上野邦一さんの退職記念パーティで、地理の出田(いでた)先生(次期文学部長、棚田の調査研究もしておられる)、歴史の館野先生(古代日本史、COEリーダー)と駄弁った。私は、平安女学院大のK.先生から聞いた話を少し私流解釈も入れて話してみた。たまたまお二人が地歴の先生だから、と意識して話したわけではない。「大学に入ってから伸びる子というのは、数学や国語が得意というより、面白がって地歴を勉強した子、といわれるが、私もそう思う。」「但し暗記物みたいに勉強した子は、大学に入っても金輪際こういうのは嫌だ、と言って近づかない傾向あり」「しかし、心高ぶる物語(Hi-story)として歴史を勉強し、地理を学ぶと旅行が楽しい、と言った具合の子は伸びる・・」で、私もどんな学問も最後は「学問史」ではないか、と言ってみた。
又、地歴も細かく分けて、それらの領域を護るのではなく、相互に乗り入れて議論すべきでは・・、とも言ってみた。歴史にも、長短のレンジがあることは言う暇がなかった。お二人は「理科系でも、そういうことを言ってくれる人は少ない」と言っていた。そうだろうか。とにかく、何事につけ、地理は空間、歴史は時間の具体像でもあるのだ。
又、地歴も細かく分けて、それらの領域を護るのではなく、相互に乗り入れて議論すべきでは・・、とも言ってみた。歴史にも、長短のレンジがあることは言う暇がなかった。お二人は「理科系でも、そういうことを言ってくれる人は少ない」と言っていた。そうだろうか。とにかく、何事につけ、地理は空間、歴史は時間の具体像でもあるのだ。
ニュースを今年になって数回見ました。
やる気はないけどなんとなく高校に行くという風潮が
なんとなく大学にと変わってきていますね。
そこまでしているのが大学に入るための勉強でしかないから、
入ったとたんにすることがなくなってしまうのではないでしょうか?
モラトリアム期間が増えても
それを有効利用しようとしなければ無駄ですね。
中国やインドからの留学生が必死になって勉強していることを
聞くにつけなんとのどかなことか・・・
国に帰ってもっと国を良くしたい云々。
そこまでは無理としても夢が持てないからでしょうか。