水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・384」

2014-11-06 17:59:57 | Weblog



カルテ番号 の・7(17)

人の感情は、その時の妙なる何かで別な方向に行く時がある。
同じ人、同じ言葉で、素直に従う時もあれば、へそ曲がりの時がある。
全く逆方向なのだが、どうしてそうなるかというと、妙なる風としかいいようがない。
この時の野上香織がそうだった。
院長に変わらなくていい、と言われると、何としても変えたいと思った。
迷っていた心が決まったのだ。

心が決まると、心は落ち着く。
息が、ふっと楽になった。
力みが消えたのだ。
心が落ち着くと、心が優しく温かくなるのがわかる。
何故、あんなに恐れていたのだろう。
恐れは、男の人ではなく、自分の感情の方にあったのだ。
温かくなった感情で、恐れが萎んでいくのが判る。
まだ、消えたわけではないが、無理せず越えていける自信がある。

「先生、私、今日ここに来た意味が解る気がします。
何で来たのか、実はわからなかったのですよ。
説明は出来ないのですが、解るのです。
こういう瞬間を自覚できるのですねぇ。
とても、不思議、で、す」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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