西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

バルトの楽園(がくえん)

2006-10-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
お遍路さんで徳島の話をしていたら、突然に映画「バルトの楽園」を観たことを思い出した。ロン・パリに行く飛行機で観た映画である。第一次世界大戦で捕虜になって日本の徳島県鳴門の板東収容所に収容されたドイツ軍の捕虜達と収容所長の松江豊寿中佐(松平 健演ずる、主演)との心の交流とベートーベンの第九「合唱付」が日本でその後人気が出てきた最初の出来事の「記録」でもある。ドイツ軍の捕虜達は、最後に解放される時に、人間的に扱ってくれた松江中佐と地域住民に感謝してベートーベンの交響曲第九「合唱付」を足りない楽器を色々工夫して補って演奏し合唱するのだ。正に感激的、第二次大戦では「南京虐殺」とか余りよい印象のない軍隊でも、国際的な捕虜の扱いを守ったこういう軍人もいたのだな、と涙が出てきた。(写真は、松江中佐と捕虜ドイツ軍少将)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿