昨夜はブログアップ後、邦画の録画を1本視ているうちに、なんとなく空腹な気分に。さぁ、今期も欠食おばさんタームの到来だ。夫がカップ麺を作ってくれて少し頂き、更に頂きものの和菓子を摘まむ。悪い癖である。
桜の入浴剤を入れてさっとお風呂に入り、ベッドに入ったのは日付が変わって間もなくのこと。
いつもの通りスマホアラームが鳴り、時間差で目覚ましが鳴る。夫は休務日だけれど、今日はあれこれ予定が入っていて寝坊をしていられない。普通に起きる。
今日は午前中は曇、午後からは雨が降るかもという予報。BSと地デジで朝ドラを視て朝食。今日で吐き気止めカイトリルも疲労止めエルカルチンも無事飲み終わる。あぁ、ようやく副作用対策終了、である。
夫が、午後からスタートする息子の部屋の引っ越し荷物搬入に備え、あれこれ荷物の移動を始める。我々夫婦の寝室にも様々なものが一時避難で侵入しているようだ。
私は、邪魔にならないように毬藻の水替えをし、花の水切りをし、メールチェック、ネットでニュースのチェックを済ませる。
その後予定通り、元職場に向かった。遊歩道を通ると、桜が7分咲きだろうか。むわっとするほどの高湿度な暖かさ。何か自分が熱っぽいような気もするが、後からニュースで2013年以来10年ぶりの3月の夏日だったと知った。暑い訳である。コートもジャケットも羽織らず、薄いアンサンブルにタイツを履かずストッキングで出かけたけれど、それでもかなり汗ばんで消耗した。
2人の後輩の事務室にこっそりと顔を出し、ほぼ1年ぶりに元気な顔を見て、立ち話を5分程度ずつ。休暇だと聞いていた1人の後輩の事務室に届け物を置き、最後に葬儀に参列するという元同僚にお香典を託し、亡くなった事情等も聴いてから帰宅した。
小一時間の外出だったけれど、石畳の坂道やら階段やらを上ったり降りたりしたら、落ち着いていた右膝に痛みが来て、がっくりした。
今日は荷物の搬入は午後からとのことだったが、近くなったらこちらに電話をしてもらうことになっていた。昨日、息子の部屋の梱包や搬出も予定では昼からだったのが、かなり遅れての開始だったとのこと。夕方かな~、と2人で何となく待ちくたびれる感じに。
お昼はレンチンパスタとフリーズドライのスープに野菜サラダをつけて、昨日買ってきた春らしいアイスクリームをデザートに頂く。どうせまだ荷物は来ないだろう、とY先生のストレッチングヨガに出かけた。
参加者は20人ちょっと。前のクラスに出た方が、パウダールームで髪の毛を乾かしながら「すごく汗をかいたわ~」と言ったかと思うと、いきなり蒼白になって震え始め、皆で大騒ぎになり、フロントに飛んで行った。
熱中症か脱水か、すぐに経口補水液やらアイスノンやらを持ってきてくださり、長椅子に横になって、とりあえず落ち着いて帰られたようだったが、高温高湿度のスタジオでマスクをして、汗を大量にかいて水だけ飲むのは危険だと痛感する。
今日はいつも持参しているスタジオ用の布マスクを忘れてしまった。レッスン時は不織布のマスクでは息苦しさがきついので、初めてマスクを外して参加した。両隣もいなくて快適だった。Y先生からも「急に暑くなったので、マスクは外しても良いし、外すのが嫌なら鼻だけでもずらすと大分楽なので」というアドバイスがあった。
このスタジオに来てからマスクなしでクラスに参加したのは初めて。コロナ前にはマスクなんてしないで参加しても、この環境は十分きつかったのに、慣れとは恐ろしいもので、苦しいけれどマスクをしても何とか大丈夫になっていた。
3年ぶりにマスクを外してみたらこんなに楽だったのだ、と実感した。最後のシャヴァーサナではかなり沢山の人たちが外していた。とにかくたっぷり汗がかけてデトックスした気分。まだ体力十分には達しないが、少しずつ代謝が戻ってきている。
終了後はシャワーを浴びてさっぱりして帰宅した。行きは日傘として差していった傘が、帰りはいきなり雨傘になった。予報通りで桜には無情な雨である。
引っ越し会社からは概ね夕方4時から6時の到着との連絡があったが、5時過ぎに再度、5時半以降6時迄の到着、との最終連絡があった。大きなトラックが家の前に到着したのは5時40分過ぎだったろうか。
3人のスタッフがパパっと養生を終え、システマティックに搬入していく。こんなに広かったっけ、とすっかり綺麗にした部屋を前に高を括っていたのだけれど、あっという間に荷物と段ボールが積み上がり、部屋を通り抜けすることすら出来なくなってしまった。
その状況を写真を撮りつつ、息子に実況中継をすること1時間。こんなにあったんだ・・・と夫と呆然とする。最終的には息子の部屋に入りきらず、廊下迄。今夜はお手洗いに起きたら、段ボールに激突するのではないかという危険な状態である(段ボールを数えたら優に50個以上あった・・・)。
捨ててくると聞いていたものもどうやら運び込まれているようだが、真偽のほどはわからない。
それにしてもあの大量な荷物をよくも1時間ちょっとで全て運び入れ、ベッド等を組み立て直してくれたものである。彼ら3人はこちらの支社のスタッフで、途中で荷物を積み替えてのリレー輸送だったようだが、本当にご苦労様である。
その後、母に報告のMeet通話。段ボールの山や荷物に埋もれて身動きできない息子部屋を見せると、目を丸くしていた。
件の息子は、明日、職場の若手による最後の送別会があるようで、帰宅は明後日、不動産屋さん立会で部屋を引き渡した後だそうだ。それまでに夫と2人で荷ほどきを全て終わらせるのはとても無理だけれど、かつて息子が引っ越した時、その夜は体育座りでベッドに眠ることが出来なかった、ということにはならない程度に、明日明後日でまた頑張らなければならないと思うと、クラクラする。
夕飯の支度は諦めていたので、ひとまず夫と駅前まで。回るお寿司で夕食を済ませ、なんとなく家に帰りたくない(逃避・・・)気分でカフェでお茶をしてから帰宅した。行きは雨が小止みになっていたが、帰りはまたびっしょりになった。
さて、気を取り直して、私たちが今夜穏やかに寝る場所だけは整えなくては。
引っ越しがあと1週間前にずれていたら、体調不良で対応はとても無理だった。なんとか復活してきたタイミングだったのがせめても、である。