西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ドラマ吉田 茂ー負けて勝つーNHKTVを批判的に見るー

2012-10-07 | 歴史とのつながり、歴史の面白さ
昨日NHKTVで全5回でやっていたドラマ吉田 茂ー負けて勝つーが終わった。

ここでは、吉田 茂に対してマッカーサーに臆することなく「戦争で負けたが外交で勝った」みたいな虚像を作り上げていると思う。結構若くして亡くなった高坂正堯さん(京大教授歴任、政治学)が吉田 茂を持ち上げたことが効いている。

まあ「吉田学校」生徒だった池田勇人、佐藤栄作、宮沢喜一、田中角栄らが「礼讃」したことも効いている。

しかし、孫崎 享著『戦後史の正体ー1945~2012-』でも明らかなように、吉田 茂こそ戦後から現在まで日本のアメリカ従属を決定的にした張本人だと思う。

昭和20年代の子供時代に作られたマッカーサーや吉田 茂の「プラス」の虚像(巨像)を頭を再開発して打倒せねばなるまい。

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