西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「坂の上の雲」から「地の上の町や村」へ

2011-10-07 | 色々な仮説や疑問
今日、テレビ(再放送)で「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作)を見た。途中までである。

しかし、今は日本は「右肩下がり」、登山でいえば、登頂して下山をしている時代とも言える。坂を駆け上がる時には、あるいは「上方の雲」、「目標としての雲」しか見えないかもしれない。

日本は、日露戦争を経て、あるいは太平洋戦争まで「駆け上がり」、一旦ダウン、また世界第二の経済大国にまで再度「駆け上がった」かもしれない。

しかし、今は「下山」していると認識すべきであろう。

登山は、上りより下りが難しい、という。

でも上りでは雲しか見えなかったとしても下りでは、はるか下界の平野や河川、遠くの海も見えている。何よりも、それらの自然に囲まれた人々の町や村が見えている。

そうだ、それらの自然や人工によって、この山も支えられているのだ。

そういう平和な、出来れば民主主義的な町や村に「着地」すべく、慎重に安全に下山していきたい。

ジョブズの死、6年前のスピーチより

2011-10-07 | 時論、雑感
アップルの元COEのジョブズが癌で56歳の命を閉じた。

昔、スタンフォード大学の卒業式に招かれてスピーチ(約8分間)したのをブログに残していると気づいて、右上の検索で「ジョブズ」を探したら、以下にあった。

http://blog.goo.ne.jp/in0626/s/%A5%B8%A5%E7%A5%D6%A5%BA
(これをクリックしたら、すぐ繋がるようにするにはどうしたらいいのかな?)
まあ、もう一回、この画面から検索「ジョブズ」をやった方が早いかな。

聞いて思い出した。 「点をつなぐ」Connecting the dotsというのが印象深い。過去の経験(dots)と現在が繋がって線lineとなり道roadとなるのだ。

でも、このスピーチは、全体として、やはり「アメリカンドリーム」というか、個人の努力と幸運の物語になっている。

私のブログで紹介したFUTANさんの「コラボレーションはどうなのか」も気になる。
最近、再び気になりだした「アソシエーション」の働きである。