おはようございます。世界のフクシマに対する事故評価は、チェルノブイリと同じ最悪の「レベル7」に引き上げられました。政府が、「安全だ」といえば「安全だ」とコマーシャルしてきた陰で、事態は深刻さを増してきていたことが明らかにされつつあるのです。
生き生き箕面通信857(110412)をお届けします。
・日本を日々、ダメにする菅政権――小沢一郎氏を直ちに座敷牢から出し、復興の全権を
統一地方選挙で、民主党は惨敗しました。民主対自民の対決型になった三つの知事選は全部負けてしまった。菅直人氏が民主党代表となり、首相となってからは、昨年の参院選の大惨敗をはじめ負け続けなのは、ご承知の通りです。そして、その責任を取らずにあつかましく居座り続けているのも、ご承知の通りです。
有権者は、「先刻、退場いただきたい」と意志を明確にしたのです。ところが、菅氏を首相としてかつぎ権力を握った人たちは、有権者から何んといわれようと、「いま、トップを変えるような”政局”をやっている場合ではない」と居座り続けています。
権力のおいしさ、政治家として権力の密の味を覚えてしまった人々、つまり菅氏をトップに、岡田幹事長、枝野官房長官、そして仙谷由人、海江田万里といった面々は、「石にかじりついても、権力は手放したくない」と、権力を私物化しています。まず自分の保身が優先で、国民のことは二の次です。国民のことは権力の座に居座るための手段に過ぎません。
「一将功成りて万骨枯る」といいます。菅総理らが「石にかじりついても総理を続ける」とこだわることで、めでたく「一将功は成る」わけです。私たち庶民は、被災地の方々を含め、「万骨枯る」です。万骨とは日本のことです。まさしく日本は日一日と枯れつつあります。
菅さんからは、復興への基本的な考え方ひとつ、いまだに出てきません。大震災から1か月が過ぎたというのに、「復興構想会議」を4月中に固める、という悠長さです。「復興」をおもちゃにし、自分の保身の手段としてうつつを抜かしているとしか思えません。
被災地の人々は、自腹を切って復興・復旧へ動き出しています。政府からの支援金を待っていては、いつになるか分からないのです。仕方なく、自分たちで走り出すしかない。
菅首相はたくさんの特別対策本部を立ち上げました。しかし、本当に支援を必要としているところには支援の手が届いていません。将来の日本のあるべき姿をおさえた復興への道筋も一向に示されません。何も完全にととのった計画を出せと言っているわけではありません。ラフな方向性だけでもまず出して、国民的な議論のなかで形を整えていくべきです。まったくスピードが感じられない。
世界は、「日本はフクシマを、つまり原発事故をコントロールする能力を欠いている」とみなすようになりました。「日本はダメだ」と評価しつつあります。無能力の菅首相をいつまでもそのままにしている日本国民が、バカにされ、笑い物になってきてもいます。
日本の現状は、非常事態です。非常事態には非常事態に対応できるリーダーが必要です。平時なら、多少無能でも周りの手助けがあればなんとかそれなりのカッコウはつけられます。
小沢一郎氏は、平時から考えてきました。もし、原発が大がかりなテロに襲われたときはどう対応すべきか。大震災に見舞われた場合、どのように復興すべきか。それは、世界で多くの非常事態が起こりましたから、それを日本に引き寄せて考えてきたのです。結論のひとつは、たとえば日本のエネルギー政策は「脱原発」「再生可能エネルギーへの転換」です。
小沢氏は、官僚も有機的に動かせます。官僚も、自分の能力をうまく使ってくれるリーダーが本当はいいのです。
しかし、小沢氏はいま、いわば「座敷牢」に閉じ込められている状態です。この戦時にはただちに座敷牢から出し、日本のために存分に力を発揮させるべきです。
それを阻んでいるのは、菅グループが筆頭ですが、それにちょうちんをつけている朝日や読売新聞などの大手メディアがいまや大きな日本の障害物になってきています。「安全です」といえば、「安全です」と、大本営の政府発表を繰り返してきたのは、大手メディアでした。そして、最悪の「レベル7」とされました。それでもメディアに反省は見られません。
生き生き箕面通信857(110412)をお届けします。
・日本を日々、ダメにする菅政権――小沢一郎氏を直ちに座敷牢から出し、復興の全権を
統一地方選挙で、民主党は惨敗しました。民主対自民の対決型になった三つの知事選は全部負けてしまった。菅直人氏が民主党代表となり、首相となってからは、昨年の参院選の大惨敗をはじめ負け続けなのは、ご承知の通りです。そして、その責任を取らずにあつかましく居座り続けているのも、ご承知の通りです。
有権者は、「先刻、退場いただきたい」と意志を明確にしたのです。ところが、菅氏を首相としてかつぎ権力を握った人たちは、有権者から何んといわれようと、「いま、トップを変えるような”政局”をやっている場合ではない」と居座り続けています。
権力のおいしさ、政治家として権力の密の味を覚えてしまった人々、つまり菅氏をトップに、岡田幹事長、枝野官房長官、そして仙谷由人、海江田万里といった面々は、「石にかじりついても、権力は手放したくない」と、権力を私物化しています。まず自分の保身が優先で、国民のことは二の次です。国民のことは権力の座に居座るための手段に過ぎません。
「一将功成りて万骨枯る」といいます。菅総理らが「石にかじりついても総理を続ける」とこだわることで、めでたく「一将功は成る」わけです。私たち庶民は、被災地の方々を含め、「万骨枯る」です。万骨とは日本のことです。まさしく日本は日一日と枯れつつあります。
菅さんからは、復興への基本的な考え方ひとつ、いまだに出てきません。大震災から1か月が過ぎたというのに、「復興構想会議」を4月中に固める、という悠長さです。「復興」をおもちゃにし、自分の保身の手段としてうつつを抜かしているとしか思えません。
被災地の人々は、自腹を切って復興・復旧へ動き出しています。政府からの支援金を待っていては、いつになるか分からないのです。仕方なく、自分たちで走り出すしかない。
菅首相はたくさんの特別対策本部を立ち上げました。しかし、本当に支援を必要としているところには支援の手が届いていません。将来の日本のあるべき姿をおさえた復興への道筋も一向に示されません。何も完全にととのった計画を出せと言っているわけではありません。ラフな方向性だけでもまず出して、国民的な議論のなかで形を整えていくべきです。まったくスピードが感じられない。
世界は、「日本はフクシマを、つまり原発事故をコントロールする能力を欠いている」とみなすようになりました。「日本はダメだ」と評価しつつあります。無能力の菅首相をいつまでもそのままにしている日本国民が、バカにされ、笑い物になってきてもいます。
日本の現状は、非常事態です。非常事態には非常事態に対応できるリーダーが必要です。平時なら、多少無能でも周りの手助けがあればなんとかそれなりのカッコウはつけられます。
小沢一郎氏は、平時から考えてきました。もし、原発が大がかりなテロに襲われたときはどう対応すべきか。大震災に見舞われた場合、どのように復興すべきか。それは、世界で多くの非常事態が起こりましたから、それを日本に引き寄せて考えてきたのです。結論のひとつは、たとえば日本のエネルギー政策は「脱原発」「再生可能エネルギーへの転換」です。
小沢氏は、官僚も有機的に動かせます。官僚も、自分の能力をうまく使ってくれるリーダーが本当はいいのです。
しかし、小沢氏はいま、いわば「座敷牢」に閉じ込められている状態です。この戦時にはただちに座敷牢から出し、日本のために存分に力を発揮させるべきです。
それを阻んでいるのは、菅グループが筆頭ですが、それにちょうちんをつけている朝日や読売新聞などの大手メディアがいまや大きな日本の障害物になってきています。「安全です」といえば、「安全です」と、大本営の政府発表を繰り返してきたのは、大手メディアでした。そして、最悪の「レベル7」とされました。それでもメディアに反省は見られません。