東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

十五夜さんありがとう。

2020-11-07 21:25:55 | おともだち
 
 今日11月7日午後6時10分、わが十五夜さんが永眠しました。正確な年齢はわかりません。わかるのは十五夜さんにはじめて出会ったのはまさに10年前の2010年9月23日で、出会って10周年は先にささやかにお祝いしていたのですが、我が家にお招きしたのは12月3日。できたなら今度の12月3日を一緒にお祝いしたかったです。 

 思い出せば、十五夜さんは自分にとって生まれてはじめて一つ屋根の下に一緒に生活を共にした猫さんです。また出会ったのが人生の節目のひとつ、家族の健康上の問題、そして入院、また自分の体調的な問題で勤めを続けていくことが難しいと判断し、辞した直後のことでした。その後、今日にいたるまでそばにいて一緒に過ごしてくれただけでなく、プー太郎としての生活をはじめてからいろいろなチャンスやご縁を寄せ集めてくれたのも十五夜さんの力があったのだと思います。今戸の丸〆猫(まるしめのねこ)は十五夜さんに出会う前から作りはじめていましたが、十五夜さんはまさに自分にとって丸〆猫でした。 
 その十五夜さんには自分の入院で迷惑をかけました。去年暮には十五夜さんが手術入院をしました。その後、今年夏前に具合よくなくて再入院、実をいうとこのとき、完治させられないレベルにきていて、残り数カ月といわれながら、服薬で体調をみまもってきました。そして先月末、かなり辛そうで病院で診てもらうと、残り数日だろう、猫ごはんに限らずひとの食べ物でも、食べるものんあげてやるよう言われ、マグロの刺身を炙ったら食べてくれました。
 今週に入って水しか受け付けなくなり、、水入れまで移動して普通に飲むことも厳しくなり、ベッドまで水を運んてなめさせていました。今日夕方辛そうなので大好きなタワシでブラッシングすると尻尾を振って応えてくれていたのが悲しげな声で空に伸びあがるようにしながら息絶えていきました。

 生業として土をいじったり、色を塗っていると、傍らでおとなしく眠っている十五夜さんでしたが、いい加減夜が更けてくるとやおら膝に乗ってきたり、足に尻尾を絡めて、そろそろ寝ようとサインをくれたし、出かけて帰って来るとお出迎えに来てくれたりと生活の中に当たり前のようにいてくれた十五夜さん。ありがとう。今、真夜中の浜辺のザンパノのような心境です。

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1 コメント

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Unknown (オリバー)
2020-11-12 18:30:56
十五夜さんお悔み申し上げます。それでも一緒にしあわせな10年が過ごせてよかったですね。私も数年前20年一緒に過ごした猫をなくしました。今でも日常のふとした時に思い出してしみじみします。いまどきさんもお辛いと思いますが、いつか虹の橋で再開することを信じて十五夜さんの事を思い出してあげてください。
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