KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

ゴミと言う魔物

2008-09-29 17:18:10 | インポート

ゴミを捨てるな!ゴミを分別せよ!ゴミを燃やすな!
ゴミは・・・と、ゴミの話には終わりがない。
ゴミは魔物だ。
捨てても、捨てても、至る所から果てしなく出没する。
さらに、追い討ちをかけるように、
最近では、捨てる所すらなくなってきた。
こんなにゴミ問題で頭を悩ませているのに、
ゴミを造る業界が攻撃されることはほとんどない。
消費者がゴミを、ゴミになるようなもの
(ペットボトル、包装紙、プラスティックの容器、
後から後から造られる商品の新機種等など)
を欲しがるからだ。
つい50から60年昔までは、捨てるものは何もなかった。
ゴミなんて存在しなかったといっても過言ではない。
ゴミのような人間はいたかもしれない。
現在の地球上の、ありとあらゆる問題の根幹は、
諸悪の根源は、全てゴミにある。
果てしなく生産され、果てしなく捨てられていくゴミが
人間の心を醜くしている。
ゴミの生産のために戦争までする愚かさだ。
欲しいものを手にするために、
不必要なものは全てゴミになる。
欲しいものを求め続けていくうちに、
何が本当に欲しいものなのか?欲しくないものなのか?
頭が混乱し、物の価値がわからなくなる。
人間が崩壊していく。
食糧問題にしてもしかりだ。
食べたいものを食べたいだけ作ればすむ問題なのに、
食料の価値に応じて増産したり、減産したりする。
輸出入も同じことだ。
そろそろ、ゴミと言う魔物退治のための
権謀術策を練る必要があるかもしれない。


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五箇条の御誓文

2008-09-25 19:58:56 | インポート

毎年毎年、
日本の最高指導者である総理大臣が
任命・退陣を繰り返していく。
それでも、世界に秀でたる、確固たる地位を存続していける国が
日本である。
不思議な国だ。
1946年に施行された日本国憲法は、
最初に英語で書かれたものであることを知る人は少ない。
アメリカの属国のような形でつくられた憲法ではあったが、
不思議と日本人が日本人の手でつくったような憲法としてできあがった。
当事者のアメリカが、後に憲法改正を要求するほどに
日本人が求める憲法として存続し続けてきた。
明治天皇により発布された五箇条の御誓文の第一箇条に、
「広く会議を興し、万機公論に決すべし」とある。
様々な議論を、平等な立場で、
日本国民として交わす中から真理を見出すのが正義である
という意味だと思う。
そんな意図を解して、
麻生新総理の祖父、吉田茂元総理大臣は、
戦後に施行された日本国憲法は、アメリカの憲法ではなく、
五箇条の御誓文に基づいた、
立派な日本国民のための憲法であると説いている。
坂本竜馬が全身全霊で考え抜いた憲法の基盤が
五箇条の御誓文となり、
現行の日本国憲法となった。
公論を戦わせること、義を論じること、
ディベート、スピーチを学問として学ぶことである。
日本人が苦手とする学問が
憲法の基盤になっていることを自覚する必要がある。
麻生総理大臣に申し上げたい。
「万機公論に決すべし」の意をよく解して、
日本という国の本来の姿を取り戻すようにご尽力頂きたいと!!!


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教える???

2008-09-23 21:14:23 | インポート

教える時に必ず必要な事は、教える人と学ぶ人の存在だ。
教える人は教えたいという気持ちで教え、
学ぶ人は学びたいという気持ちで学ぶ。
ところが最近、教えたくないのに教えようとしたり、
学びたくないのに学んでいる状況を観察する事が多い。
教えるという行動は、
双方の気持ちが相通じたときに初めて活かされるのだが、
教える事の意味も、
学ぶ事の意味もわからないまま、事が運んでいることが多い。
教えるということは、
ただ身に付けた知識を一方的に発信すればよいわけではない。
知識を発信したいと思う情熱と、
学ぶ側に、どうしたら受信してもらえるかを考えなければいけない。
英語教育の世界でよく使われる言葉に、
コミュニケーション能力という知恵がある。
しかし、これは英語だけの知恵ではない。
教育の中でもっとも大切な能力だ。
「教えました!伝えました!」と言っても、
何も相手に伝わっていないのは、この能力が欠如しているからだ。
教えるということの意味が判っていないからだ。
人間、この世に生を受けた瞬間から、
教えたり、教えられたりして生きていく。
でも哀しいことに、教えたり、教えられたりしなくても、
世の中が動いてしまう便利な世の中になった。
便利になり過ぎて、教える事も、学ぶ事も、
何も考えなくても、
事が運んでしまう思考停止の世の中になってしまった。
教えるという事はどういうことなのか?
もう一度考え直してみる必要がある。


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対話拒否カルチャーショック

2008-09-19 14:37:22 | インポート

Dsc06255
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Dsc06264
学院は、様々な国々から訪れた外国の講師陣に恵まれている。
彼らが、真っ先に日本で遭遇するのは、
諸外国では理解できないほどに、
他人とのコミュニケーションを拒否する
日本人の対話拒否とも取れる行動である。
学院内の学院生にとっては、ありえないことだが、
日本国内、一般社会では、
名前を聞いても、場所を聞いても、何を聞いても、
首を横に振るか、黙りこくってしまうか、
無視してしまう行動をする人々が大半だ。
日本語でも、英語でもかまわないから、
わからないならわからない、知らないなら知らない、何でもいい、
言葉に出していって欲しいと、彼らは願っている。
推測でも、憶測でもいい、間違っていても構わない、
とにかく言葉に出して何か発信して欲しいと思っている。
日本人は、言葉に出して語ることを恐れる民族なのか?
そんな風に思われても仕方ないほどに、
質問に答えることを嫌っているように見えるようだ。
こんな対話拒否カルチャーショックに苦しんでいる外国人がたくさんいる。
逆に、英語の勉強のつもりだろうが、
迷惑も何も考えず、ブロークンの英語で、
彼らの気持ちを無視してしゃべりまくる人もいる。
コミュニケーションのモラルを学んでいない
多くの日本人の醜態が暴露するとき、
彼らの、カルチャーショックは日本人軽視の眼差しに変わっていく。
残念だ。


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どうしてこんな世の中に??

2008-09-11 15:07:24 | インポート

お金のためなら何でもOK!!
毒入りの米、
偽物の肉やうなぎ(偽装食品加工をしていない会社はないかもしれない)、
資格試験合格の売り買い、
挙げればきりがないほどに、世の中がお金で動いている。
日本の教育のほとんどが、
お金を手にするための線路の上を
一生懸命勉強し、
資格を手にし、大きな会社に就職し、
高い給料を手にすることを目標にしている。
様々な種類のカードを手にして、
何の抵抗もなくブランド品を買いあさる若者達、
果てしない借金地獄、
ギャンブルのような株の売買(ガソリンの値上げもその一環)・・・
人生の全ての目的がお金を持つことの豊かさにすり替えられている。
人間教育、哲学、生物の世界などなど、
心や自然界の摂理をまともに教えてくれる教育機関は皆無に等しい。
ボランティアの世界だけだ。
利益に直結しないからだ。
おかしなことに、貧しい人々がボランティア活動に専念していることが多いから、
まともな人間はもっと貧しくなる。
お金以外に正義はないのか?
お金と同等の、いやそれ以上に価値あるものを見出さない限り、
その名誉ある価値を目標とする人々が増えない限り、
人間崩壊間違いなしだ。


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