられていたというのである。天皇の歳も普通の歳になる。

 それで換算してみると、神武即位の日はBC70年となるということである。日下まで舟で行くことができる地勢だったという。

 まあ、どこの国も建国は神話である。話が盛られたり、盛って受け止められたりしている。新しくできた国のそうであろう。そうでないと国という形は作れない。

 その点日本はBC70年にしても国としては世界最古の国である。大事に守っていきたいものである。

 前にも紹介したが長浜浩明氏の話を聞いてみられたい。

https://www.youtube.com/watch?v=-qwim83ScRY
https://www.youtube.com/watch?v=IQUJxqCoAjk
https://www.youtube.com/watch?v=yyumrh9Z83s

 

 

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3回目コロナワクチン接種の免疫効果

2022年02月10日 | 生活

 3回目コロナワクチン接種の免疫効果について、ワクチン接種会場で効き目はいつからと聞いてみたが、はっきりした返事がもらえなかった。コロナの種類がすぐに入れ替わることから、直ぐに効果があるのでは考えていた。

 そんな中で朝のニュースでファイザーとモデルナとでは若干モデルナの方が効果が上、副反応は変わらない。しかし、3回目は日にちおかず即効果があるから、ワクチンの種類に関係なく即接種を受けるべきだというメッセージがあった。

 高齢者はワクチンの種類に関係なくできるだけ早く接種を受けるべきということである。

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葦かびの萌えいずるごとく

2022年02月08日 | 人生

 今朝、ユーチューブを閲覧すると、円覚寺の横田老師のサムネイルが目についた。

 タイトルが「いのちの色ー和田重正『葦かびの萌えいずるごとく』に学ぶ」というものだった。

 和田先生は私にとって内山興正老師とともに人生の師というべきお方である。内山老師の「進みと安らい」という本を読み、その出版社が柏樹社で出版されていた本が「葦かびの萌えいずるごとく」であった。元々中学校程度の塾の生徒に書かれた機関紙の文章を集めたもので読みやすく分かりやすいものだった。

 内山老師の本とともに、繰り返し読んで自分への励ましとしたものである。塾のある拠点は小田原市なので伺ったことはなかったが、関西に講演に来られた時は2,3回お目にかかったことがある。

 この本は何回か形を換えて出版されている。私が最初入手したのは昭和45年発行の合本版、その後簡略したスクール版、若き日の自己発見版とがある。

 今回、ネットで検索していく中で「和田重正に学ぶ会」というのがあり、合本版がPDFでダウンロードできるようになっているのを見つけた。これで読んでもらうとよいと思う。

 http://wadashigemasa.com/youkoso_he_tian_zhong_zhengnopejihe/Welcome.html

 「蟻は小ぽけな虫けらか」という文章、ここをしっかり読んでもらいたい。

 さて、表題にある「葦かび」という言葉だが、本の最後のところに説明がある。

 時期を同じくして、数学者の岡潔さんが「葦牙よ萌えあがれ」という本を出されている。この本にも感銘を受けた。古本で入手可能のようである。

 おって、このブログは私の独り言というスタンスで始めました。コメントを求めないというスタイルで始めたのでその傾向がずっと続いています。
 しかし、この「葦かびの萌いずるごとく」に関しては、思い入れのある本なのでどういう読後感を得られたか、コメントいただけたら嬉しく思います。よろしく。

 

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3回目ワクチン接種後の副反応

2022年02月07日 | 生活

 2日前にコロナウイルスワクチンの3回目接種を受けたが、その副反応についてレポートすると、朝10時に接種を受けてその後全然異常を感じなかった。

 12時間経った夜10時頃になって注射した左肩に鈍痛を覚えるようになった。

 いつもは12時頃まで起きているのだが、すぐに床についた。痛みはひどくないが気になってなかなか寝付けなかった。結局、入眠したのはいつもの12時ころになってしまった。

 夜中にいつものとおり尿意をもよおして2,3回目を覚ました。状態は変わらないが、それで寝付きが妨げられることはなかった。

 朝目を覚ますと、痛みは消えていた。ただ、腕を上げると痛みを感じる。

 この痛みは軽減してきているが2日たった今でも若干残っている。

 私に関して言えば、1回目より2回目、2回めより3回目、と副反応は強めになってきているが、何ともないレベルに収まっている。

 因みに、ワクチンは1,2回目がファイザー、3回目はモデルナである。
 モデルナの方が若干効きが良さそうなデータが出ていたので、それは良かったと思っている。

                 

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3回目コロナウイルスワクチンの接種完了

2022年02月05日 | 生活

 先月早々申し込んでいた3回目コロナウイルスワクチンの接種日が今日だったので、接種を受けて来た。前回はファイザーだったが、今回はモデルナ、気にする人も多いようだが何てことはない。

 会場は守口市市民体育館、場所は側をよく通るので知っていたが入場するのは初めてだった。

 10時からとなっていたので、9時半に自転車で家を出て9:40頃着いたが人は一人も見かけない。1階正面入り口に接種会場との看板があったが、扉が閉じられていた。

 おかしいな思いつつ、ふと気がついたらマスクしていない。取りに帰ったら時刻に間に合わない、近くにコンビニがあるのに気がついて7枚入りのマスクを購入、なんとか間に合った。

 体育館につくと入り口はやはりは閉鎖状態、おかしいなと思いつつ周りを見渡すと2階へ上る階段があり、数人の人が上がっていくのが見えた。続いて上がっていくと、案内員がいてそれの指示に従って会場に入ると既に大勢の人が待ち合わせていた。

 受付、体温測定、問診(写真はその待ち合わせ)、接種、15分待機、終了確認という流れを経て、接種終了。10:35に会場を跡にした。トータル約1時間の行程、前回大した副反応もなかったので、これで一安心といったところである。

写真は他に1枚、さらに一枚撮りかけたところで注意されてストップ。

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節分行事

2022年02月02日 | 生活

節分には豆撒きをする時は「福は外」と掛け声しようと提唱しているが、今年はそれに「コロナ外」を加えたい。

今年の恵方は北北西らしい。そういえば「北北西に進路をとれ」という映画があったなあ。見てないけど・・・。

https://blog.goo.ne.jp/ippouji/e/27da3f93dba97bf34f69c8d78fe3523e

「福は外 コロナ外」

ところで、イワシの食べ、その頭を柊の枝葉に着け玄関に飾るという行事をやっているところありますか?
 子供の時分、実家の庭に柊の木があって、我が家だけやっていた。近所ではどこもするところがなく、柊を貰いに来る家もなかった。

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ワクチン接種

2022年02月01日 | 生活

 隣の市に90歳の叔母がいるが、今日、かかりつけ医でモデルナのワクチンを受けてきた。

 私がワクチンの申込みをした時、叔母のワクチン摂取の申し込みが気になって連絡したらまだ通知書が届いていないということだったので、かかりつけ医に申し込みしておくようにアドバイスした。

 その時点ではまだ受付はしていない状態だったが、予約は受け付けてくれた。20日頃になって通知書が届いたので正式に受け付けてくれたそうである。

 ワクチンの種類はモデルナで、叔母は前がファイザーだったので気にしていたが、早めに受けておくことが大事と説得。第1日目の今日、無事に接種を受けて来た。

 今の所、副反応は出ていない。

 副反応が心配でファイザーを希望する人多くて接種が進んでいないという報道もある。種類が変わっても早く受けた方がよいと思うがどうなんだろうか。

 私は5日の予定である。

 今日の大阪の感染者数 11881人 守口市 252人(人口 14.3万人 率0.18%)

      

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