
昨日もものすごい暑さでしたね。昼までは家の中で過ごし、午後4時前くらいに家を出て、見沼田圃でまだ水田の残る見沼区の見山へ行ってきました。手前が緑区の三室新宿で対岸が見沼区見山です。中央を流れるのが芝川。見沼代用水の東縁と西縁があってその間を流れるのが芝川。大きな地図で見ると見沼田圃は上尾市から東大宮そして東南方向にカーブして武蔵野線にかかるあたりまで斜めに広がっていて代用水の東縁は田圃の縁に沿って流れていますが、芝川と代用水の西縁は大宮公園の横から南下して、埼玉新都心の東辺りから東に曲がり、ここ見山の東から右カーブしながら東縁とやや平行な感じに下っていくんですね。今回気になっていろいろ地図やバス路線図を観たうえでの理解なんですが、、。見山へのアクセスは北浦和から三室経由市民病院行きのバスが結構走っているので、終点で降りて北上して芝川を渡れば向かって右が見山です。畑に交じって田圃があります。

蒲の穂が茂っています。これってカエル好みだと思います。

橋の上から芝川の上流を眺めた景色。新都心や大宮の中心の高層ビルが見えます。

この野遠見の景色、高層ビルを除けば、歌舞伎の舞台にでも出てきそうな、特に「かさね」の木下川堤とか「四谷怪談」の砂村掘だとかに似ているように思えます。「牡丹灯篭」の伴蔵のお峰殺しは栗橋の在だったか、やっぱり蚊柱の立つ湿った土地のイメージですよね。まあ、怪談の舞台ばかりでなく、端唄の「露は尾花と寝たという 尾花は露と寝ぬという、、、、。」といった下座が聞こえてくるような風情だと思います。

待ってましたの水田ですが、田の面に水が抜いてあります。稲穂がしっかりなって刈り入れ前に水を抜くとか聞いたことはあるけれど、まだ稲穂はそんなでもない。そばで作業している農家の叔父さんに訊ねたら、稲の育つ様子を見ながら水を引き入れたり、抜いたり繰り返すものなんですね。水がなければカエルさんも厳しいので、ここいらの水田全部水を抜いているんですか?と訊ねたら、ここいら上(かみ)の田圃は抜いているが、下(しも)の田圃はまだ水張っているよ。と教えてもらい下へ移動。

砂利道に咲いている「カワラケツメイ」だったかな?(昔の記憶なので定かではない)

芝川の縁に茂っている土手カボチャ。

「コウホネ」っていったかオモダカの仲間?待ってました澤瀉屋!

下の田圃。早速畔にあがってみると、、。





バカチョンでピントが合わず残念。

これイモリなのかカナヘビとかトカゲなのか。サイケなお腹が観たかった。

あーっこれやばいんじゃないですか。ばち当たりませんか?


まあお手植えって感じではなくてたまたま水路の底から生えているって感じなので人為的ではない?でも氷川様怒らない???

近くの畑の作物。これってメロン?カボチャ?ズッキーニは別に植えてありました。

本当は芝川を遡上してもう一か所水田がまとまって残っているところへ行きたかったのですがちょっと歩くのと水分補給のためのペット入りもお茶を装備しているものの途中でトイレだとかコンビニなどはないよ、と畑のおじさんから聞いたのでまた改めて、、、。私立病院のバス停で行き同様北浦和へ戻ろうと思っていたところ、偶然大宮行きのバスが来たので、好奇心でどんなところを走るのだろうと乗ってしまいました。新都心駅経由だったのでここ見山ののどかな雰囲気からトレンドと人だらけの空間移動が魔訶不思議でした。田圃だと暑くてもいい風が吹いて流した汗で涼しくなるという心地よさとは対照的に大宮の駅前は熱の塊のような感じで早速ハイボールを飲みました。はしごして、Bookoffだのドン・キホーテを覗いているうち早10時まで大宮にいました。