「学び台湾」for 甲南

母校鹿児島県立甲南高等学校の学生数名が
２１世紀薩摩スチューデントと銘打って
台湾に海外研修に旅立つ



台湾と日本の縁と絆は
兄弟姉妹
親子のように
切っても切れない家族的繋がりがある
母も台湾二高女・女子師範の卒業生だ
東北の大地震の時も
真っ先に駆けつけてくれた
信じられない程の義援金を手に駆けつけてくれた
大粒の涙を零しながら
遺体に頬ずりして抱きかかえて運んでいる
台湾の救助隊の感動の優しさ
こんな台湾の若者達と日本の若者達が心の交流をはかり
豊かなアジアの貢献に
人類の貢献に努めるという
熱き思いに賛同して
甲南高校に出向いて
異文化コミュニケーション技法の講話をさせて頂いた
懐かしい校舎の面影が
歴史の流れの早さを物語っていた
薩摩スチューデントとして選抜された１５名の英傑の面々は
僕の講話を一言も見逃さないようにと
キラキラと輝く瞳で
一心に耳を傾けてくれた
誇るべき後輩諸君だ

人は何のために学ぶのか？

世の中の不条理を眺めながら考えた
なかなか自分が見えない
自己中のエゴイストだ
妬みや欲望が渦巻いている
人間には愛のムチが必要だ
人間力アップのための愛のムチだ
偏差値アップだけに没頭していると
手の付けられないターミネーターになる
日本人は
遠い昔から道の民族だと教えられてきた
匠（たくみ）と言われる専門家は
愛のムチによって
長い長い答えの見えない道を歩かされ
耐えに耐えて自分を完成させてきた
宗教でさえ
神道という道だ
人は何のために学ぶのか？
多くの異なった人々を受け入れられるようになるため
より多くの人々に必要とされるようになるために学んでいる
自分のためにとは
結局は誰か自分を必要とする人のために
必要とされるために
学んでいるのかもしれない

長澤鼎（ながさわかなえ）の縁

アメリカに留学した幕末の英雄
１９名の薩摩留学生の中の一人
最年少１３才で先ずはイギリスに留学し
後に帰国することなく
渡米してワイン王と呼ばれるようになった
長澤鼎の縁で
アメリカはサンタローザから１５名の交換留学生が学院を訪れた
学院で3回に渡り日本文化の研修
比較文化意見交換





日本語での手紙の書き方などを講習する
日本での面白い発見として
次のような紹介があった
１．ゴミ箱がないのにゴミが全くない
２．スーパーの生鮮食料品が細かくパッケージに分けられて売られている
３．お金や貴重品などの落とし物が帰ってくる
４．シャワーを腰掛けて浴びる
５．トイレの水洗タンクの上から水が出てくる
６．マッチ箱のようなミニアチュアのようなお家に住んでいると聞いたけど
　　結構大きな家にすんでいる
７．交通の流れがスムーズに規則正しく動いていく
８．タクシーの座席ドアが自動で開く
９．飲料水が食べ物以上に高い
１０．飲み物の容器がかなり小さい
１１．車にテレビがある
１２．料理の種類がびっくりするくらい多い
１３．運転席が左右逆だ
１４．Tシャツの英語の言葉がめちゃくちゃだ
１５．公共の場が驚くほどに綺麗に掃除されている
等など若いアメリカの学生の目は
日本を素直に分析していた

４１期生アミュに咲く

台風１２号は神風のように逸れていった
アミュのステージには４１期生の文化の花が満開に咲いた
一人だけの舞台ではない
ご両親
祖父母
恋人や友人たち
卒業生達のボランティアワーク
時間を割いて見に来てくださった観客の皆さん
たくさんの愛と思いやりが
アミュ広場に爽やかな初夏の風となった
本当によく頑張った！！
最高だったよ！！
英語でスピーチするなんて凄いね！！
日本語でも知らなかった発見があったよ！！
様々な感動の声が応援歌になった
＼(^o^)／万歳４１期生

４１期生の夏～Japanese Cultural Presentation on Stage at Kagoshima Cyuou Station （Amyu）

恒例の美しい日本の文化を世界に発信する日がやってくる
舞台は鹿児島中央駅のアミュ広場
期日は７月２６日（日曜日）午後１２時半開演
総勢１６名の舞台だ

１．竹之内実子（バナナを最初に食べたのはあの信長）


２．川池優大（台湾の歴史から学ぶ日本精神）


３．徳田悠夏（武士道とかくれんぼ）


４．坂上聖夜（トイレは発明の源）


５．福増航大（言葉の技 ）


６．坂元麻弥（着物から教わる礼の心）


７．橋野仁（吉田松陰から見た現代の教育）


８．佐藤温詩（きれいごと大好き日本人）


９．西小野美沙（日本が誇る癒やし）


１０．柳田直樹（tea and coffeeの苦味ものがたり）


１１．岡島基康（ものづくりの心とは）


１２．藤本凌雅（現代を生きる侍　秋田犬）


１３．西元愛佳（日本神話の謎）


１４．大森優華（目に見えないものってな～んだ）


１５．瀬戸口陽（侍と死）


１６．福島壮大（Power up your life!!）


英語なんて大嫌いと言っていた学生たちが
英語で語る日本の文化
日本の素晴らしさを
心に眠る美しい日本人の心を
世界が知らない日本の真実を
そんな祈りを込めて
真剣に一生懸命に発信する
市民県民
日本国民のみなさん！！
この若い大和魂を応援して頂きたい
台風がやってくるかもしれない２６日
４１期生の気力で台風の魔力を吹き飛ばして
晴れの舞台の真夏の輝きにエールの祈りを・・・