生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1624 ・「オスプレイを大阪で受け入れる」と、松井大阪府知事――大阪府庁にデモを!

2013-06-03 07:02:42 | 日記

おはようございます。                                                               生き生き箕面通信1624(130603)をお届けします。

・「オスプレイを大阪で受け入れる」と、松井大阪府知事――大阪府庁にデモを!

 突如、オスプレイ問題を引っ張り出してきた松井一郎・大阪府知事。6日には菅官房長官と会って、受け入れを表明すると伝えられています。

 官房長官との会談には、橋下徹・大阪市長と下地幹郎・政党そうぞう代表が同席するとリークしています。

 この突然の不自然な動きは、橋下氏のピンチを救う”奇策”として繰り出されたと、多くの人が見透かしているのではないでしょうか。慰安婦問題の火消しに苦しむ橋下氏。なんとかしなければと、思いついたのが「オスプレイ受け入れ」表明することで話題をすり替え、目をそらさせる作戦です。そこで、橋下氏の一の子分、松井氏が乗り出しました。

 来日中の潘基文・国連事務総長が昨日6月2日の朝日新聞との会見で、橋下氏の発言や釈明について「国際社会は納得しない」と批判、いぜん橋下氏への集中砲火が続いています。橋下氏にしてみれば、「オレが説明すれば、簡単に収められる」と軽く考えていたようですが、当てがはずれてあわてているようです。

 それにしても、オスプレイで来るとはね。

 受け入れ空港は、松井知事の選挙区八尾市の「八尾空港」が有力視されています。大阪には、関空や伊丹空港もありますが、これらは民間機の離発着が頻繁だから、軍用空港と共用することは不可能です。八尾空港にしても、軍用に使うとなれば、警備用を含め大幅な改宗が必要になります。これらは税金です。日本人の税金でアメリカ軍さまに使っていただく空港にしようというのです。

 松井知事さん、橋下市長さん、あなた達は「一体、何さまのおつもりですか?!」。選挙で選ばれたら、独裁者として振る舞えるのですか。とんでもない。あなた方に「白紙委任」した覚えはありません。

 大事なことは何であれ、、まず議会で議論してください。議論もせずにいきなり大阪府民の総意として「オスプレイ受け入れ」を表明することなど、絶対に許せません。

 大阪府庁に、大規模なデモをかけましょう。デモによって、大阪府民の賛否がいずれにあるか、明確にしましょう。朝から晩まで府庁に座り込んで府民の意志を伝えましょう。菅官房長官と会談して、勝手に「オスプレイ受け入れ」を表明できないよう、6日までは集中的に行動を起こしましょう。

 オスプレイの訓練飛行が日本列島全体で行われようとしています。これは、日本列島全体が、米軍基地化することです。「沖縄の負担軽減」を口実に、日本列島の「沖縄化」を進めようという魂胆です。

 オスプレイが飛び回ることで、すでにあちこちで被害が出ています。「赤ちゃんが泣きやまず、神経質になった」「窓ガラスが割れた」「騒音がひどい」など、さまざまです。しかし、米軍はどこ吹く風。一顧だにしません。

 米軍は、「もともと安保条約によって、日本は米軍がいつでもどこでも基地を置けることに同意し、協定を結んでいる」という立場です。

 しかし、世界の平和を築く立場からは、アメリカ軍には撤退していただかねばなりません。21世紀の世界の流れは、平和を築いていこうという流れが強まっています。

 ところが日本では、アメリカ軍が大きな顔をしてのさばっている。これほどにアメリカさまにのさばらせている国は、世界中を探しても日本以外にありません。

 日本人はもう「自立」すべきではないでしょうか。いつまで、アメリカ軍さまに甘えるつもりでしょうか。半永久的にアメリカさまのお世話になり、従属国の立場をますます確固としたいのでしょうか。

 みずからの判断で、本日から大阪府庁に押し掛けましょう。「オスプレイ来るな」「来阪反対」を掲げ。もちろん、関電の「原発再稼働反対」も同時に訴えましょう。

 ご賛同いただける方、この呼びかけを広げていただきますようお願いいたします。