今日、サイクリングしていたら途方もなく横幅の広い女性が前をヒョコヒョコ歩いていて、しかも大きなバッグを手にしている。背は低くて縦横が一緒と思われる程である。狭い歩道上を横すれすれで通り抜けたが胸の出っ張りがまたものすごい。
今まで出会った中で最高のおデブさんだった。動くのにたいへんな程太ってしまうのはどういうことか。
これは摂取カロリーが消費カロリーを上回り、太り易い体質もあって過剰カロリー分を脂肪として体内に貯めこむからなのであろう。飽食の挙句、ダイエットに一所懸命になっている滑稽な風景がいっぱいというのが今の世相である。
要するにカロリー摂取を控えれば済むことなのである。そのためには、
1 ご飯を主食としてしっかり食べること。
日本人は2000年の昔から米を食べて来て身体に合ってい る。
2 主食のご飯と相性の良い副食はだしで味付けられたものを中心にする。野菜や穀類、魚などが素材の味が生かせるものである。脂を使い味付けされたものをできるだけ控えることが大切。
3 よく噛んで食べる。
太っちょの食べ方を観るとよく噛んでいない。ひどいのは流し込んでいると言った方がよい人もいる。噛めば唾液が多く出て量が増えてその分食べる量が少なくなるし、満腹中枢が刺激されて早く満腹になる。
「固形物は飲むべし、流動物は噛むべし」である。ご飯は噛めば噛むほど甘みが出て美味しくなる食事である。
さて、現在日本国の食料自給率は40%、危機的状態である。一朝事有ればどうなるか、国中が食料不足に陥る恐れがある。自給率の下落は米を食べなくなったことが大きな要因の一つである。
また、食料廃棄物が1900万トンだとか、途方もない量が無駄に捨てられている。米を主食とすれば副食も少なくて済みこの量を減らすことができるである。