屋久猿は僕の親友

僕の幼い頃からのお友達
それはヤクザルである
屋久島は宮之浦で生まれ
小学校は屋久島の山奥
小杉谷小学校で育った
猿達は今も昔も
愛嬌たっぷりの
ドラエモンに登場するジャイアンようなワルガキだった
猿２万、鹿２万、人２万と言われた島だから
人間が主張する島の権利は３分の１である
猿・鹿・その他諸々の動物達との共存が当たり前
それが島の風景であった
そんな動物たちが
人間のエゴにより翻弄され始めたのは
最近の話である
餌付けされたかと思えば追い払われたり
大切に保護されたかと思えば駆除されたり
災難から災難続きだ
猿の惑星を思い出して欲しい
辛抱の限界に達した猿界のリーダーたちは
人間達への報復を計画しているかもしれない

ヒマワリのような少女たち

先輩に学ぶセミナーということで
僕の母校である
鹿児島県立甲南高等学校１年生の少女たちが
学院を訪れてくれた
ヒマワリのような真夏の笑顔で
元気いっぱいに
たくさんの質問を投げかけてくれた
５年後１０年後
この子らが大人として社会に出た時に
日本はどんな国になっているのだろう
夢や希望に満ち溢れた国になっているだろうか
僕らが真剣に考えていかなければならないのは
やはり教育である
お金でもなく名誉でもなく
生きる力である
この子らの夢を裏切らないために・・・・