西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

日記シフト

2007-06-29 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私は、1988年(昭和の終りごろ)から今まで足掛け20年、ワープロ、パソコンで日記を毎日のように書いてきた。平均日に1200字位だ。ところが、この二三年、ブログを書き出した頃から日々の日記はやせ細ってしまった。平均日に三行120字位、1/10になった。両方書く時間はないからである。
今までの日記では、出きるだけその日の「こと」や「もの」について具体的に書いてきた。時期により精粗があるが、三食何を食べたか、何処で、誰と食べたか、何時に寝て、何時に起きたか、その日の体重は何kgであったか、その日何処に行ったか、誰に会ったか等々覚えている範囲で書いていた。20年も通しで見れば、立派な「データー」と思うが、それを通しで見たことがない。昨日、奈良女子大百年史への記事を書くため、家政学部から生活環境学部への改組のあった1993年10月1日以前の準備活動、学部内部での諸種議論を生々しくみてみようと遡って1992年頭から読み出した。分量が多いので、一日かかって「一ヶ月分」読むのがやっと、でも色々記憶にないことが分かった。その件以外のことも「ああ、これはこの頃だったんだ」と改めて分かった。東京の親父がなくなったのは1992年1月15日だった。
それと細かいプライバシーに関することはブログには書きにくい。日記には、自由に書ける、自分の備忘録として・・。で、ブログも少しづつ記録として印刷してファイルしているが、日に数件書いていても、それで、その日の「思い」が終りではなく、粗い、しかし「まとまった考え」として書いている点が良い。これから両方使い分けていきたいが、使える時間が限られているので、重点を再び日記シフトにしたい、と思っている。