十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

世に盗人の種は尽きまじ

2012年09月28日 | 世相

今日、おニューの自転車で門真市内を走っていたら先日世話になった若い方のポリさんが自転車でやってきた。「先日はどうも」と声をかけたら、ニヤリとして頭を下げて通って行った。

世に盗人の種は尽きまじというが、何時の世も泥棒根性が満ち溢れているようである。何故か家内の自転車がよく盗まれる。数台はやられている。私も先月やられたところである。

先日の盗難事件も2件が絡んでいる。転居した人に貰った自転車が盗まれ、代わりに似たような自転車が乗り捨てられたのである。

しかし、これは自転車ドロが多いということだけではないと思う。やはり、私がそうであったように鍵の掛け忘れということが結構多いのではないかと思う。鍵のないのを見つけたらつい手を出して乗って捨ててしまう。問題となっている放置自転車にも結構そういうのが多いと思うのである。

つまり、プロの盗人は別として自転車ドロは出来心でやってしまうのが多いはずである。そこに鍵のない自転車があるからである。どんな鍵でもそうだが鍵の掛け忘れが犯罪者を作ってしまうということなのである。

私のそろそろ捨てようかとようなボロ自転車でも持って行ってしまえば、それはもうれっきとした犯罪者になってしまうのであって今は取られたことに腹が立つというより申し訳ないことをしてしまったという気持ちなのである。

以前TVで見たことがある話で正確には覚えていないが、ある家の主人が客人を招いたが急用ができて外出しなければならなくなった。そこで主人は客人に留守を頼み客人の前で鍵のかかる家具に鍵を全部かけて出かけてしまった。客人は自分が疑われているようで気分が悪かった。そこで尋ねてみた。主人の答えは「物が見つからなかった時疑うようなことをしたくないから」と答えたというような内容であったと思う。

以前、澤木興道老師の「騙されるな」と言葉をここで書いたが、騙される。ような甘い顔をして相手を犯罪者にするなという話だった。

事件、事故というものは被害者、加害者双方に碌でもない結果をもたらすものであるから気をつけたいものである。

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自転車盗容疑で警察に連行される

2012年09月25日 | 生活

今日、京阪電鉄門真市駅付近を自転車で通行中、婦人警官に呼び止められた。自転車の登録番号を確認させてくれという。別にやましい事もないので「どうぞ」と見てもらったら、どうやら探している自転車のような雰囲気、お名前は?証明するようなものを持っているか、どうして手に入れたのたのですか?いつですか?とか次々を質問がある。知っていることは、即答したがどうも向こうのデータを食い違うようである。

そうこうしているうちに年配の警察官がやってきて、近くの交番へ来てそこで話を聞かせてくれということになって交番に赴いた。

その自転車は実は盗難車で実際の所有者から盗難届の出されているものであるということが判明した。

当該自転車の入手の経緯はこうである。3年前マンションの階下の吉田と住人が引越しするに当たり不要となる自転車を家内に同じ階段の誰か使いたい人があれば貰ってもらいたいと、家内もうちでは今必要ないけれど誰か必要な人が出れば使ってもらえばいいと預かった。鍵は見えにくいところにぶら下げておいたというのである。

今年に入って乗っていた自転車が古くなってあちこちサビが出、前かごは曲がり、タイヤは丸坊主に近くなってきたのでその自転車のことを思い出し、状態が良ければスペアに貰っておこうと家内にいうと「まだあるからいいよ」というので貰って実家に置いていた。外装5段変速、自動点灯のヘッドライトとリアライトでママチャリとしてはなかなかの高級の自転車である。変速ギアとチェーンは錆びていたが油を差して動かすとサビは綺麗にとれた。
ところが8月21日にその古い自転車を盗まれたのでその自転車に乗り出しのである。

吉田さんからちゃんと貰ったものだし、まさか盗品をくれた
ものだしわけでもないし懸命に説明に努めたが、話のつじつまが合わないというのである。「奥さんを呼んでください」ということになって30分してから家内がやってきて2人で取り調べを受けた。

警察がいうのは所有者は吉田ではない。貰ったという3年前のには自転車はまだ登録されていないというのである。妻は貰ったものに違いない。階段の人達にも皆声かけをしたし階段の人に聞いて欲しいというのである。

しかし、いくら抵抗しても駄目である、いつの登録と警察は言わなかった間違いのない証拠として登録票が貼ってある。
結局、私と家内の話に記憶違いがあったが大筋として食い違いがなかったので貰ったつもりでいたことは理解してくれた。
一体どういうことなのか、貰ったと自転車と盗品の自転車が似たようなものでどうも自転車が入れ替わってしまったとしか考えられないのです。盗んだ自転車を置き場に止めて代わりに別の自転車を持って行ったとしか考えられない。

盗みでないことは理解したが、知らなかったとはいえ盗品を所有していたのは横領になるというのである。私はお咎め無しであったが家内は横領の容疑者にされてしまった。

まず、供述書に家内がそれを認め、私が身元を引き受ける旨の供述書に記名、押印(拇印)をさせられた。

妻はまだ手続きがあるということで門真警察署へ連れて行かれて、顔写真を4枚、指紋を採られて警察のデータベースに入れられてしまった。

所有者へは警察から自転車が見つかったことと状況説明を理解し自転車が帰ればよいということで了解したようである。。
自転車はその場で押収。行き先へも歩き、帰りも歩き。
2時間ほど時間を取られてしまった。

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ネルケ無方さんの本が出ました

2012年09月23日 | 佛教

安泰寺住職ネルケ無方さんの新しい本が出ました。

「迷える者の禅修行」「裸の坊様」「ただ坐る」に続く第4弾。
「ドイツ人住職が伝える 禅の教え 生きるヒント33」というもの、主として道元禅師の言葉を味わうもの。単に言葉の意味だけの解説ではなく自身の体験に裏付けた話をされているので具体的で分かり易い。朝日新聞の「どらく」に連載された記事にプラスして3章に分けて33のヒントとなる言葉がつづられている。

第1章 出会うものすべてが自己
第2章 あなた自身を手放す
第3章 無常を観じる

朝日新書 720円+税

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