KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

海は広いな♪大きいな♪

2005-08-31 15:12:08 | インポート
_316海は僕の恋人である。様々な困難に疲れ果てたとき、心の安穏を求める時、何も言わずに大きな愛で包んでくれる。海ほどに偉大な愛と優しさを感じたことがない。静寂の海、限りなく透明なブルー、妖精のような白い波、黄金に沈む夕日、鏡のような水面に映る月の顔、早朝の清涼な波風、海は生きている。遠い、遠い昔、山幸彦の妻となった海神の娘の豊玉姫のお家は、深い深い海の底にある竜宮城である。豊玉姫は、日本建国の祖、神武天皇のおばあちゃんだ。人の命は海から誕生した。生命の全てが、人類の全てが、青い水しぶきの中に生きている。僕は海に行くのではない。海に帰るのである。




ディランとジェニーの結婚式

2005-08-31 14:53:04 | インポート
学院卒業生の二人が結婚しました。結婚式の挨拶で、次のような挨拶をさせてもらいました。
とても素敵なお二人を祝福して、ブログに掲載します。
・・・・ディラン、ジェニー結婚おめでとう。お二人が学院に在籍してましたころ、信吾君をディラン、久美子さんをジェニーと呼んでおりましたので、そう申し上げたのですが、御来席の皆さんは、一瞬、お二人はハワイで挙式をあげられたので、英語の名前がついたのかと思われたかもしれません。私の学院では、入学時点から、同じ出発点に立ち、学院生同士が互いに協力し合い学んでいきましょうということで、英語で、いわゆる、Middle Name 、信吾 ディラン 山方、 そして 久美子 ジェニー 中村という具合に、Nick Nameを決めることになっています。そういうわけで、僕にとっては、お二人とも永遠にディランとジェニーです。改めまして、ご両家のみなさん、ご親族のみなさん、心よりお祝い申し上げます。
おめでとうございます。ディランは、まじめで一生懸命、信念を全うできるほどの確固たる哲学を持った青年です。放課後、みんなが帰った後も、いつも残って勉強していたのを思い出します。卒業式の謝恩会では、みんなのまとめ役として実行委員長をしてくれました。僕は、ディランのお父さんの山方君とは高校時代の友人で、高校三年の時は、3年1組という同じ組でしたが、彼のリーダー的役割を担っていた姿はディランにそっくりで、山方君の再来のようでした。ジェニーはとても優しい、人間味あふれる女性です。最近は子供の気持ちが理解できない母親が増え、様々な理解を超えた犯罪がいたるところで見受けられますが、もし日本の女性がジェニーのような女性ばかりだったら、日本のお母さんは世界の母親のモデルになるのにと思うような人です。リーダー的資質を持ったディラン、そして優しい情の人ジェニー、とってもお似合いのカップルです。お父さん、お母さん、そう思いませんか。ディランはIBS外語学院22期の卒業生で、ジェニーは26期の卒業生です。今日はたくさんの学院卒業生の友人の皆さんが出席されています。とても懐かしい面々です。お二人の友を思う愛の力が皆さんをこの場所に引き寄せたんですね。
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ある偉いお坊さんが亡くなられる時に、墓標に三つの言葉を書いてくれと遺言されたのだそうです。その言葉とは、一つは、『生まれた』、二つ目は、『愛した』、三つ目は、『死んだ』であったそうです。人生の全ては、愛に始まり愛に終わると言う教えであると思います。つまり、『愛を如何に生きたかにより、その人の一生を通しての幸、不幸が決まる。だから、愛されたいと願う以上に相手を愛し、思いやる。それが幸せに生きる秘訣ですよ。』と伝えたかったのだと思います。ですから何時どんなときでも、互いに信じ合い、助け合い、愛し合って欲しいと思うのです。
ディランにとっては、ジェニーの全てが、ジェニーにとっては、ディランの全てが美しく輝いて見える、結婚のその日だけではなくて、いつもそう思える心を胸に抱き続けながら様々な形の愛をお二人の力で創り上げて欲しいと思います。同時に、お二人を支えてくれる多くの人々の愛によっても二人は生かされているのだと、感謝の気持ちを忘れないことも大切です。
愛を、育み育てお互いにしっかりと支え合って立っている姿、これが『人』と言う文字の意味ではないかと思います。お互いがその愛を支え合う心を失った時『人』と言う文字が人と言う文字では無くなります。お二人が織りなす『人』と言う愛の文字が深い理解と固い信頼の鍵でしっかりとつながり、幸せいっぱいの人生を享受できますよう、心から祝福いたします。・・・・・・



学院生がダイヤモンドになった日

2005-08-31 10:17:30 | インポート
僕は学院生が大好きだ。みんな大好きだ。いつも美しく輝いていてもらいたい。宝石の中で一番美しいといわれているのはダイヤモンド。8月26日の金曜日、第31期学院生がみんなダイヤモンドになった。感動の涙でキラキラ光るダイヤモンドになった。アミュの広場の大ステージが狭く見えた。生徒の一人ひとりがアートを描くように英語で日本を優雅に発信した。誰一人として脱落者はいない。言葉のデザインの美しさに道行く人々が思わず足を止めた。万歳!31期生!新しい日本は、喜びや苦しみを乗り越えて、大いなる先祖の血の汗と心の文化の積み重ねから創られていく。歴史や文化、そして美しい日本は、我々、日本民族の永遠の財産である。

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卒業生燃える

2005-08-19 21:20:05 | インポート
_293鹿児島市が物心両面共に豊かな町になるようにと、学院卒業生が中心となり、若者市政塾を立ち上げた。その第1回目の企画として、鹿児島市市長森博幸氏との「市民とのふれあいトーク」が開催された。若者は長老が考えるほど愚かではない。いや、斬新に卓越しているかもしれない。若者が燃えない市町村は朽ちていくのみだ。若者を追い出してはいけない。世代間のギャップを越えて、老いも若きも互いに支えあいながら、認め合いながら、新しい時代を生き抜く術を見出さなくてはならない。若者市政塾の面々にエールを送りたい。5~10年後には、市議会議員、県議会議員、いや国会議員として活躍する人物が登場することを期待する。




お盆

2005-08-10 19:09:02 | インポート
人は誰でも、フッと思い出す懐かしい人がいる。疲れ果ててぼんやりとしていると、心から自分のことを思ってくれた優しかった人を思い出す。心の古里に思い出の人が生きている。亡くなった人も、別れた人も、遠くに行って逢えない人も、行方が知れない人も、みんなみんな思い出の人々だ。自分の力だけで生きていると思っている人がいたら、それはうぬぼれだ。おごりだ。人は人によって人となる。人間の愛は善悪では語れない。人の思いは海の底よりも、もっともっと深い。毎日に疲れたとき、そんなことをフッ考えるひと時、それがお盆という特別な日なのかもしれない。