KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

天と地の接点

2018-07-20 00:00:00 | 日記


神話の研究に行き詰まった時は
神話の故郷を訪ねてみるのが一番だ
思い立ったら吉日で
天岩戸まで走ってみた
天照大神がお隠れになられた洞窟だ
洞窟の前の広場には天の安河が流れていた
妖艶なアメノウズメの舞と
神々の祭りが
天照大神の好奇心を導きだし
暗黒の世界を光の国へ引き戻した
オモイカネやタジカラノミコトなどの神々の知恵の形だ
祭りにはそんな力がある
国見の丘から見下ろす時
天の浮橋とはこんな感じだったのかと
遠い遠い昔の
何かが体の中を吹き抜けていった
日本は
やはり
神話の国であった
ここは天と地の接点であった




ロシアから勲章

2018-07-17 17:00:00 | 日記


ニコライ二世と島津忠義公との友愛のご縁で
栄誉ある勲章を頂いた
ニコライ二世の巡礼に参加したということの答礼である
駐日ロシア連邦大使館の
セルゲーフ・ミハイル総領事からの拝受である
元デンマーク大使で平成天皇陛下元式部官長もご列席であった
こうした特別な式典では
必ずと言っていいほど
見えないところで
縁の下の力持ちとして支えてくださる方々がいる
僕はそんな人々が大好きだ
ロシア側だとオレグさん
東京だと亀沢さん
鹿児島だと宮村さんだ
この企画は薩露友好協会として始まったのだから
一番の功労者は宮村さんかもしれない
歴史の中の著名な人々は
本当は主人公ではないかもしれない










鹿児島に必要な学問

2018-07-14 00:00:00 | 日記



観光立県鹿児島と謳ってはいるが
ハード面だけを力説しているように見える
ソフトが欠如している
僕はハワイの大学で学んでいたが
ハワイにとって最も大切な学問は
観光学(Tourism)であった
肝心要の鹿児島大学にすら観光学は存在しない
おもてなし(Hospitality)を日本人の常識と思ってはいけない
英語を学べば良いという話でもない
観光学とは
まさに人間力・日本人力育成のための教育だ
観光に携わるには
それ相当の勉強が必要となる
今回は
城山ホテル鹿児島(旧城山観光ホテル)の従業員の皆さんに
観光学の柱となる対話学を学んで頂いた
近い将来
鹿児島は多くの外国人であふれる町となる
日本の美しさ
鹿児島の美しさを
伝えられる力が急務だ
さもなくば
日本人自身が消えていく
観光学というソフトを学ぶか否かで
鹿児島の死活が決まるというのは言いすぎだろうか?




人間の原点

2018-07-12 00:00:00 | 日記


人間が人間に蘇るには
自然の中で
文明のインフラから開放されて
不便の中で生きる体験をする事だ
風の囁き
波の歌声
太陽の光線銃
青空から降り落ちる涙
草木の呟き
バッタや蝶の舞
闊歩するクモやカマキリ
大自然はDisneylandの比ではない
人間の原点が見えてくる
生きるという意味が見えてくる
南薩摩の果の坊津の海に
キャンプを張り初めて
40年近くの歴史が流れる
真夏のキャンプ
真冬のキャンプ
ありとあらゆる季節のキャンプ体験を企画した
慣れない自然に生身を晒すとは如何なることか
学院44期生諸君は
何を感じたのだろう???
石堂さん、スイカありがとうございました🍉








西オーストラリアからの賓客

2018-06-18 00:00:00 | 日記



西オーストラリア州政府観光局日本局長の吉澤英樹氏
オーストラリア総領事館商務官の松本文仁氏
のお二人が学院を訪問された
学院生の海外研修は短期留学として
西オーストラリアの州都パースだ
鹿児島市とパース市は姉妹都市盟約締結から
もうすぐ45年になる
僕はこの歴史の流れを40年近く眺め体感してきた
パース訪問は50回を超える
パースの街は限りなく透明で美しく素晴らしい理想郷だ
お二人のお話に
学院生は眼をキラキラと輝かせていた
ビバ♪パースである