生き生き箕面通信

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1488 ・日銀総裁にあの札付き竹中平蔵氏が浮上?

2013-01-18 08:48:36 | 日記

おはようございます。                                                                               生き生き箕面通信1488(130118)をお届けします。

・日銀総裁にあの札付き竹中平蔵氏が浮上?

 今年4月の任期切れを控えて日銀総裁人事の行方が関心を集めています。財務省OBや学者を含め、当てモノ競争の様相でかまびすしい。しかし、あまり表に出されないでひそかに進行しているのが、竹中平蔵氏を新総裁にする「陰謀」です。何でも陰謀とは決めつけたくないのですが、こと竹中氏に関しては、陰謀というほかありません。

 なぜか。竹中氏は、アメリカのエージェントであり、アメリカ筋がなんとか押し込もうとしている気配が伺えるからです。日本人のための政策よりも、アメリカ政府が進める方針に協力することが使命と考え、実行してきた人物だからです。

 小泉政権下で重用された竹中氏は、りそな銀行の破たんと救済で大がかりなインサイダー取引にかかわったとされ、また「かんぽの宿」のオリックス不動産への格安払い下げ」でも疑惑を持たれています。うさんくささにおまみれのお方です。

 竹中氏は、郵政民政化で日本人の富をアメリカに流す役割を忠実に、強力に推進しました。アメリカで世界を牛耳る権力を持つ勢力から仲間と認められていることに誇りを持っている人物です。日本をアメリカ型社会に構造変革するため、グローバリズム、市場原理主義、競争社会を推し進め、日本の格差社会化をもたらした張本人の一人です。アメリカが後ろ盾であることをいいことに、アメリカの意向を受けた政策を露骨に、臆面もなく進めることができる精神構造の街主です。

 竹中氏が日銀総裁に就任すると、5年間はアメリカの意向に沿った金融政策が実施されることになります。アメリカの属国化が一段と進むことになるだけです。日本人の富はアメリカに流れ出してしまいます。アメリカ政府の狙いは、日本人が営々として築いてきた貯金をそっくりいただくことにあります。小泉政権が進めた郵政民営化でほぼうまくいったはすでしたが、亀井静香氏ら民営化反対派が自民党を離党する必死の抵抗でやっと食い止めた、いわくつきの案件です。アメリカは日本人の貯めたカネを諦めていません。今度こそなのです。

 竹中氏は絶対に日銀総裁にしてはならない人物です。