西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ヨーロッパは色々

2011-08-17 | 旅はたびたび
日本の近代、現代を考える時、ヨーロッパとの関係が重要だ。

今日、たまたま『オランダ・ベルギー』という本を読んだ。オランダには何度か行ったことがあるが、ベルギーには未だ行っていない。行ってみたいな、と思っている。

元々ベルギーはオランダの一部だった。現在でも北半分はオランダ語を喋り、南半分はフランス語を喋り、ブラッセルは丁度中間に位置し、二つの言葉が通用する。

北半分はプロテスタントでゲルマン系、南半分はカソリックでラテン系である。まあベルギーは民族とキチンと結びついていない「人工的国家」である。

ベルギーは、チョコレート、ビールの「中心」である。又EUやNATO本部があるように、ある意味ヨーロッパの「中心」とも言える。

ヨーロッパは色々と思うのは、ベルギーが元々オランダであった時代もあるように、ノルウエーはデンマークであったし、フィンランドはスウェーデンであったのだ。

そのオランダは、又スペインであったこともある。

このようにヨーロッパは合従連衡、付いたり離れたりしてきたのが歴史である。日本にいては理解しにくい経過であり、事実である。

じっくりみていきたい。