西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

憤(いきどお)れ、怒れ!のうねり

2011-10-08 | 時論、雑感
今、世界中で主として若者の「憤り、怒り」の行動が噴出している。

中東、アフリカの運動に続き、フランスやアメリカでも若者たちが、為政者や経済人、とりわけ銀行、金融関係者(トップ)に対して憤り、怒りをあらわにし、パリやニューヨークでデモも段々大規模になってきている。

フランスでは93歳の元反ナチ闘士エセルさんが「君たち、憤れ! indignez vous!」と薄い本で呼びかけ数百万部普及、パリで大デモが起こっている。

大西洋を渡ったニューヨークでは、金融の中心、ウオール街に向けてアメリカの若者がデモを敢行している。

今は、「世界史」の時代である。ネットによっても世界は緊密に結びついている。中東・アフリカそしてアメリカの運動には、facebookの情報が大きく作用している。

日本でも、若き文化人類学者の上田紀行さんが、『慈悲の怒り』(朝日新聞出版)を持て、と呼びかけている。

さて、わが日本の若者は、どうでるのだろうか。