日本列島の最南端に
ホテル佐多岬という簡素なホテルがある
素晴らしい景観と
大自然の恵は
非の打ち所が無いほどに美しい
ホテルのフロントには東シナ海の広大な海原が広がる
なのになぜ??
ゲストが殆どいない??
ちょっと寂しい
そんなホテルに
iBSのジャニーズが
活性の命をと
日本全国からたくさんのゲストを呼び込もうと
いや世界中にホテル佐多岬に「一度はおいで」と
単身で
いや単2で乗り込んだ
6月の14日(土)~15日(日)は
学院総出で英語合宿も企画している
参加者は大歓迎だ
この二人のiBSジャニーズが
このホテルにどんな素敵な風を吹かすのか
興味津々
ワクワクドキドキの
従業員活性化のための講話をやってきた
長い時間の講話とデスカッションを終え
鹿児島への帰路の途中で
笑顔で送ってくれた総支配人と
2人の学院卒業生が
遠く対岸の薩摩半島の
開聞の頂で
夕日と共に輝いているように思えた
個性豊かな異なった面々が「同じ釜の飯を喰う」と
そこから美しい和が生まれる
学院第40期生の合宿が霧島のふれあいセンターで開催された
センターの先生方の暖かいおもてなしに触れながら
寝起きを供にし
同じ釜の飯を喰らい
学び笑い
学問に燃えた
大自然の中での学習では
森の精までもが仲間入りしてくれた
学ぶ時は学び
遊ぶ時は遊ぶ
全てに徹底するときに
知恵の収穫が倍増する
そしてやがて
学問が生活の一部となり
遊ぶように学び
学ぶように遊ぶようになる
生きることは学問の追求だ
自分を知り
他人を知り
対話を通じて人を知り
大自然に生かされている自分が見えてくる
入学からまだ三週間
学院生一人ひとりが
ますますもって
輝き始め
研修の最後の夜は心の花火に火がついた
怨親平等とは
敵味方どんなに憎しみ合って戦ったとしても
戦後には敵味方全ての冥福を祈るという神道の文化だ
武道のバイブルとも言える『葉隠』の中には
「慈悲の眼に憎しと思ふものあらじ
とがある者をなおもあはれめ」と教えている
許しの奇跡がどんなに美しい徳目なのかを
具現化してきた日本文化のメッセージだ
「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」と唱えて
果てしなく憎しみを忘れない文化を持つ国や
恨(ハン)文化と称して
1000年もの怨念として恨み続ける文化を持つ
可哀想な民に伝えたい
この地球上から戦争を亡くしたければ
怨親平等の教え
儒教が教える中庸の道徳
思いやりの文化を学んで
憎しみを愛に変える奇跡を
学んで欲しい
こんな崇高な日本文化を
世界に発信するのが僕の仕事だ