共同通信社鹿児島支局長の世良田俊氏が
『鹿児島ブランド雑感』と題して話してくれた。
鹿児島は、三つのS(西郷、桜島、焼酎)を誇りとするが、
西郷さんに会うために鹿児島までわざわざ訪れることはない。
桜島は、一度は行ってみたい火山だが、一度で充分だ。
焼酎は、今や日本全国どこでも飲める。
黎明館はりっぱな博物館だが、自慢話の、自己満足の博物館。
かなり辛口のコメントだが、的を得ている。
鹿児島に住んでいると気づかないが、
県外の人々から見ると、
鹿児島が美しい町であることは
万人が認める。
錦江湾に抱かれた桜島は、他に例をみないほどの絶景だ。
鹿児島には、宝の山がある。
鹿児島ブランドがたくさんある。
しかし、
アピール能力がないために、ほとんどが埋もれてしまっている。
もっと利口にならないと、
2年後に九州縦断新幹線がもたらす効果が、ストロー現象となり、
鹿児島の人々が、熊本や、福岡に吸い込まれてしまう。
これだけ恵まれた鹿児島が生き残れないはずはない。
何が足りないのか?
ソフトウェアだ。
人間教育だ。
発想豊かな人間つくりのための教育だ。
鹿児島には、「人を持って城となす」
と教えられてきた風土があった。
全体が見える鹿児島人、
鹿児島人のグローバライゼーション教育の整備が急を要する。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ランキングに参加しています。クリックをお願いします!
南徹学院長のIBS外語学院はこちら
アメリカにはアメリカの真実があり、
中国には中国の真実があり、
日本には日本の真実があり、
A君にはA君なりの真実があり、
BさんにはBさんなりの真実がある。
真実は一つしかないように見えるが、
どうも真実は一つではなさそうだ。
真実は、方程式の答えのように決まっていると思っていたが、
どうもそうではなさそうだ。
仏教の教えでは、真実とは究極のものと教えている。
究極のものが何であるか?
お釈迦様でも解読できなかった。
英語では:
a fact that is believed by most people to be true
とある。
ほとんどの人々が信じる事実という意味だ。
ほとんどの中に入っていない人々が考えることは
真実ではないということになる。
真実という言葉で苦しんでいる人々が多い。
真実という言葉に囚われているからだ。
もっと自分を解放して欲しい。
真実と思っていた呪縛から解放された時、
もっと素晴らしい真実が見えるような気がする。
真実は永遠に求め続けていくものであり、
求め続けることを喜びにできる哲学だ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ランキングに参加しています。クリックをお願いします!
南徹学院長のIBS外語学院はこちら