生き生き箕面通信

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160813 ・もう伊方原発は、止めるべきだ。安倍政権と四国電力は住民をどう逃がすのか

2016-08-13 10:12:46 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信160813(2758)をお届けします。

・もう伊方原発は、止めるべきだ。安倍政権と四国電力会社は住民をどう逃がすのか

四国電力の伊方原発3号機が昨日8月12日に再稼働した。住民が原発事故が起きた場合、住民がどんなにしても逃げる方法はない。政府をはじめ、そんな大それた考えはないことにしよう、という。太平洋戦争でアメリカ側が勝っても、言葉を変えて逃げてしまうのと一緒です。

 四国電力は、「再稼働ができなければ、黒字が見えなくなることもありうる」とし、強引に逃げ切りを図りました。周辺住民は松山や広島、大分の各地裁に運転停止の仮処分を申請しました。司法の判断で原発が止まる可能性があります。

 伊方原発の北約8キロを、国内最大規模の活断層「中央構造線断層帯」が走っています。事故が起こることを想定して、そこの住民は「事故が起こらない」ことを願うだけです。

 世耕弘成経済産業相は、「プルサーマルの推進、核燃料サイクルの推進という観点からも非常に意義がある」と言っています。しかし、伊方1基で使うプルトニウムは年0.1程度で「焼石に水」だそうです。

 どちらからしても、「陸の孤島」は、解消できません。避難路に難があります。この伊方原発は、どう転ぼうと、再稼働はしてはならないものです。それを、どうしても頑張ろうと手を変え品を変え、安倍政権は突き進めです。日本を壊す政権です。