十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

心理学者河合隼雄先生の講話「日本人のこころ」(音声ライブラリ公開)

2017年09月30日 | 人生

以前、私が所蔵する音声ライブラリを一部公開したことがありましたが、この度河合隼雄先生、盛永宗興老師、内山興正老師の講話を公開することに致しました。

今回は河合隼雄先生のテレビでの講座を録音したものです。「日本人のこころ」というタイトルのもので全部で26回あったものを途中から録音し始めました。18回分あります。
我々今生きている日本人の精神構造も古事記から始まっていることがよく分かります。
先生はご自分のアイデンティティーは古事記にあるとも言われています。取りも直さず同じ日本人である我々もそうであると言わざるを得ないと思います。

先生の日本人の精神構造は中空構造、中空なるところに何を入れるか。考えてみるべきところでしょう。

Google ドライブに保存してありますからダウンロードしてお聞きください。

なお、今回の話の中に十牛図に関する話が出てきます。十牛図について盛永老師が講話されていますので関連で次に紹介したいと思います。


「日本人のこころ」

https://drive.google.com/drive/folders/0B-e9tlStelOdZWVoS3c3WXVsSlE?resourcekey=0-ticB4q8HnNMoh1WL6yYlcA&usp=sharing

1 神話の知と科学の知 :冒頭部がありません。途中から始まります。
2 創世神話
3 イザナギ、イザナミ
4 見るなの禁
5 女性のうらみ
6 三貴子の誕生
7 スサノオの侵入
8 天の岩戸
9 ヤマタノオロチ退治
10 オオクニヌシの求婚
11 オオクニヌシとスクナヒコナ
12 国譲り
13 意味あるくりかえし
14 古事記の構造
15 自己実現の過程
16 日本と西洋
17 日本と東洋
18 日本人の自己実現

講話の中に出てくる古事記及び神代正語常磐草(かみよのまさごとときわぐさ)は下記サイトを参考にしてください。

https://nihonsinwa.com/column/poya/1

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2609591?tocOpened=1

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はぐれ犬に出逢って一句

2017年09月29日 | 俳句

夕焼けの中、散歩していたら、雑種の老犬がうろついていたのを見て一句詠んでみた。

汚れた首輪がついていたので、飼い犬に違いないのだろうが、見放された感じが痛々しい。

「秋夕焼 はぐれ彷徨く 老いし犬」

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松山市の俳句ポスト365に応募(3回目)

2017年09月28日 | 俳句

今回の兼題は舞茸。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%B1

「舞茸や 狸坐りて 腹鼓」

舞茸はサルノコシカケ科のキノコ、松山は狸の本場。刑部狸が有名。それで狸に腰掛けさせて腹鼓を打たせてみた。

隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)または刑部狸(ぎょうぶだぬき)は、伊予国(現・愛媛県)松山に伝わる化け狸。『証城寺の狸囃子』『分福茶釜』と並んで日本三大狸話の一つに数えられる『松山騒動八百八狸物語』に登場することで知られている。

「舞茸や ブナにスカート 穿かせけり」

ブナの大木の周りに舞茸がビッシリ。まるでスカートのよう。舞茸がスカートを作りブナの木に穿かせたと擬人化。

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小学校の運動会に一句

2017年09月26日 | 俳句

今日は近所の小学校の運動会だ。

見に行くわけなく拡声器の声を聞くのみであるが、雰囲気は伝わってくる。

気づいたことはいつからか音楽がないこと、周辺への配慮があるようである。

運動会といえば、体力がない、運動神経が鈍い、となれば辛い思い出しかない。

拡声器で出番の呼び出しのあった時のいやな感じ・・・。

そこで一句。

「拡声の いやな思い出 運動会」

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読書の秋に一句

2017年09月25日 | 俳句

近くの市の図書館は日祝は5時で閉館である。

閉館の15分前にチャイムが鳴る。

本を仕舞かけに続きを読むための頁を確かめて一句。

「秋の暮 チャイムに本の 頁見る」

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彼岸の中日に一句

2017年09月23日 | 俳句

今日は彼岸の中日、曹洞宗のお寺の前を通ったら、やはり彼岸の行事があったようで多くの人が見受けられた。

勿論、年配者ばかり。そこで一句。

「祈ります ピンピンコロリ 秋彼岸」

季語で彼岸といえば、春のことらしい。秋なら秋彼岸という。

彼岸からの連想で、悲願。年寄りの悲願といえばピンピンコロリ。ところがどうも悲願という言葉が入れにくい。

それで「祈ります」とした。3段切れはよくないらしいがまあ、いいとしよう。

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淀川土手で見つけた彼岸花で一句

2017年09月22日 | 俳句

淀川土手で彼岸花の咲いているのを見つけた。

花の周りの草が赤くなっているのが見て取れる。そこで一句。

阿弥陀経には極楽の描写として「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」とある。

「彼岸花 此岸に放つ 赤光か」

 

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松山市の俳句ポスト365に応募(2回目)

2017年09月21日 | 俳句

兼題は秋の季語 「烏瓜」

烏瓜というものがどんなものか、見たことがなかったのでウィキペディアで調べてみてどんなものか確認した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%83%AA

そして詠んだ句が次の2つ。

「烏瓜 嘴の痕 爪の痕」

烏瓜に鳥が止まって摂食した後の様子を詠んだもの。「の痕」をリフレインして分かり易い句。

ところが今日別記事を見つけたら、鳥も食わない実だと書いてあった。ウィキペディアには鳥が摂食するようなことが書いてあった。どちらが正しいのか、選者がどちらの見解か。鳥も食べない派なら、選考外決定だが・・・。

「ゴミ袋 烏が瓜を貪りぬ」

烏瓜そのものでは上のしかできなかったので、連想で烏と瓜に分けて作ってみた。兼題から外れているというのでこれは選考外の可能性大か。

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淀川土手の刈り残されたすすきに一句

2017年09月20日 | 俳句

毎日のようにポタリングする淀川の堤防が夏草で覆われていたが、全面的に草刈りが行われている。

傾斜部分は人が乗れる草刈り機が入って刈れるのであるが、上部の角のところは草刈り機が使えず、後から小型の機械で刈ることになる。その部分が刈られずに残っている。

すすきが多く背も高く、穂も出ているので目立った存在である。

「すすきの穂 刈り残されて うらめしや」

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向かい風に抵抗して一句

2017年09月19日 | 俳句

いつもの淀川土手を自転車で走ってきたが、風が強くて耳に響いた。そこで一句。

「秋風や 鼓膜に響き ボーボーと」

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敬老の日に一句

2017年09月18日 | 俳句

鹿児島県喜界町の田島ナビさん(117)が世界最高齢に認定される見通しとなったの記事があった。世界最高齢とされていたジャマイカの女性が15日亡くなって田島さんがトップとなった。

世界最高齢といえば120歳泉重千代さんが有名だが、生年に疑問が残りギネス記録は取り消されていた。

「名月を 百度愛でし 嫗あり」

田島さんは117歳まで生きてこられたので、名月を百回見たかもということを詠んだ。

嫗はおうなと読み、老女のこと。

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台風18号接近で一句

2017年09月17日 | 俳句

台風18号が近畿に接近中、この台風初めは紀伊半島沖を通過する予報になっていたが、段々進路が西に振れて広島を通過するようなった。

あっちへ行くのかと思っていたら、今日になって逆に東に振れてきて兵庫県を通過しそうだ。

「台風進路 振り子の如く 振れにけり」

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松山市の俳句ポスト365に応募

2017年09月16日 | 俳句

近代俳句の正岡子規のふるさと松山市が俳句の募集するコーナーを設けている。

選者は同県出身の夏井いつき氏、バラエティ番組プレバトで活躍中。

折角、俳句をやり始めたので応募してみる気になった。

参加初回の兼題は「櫨紅葉」(はぜもみじ)。

「櫨紅葉 滝音高く 鳥忙し」

山奥の滝近くに櫨紅葉が木があって、その実を取りが忙しそうに啄んでいる風景を詠んだ。櫨の実は結構多くの実をつけて、その実から蠟を取る。今も日本蝋燭の材料とする。

夏井氏の添削を見ていると、情景の映像化が大切。櫨紅葉が視覚、滝音が聴覚、鳥が動きと表現しているが如何なものか。

選考は天が1点、地が9点、人で応募作が全部発表される。

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全国瞬時警報システム(Jアラート)で起こされる。

2017年09月15日 | 世相

北朝鮮がまたミサイルを発射、Jアラートで警報が出た。鬱陶しい話だ。

その昔、3歳になる前に空襲警報を経験しているが、やはり怖かったんだろうね。今でもはっきり覚えていることがある。

当時門真市の古川橋というところに住んでいたが、米軍の接近が分かると近くにある変電所のサイレンが鳴らされ、消防団の人の「空襲警報発令」と触れ回る。身の回りを慌てて整理して家の前に掘られた防空壕に逃げ込むのである。

怖かったのはやはり昭和20年3月13日深夜から翌日にかけて行われた大阪への米軍により大空襲である。深夜の攻撃で大阪の空は防空壕の中から見たが真っ赤だったのを覚えている。

松下電器の工場が門真町にあったのでそれを狙って爆弾を落として行ったことのあって、あちこちの田んぼに直径10mほどの穴が空いていた。戦後も長らくそれらをあちこちで見かけたが、それを皆は爆弾池と呼んでいた。そこで鮒を獲ったりして遊んだものである。

空襲といえば、桂枝雀の「貧乏神」と落語を思い出す。この落語の中で枝雀の空襲体験が語られている、なかなか面白い落語なので紹介したい。

https://www.youtube.com/watch?v=LoC-cPpF8S4

台風18号が接近中でその進路が気になっているところにJアラート、そこでこんな一句が浮かんだ。俳句らしくないが思いついたので記録に留めたい。

「台風や 進路何処へ ミサイルも」

 

 

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河川敷の草刈りで一句

2017年09月14日 | 俳句

「草刈られ 今宵何処の 虫の声」

昨日から淀川土手の草刈りが始まり、何百メートルも草が刈られてしまった。草の独特の匂いがむんむん。

ところどころに烏が舞い降りて餌、多分虫だろうと思われるを啄んでいる。そこで一句。

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