KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

元気になる秘訣

2008-03-30 12:55:54 | インポート


熱いのに熱いと思わない瞬間、
寒いのに寒いと思わない瞬間、
苦しいのに苦しいと思わない瞬間、
痛いのに痛いと思わない瞬間、
時を忘れる瞬間、
別れの悲しみを忘れる瞬間、
失恋を忘れる瞬間と、
人には、様々な苦しみをまったく感じない瞬間がある。
この瞬間をいかに自在に操れるか?
人間は、心によって支配されている。
言い換えれば、心の持ちよう一つで、
すべての苦悩から開放されることになる。
心の支配を束縛するものから解放された時、人は元気になる。

織田信長に焼き殺された恵林寺の禅師、
快川和尚の最後の言葉として、
「心頭を滅却すれば火もまた涼し(滅却心頭火自涼)」
という教えがある。
身を焼き焦がす炎も、熱いとか寒いとかを考えなければ
苦しむ程の問題ではないという教えである。
快川和尚が最後に唱えたこの教えは、
禅書として「無門関」とともに有名な
「碧巌録」第43則の「洞山無寒暑」の
朴筍鶴の詩の結尾の二句にある。

元気になる秘訣は、如何に心頭を滅却できるかである。
苦しみや、悩みから自分を解放できる方法は、
如何に心頭を滅却できるかである。


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幸せな人と不幸な人

2008-03-28 10:12:21 | インポート


経済的に豊かな中国の人々の傲慢が、
経済的に貧しいチベットの人々の生き方を
強制的に変えようとしている。

幸せな人と不幸な人の違いは何だろう?
お金を一杯持っているのに不幸せな人もいれば、
お金がないのに幸せな人もいる。
毎日贅沢な食事で満たされているのに不幸せな人もいれば、
質素な食事なのに幸せな人もいる。
結婚して家族がいるのに不幸せな人もいるし、
独身なのに幸せな人もいる。
たくさんの人々に囲まれて、人気者なのに不幸せな人もいれば、
そんなに友達はいないのに幸せな人もいる。
自分の幸せの基準を他人に押し付けてはいけない。
生き方の矛盾が人間を苦しめている混迷の時代だ。

春の山々に桜の花が咲き始めた。
春の風に誘われて、
愛犬ララを散歩させながら、
幸せって何だろうと考えた。


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間違った信頼

2008-03-26 16:40:13 | インポート

日本の国権の中心にいるはずの
福田総裁や町村官房長官が
国会の崩壊だと報道していた。
自分で自分が崩壊だといっているような国が今の日本だ。
政治に限らず、経済、教育と至る所で、信頼が崩壊している。

春は、新卒就職の季節だ。
優れた人材であっても、特に公務員の場合、
新規採用の職員は、大学を卒業していなければ、
給与や身分を冷遇される。
職場に貢献するか否かの判断は、
いまだに、大卒という肩書きの信頼で成り立っている。
愚かなことだ。
大学というのは、自己研鑽のため、自分の能力を磨くため、
哲学構築のための学府であり、
職場の就業能力に正比例するわけではない。
下手な大学の専門よりもコンピュータが教える知識の方が、
実践に携わるプロの世界に、早い時期に入るほうが、
遥かに優れている場合がほとんどだ。
公が、こんな処遇をするために、
どんな大学でもいいから、何をしてもいいから、
とにかく大学には入学し、
卒業しなさいということになる。
無意味だ。

熊本県知事に選任された蒲島郁夫氏は、
高校でも成績は振るわず、日本の大学には合格できなかった。
アメリカに留学を試み、
アメリカで大学を卒業した。
そして、帰国して、東京大学の教授となった。
もし、留学しないで、職に就けば、
高卒の安月給取りとなる。
東京大学の教授はもとより、
熊本県知事に選ばれることもなかったと思う。
彼の能力を評価するのではなく、
学歴で評価するからだ。
間違った評価だ。

医者、弁護士、会計士など、特殊な技術を要する職業の場合は、
職に携わる前にそれ相当の技術を
学ばなければいけないのはよくわかる。
いずれにせよ、公や私に関係なく、学歴に関係なく、
能力のある人材、一生懸命頑張る人材は、
給与や身分が優遇されるのは当たり前だ。
そうすることで、新しい時代の日本が豊かになる。
能力の是非は、実践の舞台で証明、評価するしかない。
間違った評価がまかり通ってはいけない。
発展途上の時代に考えられてきた学歴の在り方は、もう通用しない。
旧態依然だ。間違った信頼だ。

豊かな自分、豊かな故郷を思うなら、
真剣に考えていただきたい。
若者が、本当に学ばなければいけない学問とは何かを。

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勘違い

2008-03-25 14:00:39 | インポート

間違って思い込むことを勘違いという。
日本人社会では日常茶飯事だ。
勘違いで、物凄い迷惑を被ることがある。
勘違いか否かを確かめずに、思い込んでしまうからだ。
人間というのは不思議なもので、
大抵の場合、自分の都合のいいように思い込む。
相手の真意は全く無視されてしまう。
勘違いが広がり、噂話になってしまったら始末に終えない。
軌道修正するためには、
膨大な時間とエネルギーが必要となる。
問題が大事になる前に、勘違いを解消する方法は……
対話だ。
真意か否かを確かめるための対話しかない。
相反する両局面から議論する対話力を磨く必要がある。
話すことを恐れてはいけない。
でも、同時に話す必要のないこと、
沈黙の美徳もある。
何れにせよ、コミュニケーションの技術を高めるしかない。
表現力、表現力と、ブログに何回も登場させて、
しつこいようだが、やはり、表現力を磨くしかない。




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認められてナンボの人生

2008-03-24 20:28:33 | インポート

最近勘違いしている若者が多い。
誰にも認められなくていいから、
自分のやり方、考え方を変えないで生きていけると
思い込んでいる若者だ。
独裁者でも、従える民に
自分の考えを理解してもらうために苦労する。
自分のやり方、考え方を変えないで生きていきたければ、
周りに人間の住んでいない山奥か、無人島に行くしかない。
民主主義の世の中で生き抜くためには、
社会に、他人に認められて生きるしかない。
他人に認められる自分を創るしかない。
ワガママが許されるのは、親元にいるときだけか、
努力しなくても、衣食住を心配しなくても、
何かしら生きていける救いの環境があるときだけだ。
でも、そんな環境は、いつまでも続かない。
人が生き残っていくには、
周囲に認めてもらえるほどの力を身に付けるか、
ただ言われるとおりに従って生きていくしかない。

周囲に認められるほどの力とは何か?
よくよく考えて欲しい。
世の中は、思っているほど甘くはない。



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