西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

私の考え出した言葉(23)団地蔵

2005-08-01 | 私の考え出した言葉
これは20年ほど前にある新書(共著)に書いたものである。例えば、祇園祭りを行なっている「祇園町」、室町筋の各町内には会所があり、蔵がある。その蔵に、山や鉾に飾る町の宝物を収蔵している。
同じように団地、集合住宅地等でも住み始めて歴史が経てば、様々な行事、例えば夏祭り、冬の餅つき大会等を行なっていけば、そのための備品、町内の財産も増えていく。それらを単なる団地の物置に収めるのではなく、少し立派な「蔵」としてつくったらどうか。それが団地蔵(だんちぐら)である。祇園町のように、会所と蔵のセット、つまり団地集会所と団地蔵のセットとして造っていくのが良いのではないか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿