水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

家族の話・6

2005-03-29 20:05:52 | Weblog

「縦の氣綱(絆)」は親子にのみ創られる。
他のあらゆる関係と別な次元の関係となる。
「共通の通路」を持つという特殊な関係だ。
そしてこの特殊な関係を持たない生物もいない。
特殊は・・・普遍的なものだ。
この世の仕組みはヒネクレている・・・。

どんなに愛し合った男女でも「共通の通路」はない。
共通の根はあるだろうし、共通の思いもある。
「氣」の共鳴や時の同調(シンクロニシティ)もある。
だが常に開かれている「共通の通路」は親子のみ。
これが「親子における特殊な関係」となる。
そして、苦しみや幸せや生き方や肉体を左右する。

歪む事も修正する事も親子関係からならしやすいのだ。
難病や重病からの回復は親子関係がカギを握る事もある。
「共通の通路」で一生お互いに苦しむ事もある。
それは先祖や子孫まで影響することもある。
そして、いつでも今の貴方から修正する事もできるのだ。

「共通の通路」に流れるのは「いのちの氣」
最近の遺伝子解明情報を当てはめてみれば理解しやすい。
しかし今の科学では空間と時間に束縛されている。
「共通の通路」だから離れていても瞬時に影響するのだ。
時が経っていても、瞬時に変わる事もできるのだ。
この点は・・・まだまだ理解されてないなぁ・・・。
(先祖供養の本当の意味はここにあるのに・・・)

兄弟はそれぞれが親との「共通の通路」を持ち、
親がセンターの役目をしてつながっている。
「共通の通路」は親との「縦の直線(氣綱)」だから、
親とあっても兄弟同士の「共通の通路」はない。
しかし共通の親を支点としての通路があるので、
兄弟(姉妹)はかなり特殊な関係といえる。

同じ親でも流れる「いのちの氣」は別だ。
センター部分(親)次第で非常に似る場合もある。
兄弟でも、かなり違う場合もある。
生物(親)は様々な情報(遺伝子・氣)を内臓している。
流れる「いのちの氣」は似ているとは限らない。

ワシと本妻の間には豚児と豚子がいる。
似ているところもあるが、正反対な事も多い。
ワシは5人兄弟だ。
やはり共通の部分と大きく違う部分がある。

家族は「横の氣綱」と「縦の氣綱」の組み合わせ。
同じモノが流れ、同時に違うモノが流れている。
最近の悲惨な家族事件は「氣綱」の揺らぎが大きいと思う。
「家族」という特殊な関係の無理解が事件を引き起こし、
「氣綱」からなら様々な問題も解決できるのに、使わない。

「家族」という特殊な関係が何故あるのか?
それは「生きていく様々な問題」をやわらげる為にある。
意思という条件で結ぶ「横の氣綱」と、
無条件で共通する通路の「縦の氣綱」


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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